東海地震に対する意識を高めるブログ

東海地震への防災・減災意識を高めるため東海・東南海・神奈川周辺で発生したM3以上の有感地震を眺めるシンプルなブログです。

今月のまとめ - [定例] 判定会からの発表など

2011年07月26日 | 今月のまとめ
                 


昨日7月25日(月)、気象庁の地震防災対策強化地域判定会(いわゆる判定会)から
「東海地震に関連する調査情報(定例)」(青レベル定例 - 表の下段)の発表がありました。

これは、毎月発表される定例のもので、
私たちは特別な防災対応をする必要がなく、日頃の備えをしておけば十分というレベルの発表です。

その主な内容を以下引用しておきます。

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【概要】

 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。 

【本文】

 最近の東海地域とその周辺の地震・地殻活動

 現在のところ、東海地震に直ちに結びつくような変化は観測されていません。

1.地震活動の状況
 静岡県中西部の地殻内では、全体的にみて、2005年中頃からやや活発な状態が続いています。
 浜名湖周辺のフィリピン海プレート内では、引き続き地震の発生頻度のやや少ない状態が続いています。
 その他の領域では概ね平常レベルです。

2.地殻変動の状況
 全般的に注目すべき特別な変化は観測されていません。
 GPS観測及び水準測量の結果では、御前崎の長期的な沈降傾向は継続しています。更に、傾斜計、ひずみ計等の観測結果を含めて総合的に判断すると、東海地震の想定震源域及びその周辺におけるフィリピン海プレートと陸のプレートとの固着状況の特段の変化を示すようなデータは、現在のところ得られていません。
 なお、GPS観測の結果によると、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による余効変動が東海地域においてもみられています。

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この発表の全文や詳細な調査内容をご覧になりたい方は、
気象庁HP 平成23年7月25日判定会(定例)「地震防災対策強化地域判定会会長会見」 のページ
およびそのページにあるPDF文書をご参照ください。




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