カタールde語る

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トリハダ

2007-04-02 05:04:28 | Weblog
4月1日 


今日は記事を書く予定ではなかったけど、緊急報告。
本日トリハダの立つような体験をしてしまいました。


夕方6時過ぎ。
エクササイズから帰る途中の出来事。
交通量が多くなってきた時間帯。
アタシは歌声だけは世界一愛しているマイケル・ジャクソン様をBGMに、ボケっと信号待ちをしていた。
3車線道路で真ん中。アタシの前には小型のバスが停まっている。
アタシの左隣がちょっと進んだし、後ろから来る車もいないから、移動しようかと、ヨっとハンドルを切ろうとしたが、アタシの後ろに停まってた車に先を越された。
「ちっ。やられたぜ。」
と思いつつ、ハンドルを戻し、元の位置でそのまま待つことにした。

それから15秒も経っただろうか?
びゆぅーん、と右の視界にすごい勢いで車が通ったのを捕らえた。

人間の脳とは、スゴイ。
3秒くらい、イヤ、もっと短い時間だったであろう。
しかし、アタシにはストップモーションのように長い時間に感じられ、
様々な事が思い浮かんだ。

こんな感じ。

「な、なに今の???」
「えっ、やけに早くね?隣の車」
「大丈夫かよー、ぶつかっちゃうよ。あれじゃあ」
「絶対ブレーキ間に合わないって」
「ほーら、言わんこっちゃない!!」

横目に車を捕らえてから、このくらいの事を考えたのは間違いない。
口に出したら結構な秒数だ。

で、お察しの通り。
ぶつかったんである。見事に。
どこーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!、と。

耳に残ってるのは急ブレーキの音とぶつかった音。
視界にはタイヤから煙があがって前がペチャンコになったフィアット。

これ、真横で起こった事故です。

更に恐ろしい事に、このフィアット、多分直前までアタシと同じ真ん中の車線を走っていたんだと思う。
ブレーキを踏んでも明らかに間に合わないと悟ったフィアットの運転手はちょっと出ているアタシを避け、せめてもうちょっとブレーキポイントが稼げそうな隣の車線に移動したのだ。
アタシの車を寸でで避けて。
明らかに避けた感じがわかるんだよ、真横をスっと横切った様子で。
少なくともずっと端の車線は走っていない。
いきなり視界に現れたんだから。
解ります?そんな感覚。

こんな感じ。↓



恐ろしくヘタな絵をだいぶ拡大サイズでお届けしてしまう事をお詫び申し上げます。
この絵で解っていただけるであろうか?
もちろんぶつけられたセダン(結構ボロだったが、載っていたのは欧米人だった)
はその前に停まってたタクシーに激突。
なんでかアタシの前に停まっていた小型バスもハザードを出して停まってしまった。

アタシはと言えば
「しぇーーーーーーーーっ、しぇーーーーーーーーーっ!!」
と、八つ墓村に出てくるババァにように半分腰砕けになりつつ、
しかしこのまま事故渋滞に巻き込まれてなるものかと
速やかにバスを避け、信号が変わったその交差点を後にしたわけである。
結構正気。

マジでトリハダが立ちました。
家に着くまで思い出しては
「おおーーーっ、こうぇ~っ!!」
と大きな独り言を言って帰りました。

そんな出来事。
エイプリルフールだからと言って嘘書いたわけではないですよん。
常にノンフィクションでお届けしております。

では。