年忘れジョギング

１２月３０日　

陽は暖かく、風は冷たい。
絶好のジョギング日和という訳で、週１度のジョギングに出かけた。

ここドーハには、ジョギングするならココしかないだろう！と言えてしまう位、ジョギングに最適な場所がある。



海沿いに作られたサイドウォークだ。延々１０キロくらいはあるんじゃなかろうか。
ここに車で行って、この海沿いの道を往復ジョギングして帰ってくるのだ～。
まさか１０キロ往復なんて暴挙はしない。
そんな事したら帰りは自分の車じゃない車で（病院という名の）違う所に帰る事になってしまうであろう。
前回も今回もサイドウォークの端から３．５キロ地点から走り始めて、端まで行き、折り返してくるので往復７キロくらいだろうか。
その内２キロは歩いている。だって、ツラいもん。

更にツラいのは、スタート地点から折り返し地点が延々遠くに見えるんである。
それがコレ↓


スタート地点から折り返し地点を撮ったものですが、写真右端にある三角のような建物解ります？それシェラトンホテルなんですが、そのちょい手前が折り返し地点なんでやんす。
ここの地形が湾のようになってるので、まさに対岸に見えるんですわな。
走ってみるとたかだか３．５キロなのだが、コレ見るといきなり疲れちゃうんである。
ま、そんな事言っても「アンタ走りにきたんだろうが」と言われるのがオチなので仕方が無く走り始める。

散歩してる人、ウォーキングする人、走る人、結構いる。
前にも書いたと思うが、こうして昼のうちに外を歩く（走る）なんて今この一応冬と言われる時期しかないので、皆ここぞとばかりに出てくるのであろう。
横の芝生でランチしてる家族もいる。もちろんカターリーだが。
食ってばっかいないで運動しろよ、と言いたいが、それはちょっと前の自分なのでここはグッとこらえて走り続ける。

行きはなんとか早く折り返し地点に着きたいと頑張る。
話しながら行けるほどまだ余裕もある。が。
問題は帰りだ。
行きと反対に帰り道もよーく確認できるので、「マジかーーーーーーーっ？！」ってなもんである。当然足取りも重くなる。終始無言。
相方が話しかけてきても「うん」「へえ」「そう」「はぁ～っ」
ゼイゼイしちゃうくらいカラダがツライわけではないのだが、（ペースも遅いし）視界がツライんだなぁ。
とてもキレイに掃除されていて気持ちがいい、海もキレイ、天気も最高。なんだけどねぇ・・・・・。
ようやく会話になるのはラスト１キロくらいからだ。
最後はスキップできちゃうくらい余裕があるってもんだ。不思議だねぇ。

多分２月一杯くらいまでしかこのジョギングも楽しめないであろうから、なんとか週１ペースを保ちたいのだが、どのくらい続ければこの「げんなり感」はなくなるのであろうか。
あまりにツライので、気が付いたら折り返し地点から１キロくらい手前まで車で行っちゃいそうなくらい、この景色はアタシにプレッシャーを与えてくるのである。



スタート地点から反対側の景色。
こっちに行くのも勇気が要るんである。

やっぱ世界のケンタでしょう

１２月２９日　

そろそろ仕事納めでしょうか。
明日か？ともかくいよいよ正月気分盛り上がってきてるところなんでしょうねぇ。
みなさん、アタシの分まで年末年始を楽しんでください。

というわけで、今日の記事も年末とはまーったく関係ない内容でいきたいと思います。
ケンタ、食べました。
アラビックな味だったらヤダなー、と思ってなかなか手が出なかったんですが、思い切って買ってみました。だって、チキンX２、ポテト、パンで９QRだったんだもん。約２７０円。安いっ。日本も見習えっ。
これなら失敗してもいいかー、と思える金額だ。

日本と同じでオリジナルとスパイシーの２種類。
とりあえずオリジナルで様子見。
またもやアバヤのオンナに横入りされそうだったが、店員が無視してくれたおかげで無事に買えた。とにかく列に並べと言いたい。ばかめ。
で、早速食す。
・・・・同じだ。日本と同じだ・・・・。
さすが、世界のケンタ！中近東でも味は譲りませんでした。エライ！！
でもタイで食べた時はなんか味がちがったんだけどなぁ。
まぁなんにせよ、あのナツメグがバッチリ効いたアラビックチキンを食べるハメにならなくて良かった。
しかし、一緒に入ってるパン。これハンバーガーに使うパンじゃない？
切らないでそのまま入れてあるだろう。明らかに。
この辺のいい加減さがカタールって感じなんだよなぁ。
ここまでは教育できなかったんだろうか。残念！



この国、ファーストフードチェーンは結構ある。
マック、バーガーキング、ピザハット、他にもピザ屋あったな。
デイリークィーン、３１アイスクリーム、スタバ（これはかなりある）シナボン（かなり甘党カターリーに人気）有名どころはこれくらいか？
だもんで、アラビックに飽きたらジャンクを食べまくってお口直しも可能なのである。
ま、何食べても太るようにできてるんですけどね、この国。
はぁ～あ。

懐かしのマイフェイバリットテープ

１２月２８日　

急に風が冷たくなった。
今までは「涼しい」風だったのが、「冷たい」風に変わった。
２０度前半くらいになったようだが、日差しは暑い。
今日も日焼けしてしまった。なーんか変な感じだが、ようやくカタールも冬到来か？

ここ最近、思い出せば買い物した先でカレンダーを探しているのだが、ない。
はがき・カードなど売っているファンシーショップにも無いし、スーパーの文具売り場にも無い。
一体どこに行けば売っているのだろうか？
みんなどうしているのだろう？
ブログ書くにも、予定を書くにもワタシにはカレンダーは必須アイテムなのだが・・・。
年が明けてから一斉に売り出すのだろうか？日本じゃとっくに売ってると思うが、世界では年明けから売り出すものなのだろうか？謎は深まるばかり、というか不便で困っている。
仕方がないので、手書きでカレンダーを作って年明けの予定はそこに書き込んでいる。ビンボー家の人みたいだ。

ところで今日ワタシは昭和の香り漂う究極の作業、CDをカセットに録音するという地道な事をしていた。
いやー、学生時代に戻ったようでしたわ。
家にデッキが無かったので、友達からこっちで売ってるCD＆カセットデッキを借りた。
編集機能などもちろん無いので、ポーズボタンを押してRECボタンをONし、CD再生していいタイミングでポーズボタンを離すという、うーん、ある世代以降の若者には決して解ってもらえないであろう、ある意味ワザを要する作業を黙々とやっていたのだ。
どこまで機能が充実しているか全くわからなかったので、録音している間、ジィ～っとデッキの前で聞いてました・・・・。ボリュームも動かしたらヤバイかな・・・とか思いながら。（昔のデッキって、途中でボリューム動かすと録音されてる音量も変わったりしませんでした？？？ウチのだけ？？？）
今はこちらで買ったワケのわからない昔の音楽の入ったカセットに録音し直してるのだが、この前スーパーで空テープの値段見たら６０円くらいで売っていた。
大量購入して年末年始は録音作業に全精力を費やそうかと思っている。
懐かしの「マイフェイバリットスペシャルテープ」でも作ってみようか。
と、思うとなかなか楽しくなってきた。
いかに音楽の切れ目がわからないようにスムーズに録音できるか。
デッキにカウンターが付いてないので、キレイに最後まで曲を入れきるような選曲ができないのがくやしいが、今までの経験を駆使して究極の１本を作るべく、力を注ぎたいと思う。
くだらな・・・という皆の心の声を確実に感じるが、ささやかな自己満足の世界にドップリ浸って更に年末年始を忘れるのだ！

今ではパソコンでカンタンに出来る作業なんですけどねぇ・・・。
しかし、このテープ作り、結構羨ましいと思ってる人いるんじゃないだろうか？
いないか。



これがアタシの年末年始の相棒さ。
「SUBMARINE」と書いてあるが意味は深くは考えないのだ。

アバヤに気をつけろっ！

１２月２６日　＆強風

昨日今日明日と「義経総集編スペシャル」が何より楽しみ。
今まで全く見てなかったのに。
３日で全て解ってしまうって、スゴイよなぁ。
やっぱり渡哲也様はカッコよかったっす。「松～竹梅っ。」って感じ。
あ、タッキーもなかなか。はい。中尾彬の出陣ヘアのウェーブも可愛かった。
日本では連続放送らしいですね。番組終わりに「このあと続けて７：３０より第３部」と書いてありました。あ～、続きが見たい。明日まで辛抱。

タイトルから逸れましたが、今日はやっと撮る事ができた写真を紹介したい。



コレですっ！「アバヤ横断注意」標識！！
「ラクダ注意」と並んで絶対日本では見ることが出来ない標識の一つでしょう。
いやぁ～、撮るのに苦労しました～。
なんてたって運転しながら常にシャッターチャンスを狙っていたわけで。
いっつもこのポイントで止まれずに、「ああ～、また今日もダメだった・・・」と毎回悔しい思いをしてたのです。
しかし、この標識、信号のスグ近くにあるんだよなぁ。
信号無視して渡るアバヤがいるからご注意！って意味なんだろうか。
アバヤのオンナは「信号は青になってから渡る」という世界の常識も知らないんだろうか？
底なしの荒くれぶりだ。
それともドライバーが赤で止まるって事を知らないのか？
それは結構有得るかも。

こういった道に限らず、アバヤオンナの暴君ぶりはスゴイものがある。
前にもとうとうと書いたが、まず順番を守らない。
タクシーなんかまず並ばない。長蛇の列ができていても平気でタクシーの前にしゃしゃり出て乗り込もうとする。
レジでもそう。フラ～っと前に入ってくる。
そして動作全てが遅い。財布出すのも、出してからお金払うのも、おつり貰ってしまうのも、みんな、みんな、みーんな遅い。
後ろに並んでると思わず、イーーーーーーッとなってしまう。
その上買ったモノを店員が入れてくれるのを待ってるもんだから、更に時間が掛かる。
しかもヤツラ、ムチャクチャ買いよる。
「これから冬眠ですか？」と聞きたくなるくらいだ。
そんな量をレジの店員が入れるのを待ってるくらいだから当然後がものすごく詰まる。しかし、お構いなし。見てるだけ～♪ってなもんだ。
たまにダンナが手伝っているが、そのダンナにアホガキがまとわりついて邪魔しているのを見ると、空手チョップの一発でもお見舞いして気絶した所を買い物カゴに突っ込んでスロープの上から蹴り落としてやりたい衝動に駆られる。
家族揃ってイラつかせ番長だ。
これまたデブばっかなので、歩くのも遅いんだ。
とにかくヤツラが居ると、レジに並んでからどくまでどエライ時間がかかるのだ。

そして運転。これもスゴイ。
無理な割り込み、道端の急停車、「お前、何がしたいねんっ！！」と何度毒づいたことか。クルクルパーもやってやったけどね。

それでもこの国に限らずアラビア諸国全体そうなのかも知れないが、アバヤのオンナは優遇されている。みんな何か知らんが優先してあげてるようなのだ。
基本的にイスラムでは女性は敬うものとして大切に扱われているが、その上カターリーに逆らったらこの国で働けないとか、そういった事もあると思う。
それがヤツラの暴君ぶりを更に加速する原因になってることは間違いない。

強制退去になろうと知ったこっちゃないどころか大歓迎なので、アタシは絶対に横入り許さないし、後ろでクラクションも鳴らし続けてやる。
カターリー優先などワタシの辞書にはないっ！！！！

とにかく、歩けば誰かが迷惑を被っていると言ってもいい程、そこらじゅうで迷惑を掛けまくっているアバヤのオンナたち。
道路標識だけにかかわらず、街の至る所に「アバヤ注意」の標識は必要だと思うのである。

・・・相当言ってると我ながら思うが、マトモな人に会った事が無いから仕方がない。マトモな人を発見したら訂正と共に報告しようと思うが、そんな日は来ないだろう事をワタシは知っている。

公園は夜のオアシス

１２月２５日　＆霧

あ、ども。メリークリスマス。
最近日焼けした団長です。

外で２回テニスしてジョギング１回カマしたら、見事ドカタ焼け。
夏は暑すぎて外に出なかったので、日本に居る時よりも白くなったものだが、まさか冬に日焼けするとは。
まだまだ日差しがキツいカタール。このまま年越しを迎える事間違いなしとみた。

それでも最近さすがに日が落ちるのが早くなり、５時過ぎにはだいぶ暗くなる。
なんだかんだとショッピングセンターでうだうだ買い物をしていると回りはいつの間にか真っ暗。
おっと、昼でも充分危険なカタールの交通事情で暗くなっては更にデンジャラス指数がアップしてしまうではないかっ！！
と、いつも焦って帰りだすのだが、暗くなって帰るたびに不思議な光景を目にするようになった。

子連れカターリーが公園にワラワラと集まって子供を遊ばせているのだ。
公園の駐車場がドンドン混んでくるのでこれから更に子連れが集まってくる様子。
・・・・もう６時過ぎですよ・・・？
街灯の傍らにあるブランコできゃっきゃっきゃっきゃと遊ぶアホ面のガキ達が浮かんで見える・・・・
それが１組２組じゃないから異様に見えるのだ。
まさに真昼の公園さながら真っ暗になった公園でみんなが遊んでいる。
そりゃ、涼しくなって過ごしやすいのは解りますよ、解りますけどねぇ。
ガキ共が遊んでいる横で親達は準備万端、イスとテーブルを広げてなんか食いながらしゃべっている。
お外でお食事ですかぁ。ほぉ～、シャレていらっしゃる。

始め運転しながら横目で見ていたのだが、危うく路上駐車している車に突っ込みそうになってしまったので、ちゃんと止めて見ることにした。
あまりに異様だったので。
向こうからすれば、降りる様子も無くジッとこちらを凝視しているアタシの方がだいぶ異様に映ったと思われるが。
写真撮りたかったんだけど、アバヤがうじゃうじゃ居たので断念。
結構コワい写真になったと思うんですけどね。
黒尽くめのオンナに街灯に浮かぶ子供、そしてそのままでも闇夜に白く浮き立つオバQのようなカターリーのオトコ。
ひえ～～～～っ。

しかし、ずっと様子を見ていると、特に目立つのがカターリーの親子なのだが、周りには仕事を終えた労働者の皆さんが夕飯やお菓子を持って公園でゴザを敷いてたむろっている。
涼しくなった公園で仕事を終えた仲間同士で楽しくおしゃべりしている。
日本の青空居酒屋（んなもん無いか）みたいな感じだろうか。
公園は広くて芝生がひいてあり、野良犬なんか居ないもんだから、ウ○コを踏んでしまう心配も無い。
仕事の後リラックスするにはいい場所かもしれない。
なんたって海なんかも見えちゃいますからね。
きっと夏もこうして涼みにきているのだろう。

何も考えずに運転していると、芝生に黒だかりができていて思わずビビってしまうのだが、これがカタールの夜の様子なんである。

しかし、アノ荒くれルール無用のカターリーが食事した後のゴミなどちゃんと片付けているのかは疑問だ。
きっと翌朝公園掃除のおっちゃんが居て、「あーあ、またやってくれたよ」とか言いながらイヤイヤ片付けてるんではないだろうかと、要らぬ想像を働かせてしまうのだ。

クリスマスイブなんですよね

１２月２４日　

クリスマスイブなんだなぁ。今日は。
ここカタールは殆ど盛り上がっておりません。
一応ショッピングセンターなどに巨大ツリーなどは飾ってあるものの、クリスマスソングが流れるわけでなし、クリスマスプレゼント商戦があるわけでなし、（セールは１部店舗はしてたけど）なんつーか盛り上がってないです。
サ店のねえちゃんがサンタハットをかぶってるくらいか。

日本はどうですか？
相変わらず盛り上がっているのでしょうか？
我が家ではクリスマス企画は全く持ち上がらず、ツリーを買うかどうかの話も出ませんでした。
多分ココに居る間だけなんだろうけどなぁ、巨大ツリー飾れるの。
結構安いんですわ、でっかいツリーも。オーナメントも。
日本で買ったらすんごい高そうなのもこっちは半分くらいか？
でも飾ったら１年出しっぱなしになるような気がして辞めました。
飾るのも片付けるのも自分かと思うと手が出ないっす。
１年放っておいて来年はいい感じにホコリが積もってホワイトクリスマスツリーでも出来上がるんでないかと思ったが、さすがに人が来たとき恥ずかしいので断念。
キモチだけ・・・ってことでリアルちっくなサンタのみ購入。


ウチの飾りなんてこんなもんです。

この間お呼ばれしたお家は立派に飾っていたぞ！！


スゴイよねぇ。こっちだからできるこの立派なツリー！！
見ちゃうと、うーん、ウチも！！なんて思ってしまうのだが、現実的には上記理由によって無理。そのまま洗濯干し部屋へ平行移動ってものアリだったか？
本日すでにホームセンターなどではクリスマスグッズの投売り敢行。
アホみたいな値段で売られてました。
イブに安売りする所が日本とは違うね。日本は投売りするなら明日でしょう？
そのくらい盛り上がっていないと言うことなのだ～。

さすがにホテルは大規模な飾りされてましたよ。
コレは↓シェラトンホテルの様子。



ちょっと暗いですけど、解りますかね？
結構大規模に飾ってましたよ。
周りにあるパームツリーが違和感を感じさせますが、見なかったことにして。
ま、中は欧米人やアジア人ばかりだからこのくらいやっても大丈夫なのね。

んでは、気分だけ・・・メリークリスマス！

犬はどこへ行った？

１２月２２日　

今日を最後に学校は約３週間のクリスマス休み。
イギリスの学校とあって、ここだけはクリスマス前のお休み気分が盛り上がっている。が、学校にツリーは飾っていない。テロとかと関係があるのかしらん？

でもってワタシも本日をもってまた１つ年を取りました。
年は１つでも体重はどんくらい増えたんだろうか。「篠沢教授に全部、更に倍」くらいなもんであろうか。考えるのもイヤになってしまった。

さて、話は１８０度変わるが、ワタシはここ、カタールに来てから１度しか犬にお目にかかっていない。
近所で散歩をしていた時にゴールデンレトリバーらしき犬を一匹見かけただけで、それ以来１度も見ていない。
日本では街を歩けば犬に当たるくらいそこらじゅうに居た犬達がここでは全くと言っていいほどその姿を確認することができない。
その一方、猫はそこらじゅうで見かける。
日向ぼっこはさすがにしてないものの、（ミイラになっちゃうからね）日陰でのんびりお昼寝を楽しんでいる猫をそこかしこで見る。
外にあるゴミ収集所にゴミを捨てに行けば、ゴミ箱から猫が飛び出してきて驚いた事も１度や２度ではない。
人に慣れているらしく、彼等はまったく逃げる様子も無く、「食べ物くれるの？」てな感じでジッとこちらを見ている。

どうやら宗教に関係があるということがわかった。
イスラム教ではどういう理由か犬は豚と並んで不浄の動物として忌み嫌われているようだ。
豚を食べるのを禁じているのに合理的理由が無いのと同じであまり深い意味はないのであろうと思われるが、嫌われているのだ。可哀相に。
犬好きのワタシとしては寂しい限りだ。
その逆に猫はイスラム教創始者ムハンマド（ムハメッド、モハメッドなどとも呼ばれているが）さんが大変な猫好きであったことからか、イスラム教徒は猫好きが多いらしい。
ただのラッキーだとしか思えないのだが、猫は大事にされている。

カターリー以外は労働者の皆さまなので、ペットを飼うほど裕福でないだけに、「飼い猫」はいなさそうだが、まわりの住民から餌は与えているようだ。
実に悠々と暮らしている。


しかし、近所（相当近所ね）で見かけたアノ犬はまったく鳴き声も聞かないが、あれから一体どうなったのであろうか？
いくら嫌われているとはいえ、殺されるなんて事は無いと思うが、この国で犬を飼う事はムツゴロウ以上の犬好きでないと相当の覚悟が必要と思われる。
しかし、モスリム除けにはいいかも知れない。
車の助手席に犬をハコ乗りさせて街中を走ったら、みんな避けてくれるだろうか？
嫌なことされたら、「犬放すぞ、ワレ」という変な脅し文句もここでは通用するかもしれない。

そういえば、犬のぬいぐるみも見ないもんなぁ。
スヌーピーも当然知らないんだろうなぁ。

見せたかった・・・郵便局

１２月２０日　

・・・いい加減にしてぇ～♪（by中森明菜）

ってくらい今日もお昼は暑かったです。
そして今も家ではクーラーつけてます。
もう冬どころか秋を待つのも諦めようかと思います。
でも夏ほど暑くないからやっぱり今は秋なのか・・・・。もうどうでもいい。

郵便局行ってきました。
前の記事でも書いた通り、カタールはドーハ唯一の郵便局で私書箱を利用して郵便物を保管しているので、郵便物を出すのも取るのもみんなココに来る。
だもんで、駐車場がモノ凄く混んでいる。



この写真は４F駐車場部分ですが、郵便局の入り口はこの４Fにある。１Fから３Fまで駐車場である。

中に入ると、なんというか、そう、「貸金庫」みたいだった。
いつだったか写真で見た「ペット霊園」にも似てたなぁ。
写真撮りたかったのだが、警備員のお兄さんに笑顔で断られた。残念。
とにかくタテヨコ１０列くらいの鍵付きミニロッカーがズラーっと並んでいた。
駐車場があんなに混んでたわりに、中は空いていた。
みんなどこに行ったんだろうか？涼みにきてるんだろうか？

「私書箱受付」のカターリーのおっさんもヒマそうだ。
チラっと見たら鼻ほじっていた。手紙で拭くなよ・・・。（祈）
この「私書箱受付」のおっさん、笑ってしまうのだが、四方を私書箱ロッカーに囲まれた中に待機している。「私書箱の中に居る」と言った方が伝わるだろうか？
あー、写真を撮れないのが残念でならない。
絵としてはかなり面白かったのだが。今度ケータイで撮ってみようかな。
是非とも見せたい。

手紙を受け取った人はその場でバリバリ破いて中身チェック。
中身だけ取って封筒は置きっぱなし。捨ててけ！！！バカもの！！

郵便局、かなり広い。大半は私書箱が占めているから当たり前といえば当たり前か。

この日は身内への年末年始のご挨拶の手紙（結婚って大変ですね・・・）１５通を出すためやってきたのだが、切手売り場はちゃんとした受付が設けられていた。
映画館のチケット売り場みたいな感じに近い。プラスティックの透明な仕切りがあって、手元だけ隙間が開いている。
日本への封書の切手代は１通３QR（９０円）だった。
安・・・。日本国内郵便と変わらんやん。
1.5QR切手を２枚貼ってくれと言われたので、んじゃ、３０枚くれと言ったら紙に書いて計算している。
手元にあるのはどう見ても電卓に見えるのだが・・・・なぜ使わないのだろうか？
その紙にはたくさん計算した跡があった。頑張ったね。
日本と一緒で切手貼って窓口に渡せば出してくれるのかと思いきや、「ポストは外」とあっさり指示された。
いいじゃん、出してくれたって！ケチ。そんな手間を惜しむなら、電卓の使い方覚えろ。



入り口すぐ横にあるポスト。
ホントに届くのかなぁ・・・と疑いの目で見てたら、警備員さんにまたもや笑顔で「ノープロブレム」と言われた。
この国で「ノープロブレム」と言われて「ノープロブレム」だったことはないのだが、ここに任せる以外手段はないので、仕方なく？投函。
本日の任務終了。

不憫なフェデラー

１２月１９日　

今日も暑かった。
朝から外でテニスをしたのだが、油断していた。
９時だからまぁ大丈夫だろうと思っていたのだが、暑い、暑い。
日差しはキツイし、またソバカス増えちゃうわん。

テニスコートで変なポスター発見。


・・・・正真証明テニス男子プロ世界ランク１位のフェデラーだ。
カターリーのカッコしたアノ、フェデラーだ。
このポスター、年明け早々行われるカタールオープンのポスターなのだが、なんと言うか、その、なんだ。ここまでやるか？フェデラーよ。
見た瞬間、「ぷっ」と吹き出してしまったのだが、皆さんはどうだろう？
「なんじゃこりゃ？」とは思わないだろうか？
どう見てもテニスする格好じゃないだろう？！
いくら賞金がいいとはいえ、シェイクから頼まれたかも知れないとはいえ、どうなんだ？！フェデラー。プライドを捨てるには早すぎるぞ。

・・・・そういうわけで、年明け（１月２日）からテニス男子プロツアーがカタールで開かれます。フェデラー来ます。入場多分タダです。
多分アタシも連日通うことと思いますが、このポスター見て少なくとも３０％ほどテンション下がったのは言うまでもないです。
それにしてもセンスなさすぎ。
ギャグのセンスはちょっとあるかも。

ちなみに女子大会は２月にあります。
今年（２００５年）はシャラポアも来たとか。今年も来るのかなぁ。
来たら写真撮っちゃお。

今日はこのインパクトあまりあるこのポスターネタで終わり。
「もっとアップで」のリクエストあればコメント下さい。
撮り直して参ります。はい。

救世主・世界のダイソー１８０円也

１２月１８日　

今日も変わらず早朝からコーランはうるさく、昼は暑い。
なんだか体が疲れ気味だ。ずっと暑いから思った以上に消耗しているのだろうか？
よく考えれば、建物に入れば凍えるくらい冷房が効いているし、外に出れば汗かくし、こんな短時間に体がこれだけ忙しければ、こりゃ体調もすぐれないのも納得だわさ。年明けまでもつかしらん？

さて、今日は書き始めが既に夜の１２時をまわってしまった。
日本じゃ朝の６時じゃないかい。
さくさく書いて寝るとしますか。

「あいのり」を見ているみなさんはご存知かと思うが、日本のアノ有名１００円ショップ、「ダイソー」がドーハにはあるのだ。
「あいのり」で短ーい「カタール滞在の巻」中に数少ないカタール名所？として紹介された。
できたのは昨年の年末というからようやく1周年といったまだまだ新しいお店だ。



食料品がないだけで、中身はほとんど日本と変わりまへん。
ぜーんぶ日本語・日本語・日本語。カタールを忘れる空間だ。
ここには定期的にお世話になっている。
特に台所用品などは、日本ってホント、よく考えるよね～、と改めて感心するくらい便利グッズが多い。
中でも一番特別だと思ったのは、戸棚などの「仕切り」だ。
こっちの戸棚はドーンとスペースだけあって、なんというか整理しにくい。
そこでダイソー。便利な仕切りがたくさん♪
これであなたも整頓上手。奥様大助かりってなもんだ。
その他にも、あー、コレコレ！！まさにこれがあると便利なんだよねーってな商品で溢れかえっている。
日本のみなさん、恵まれた国に居ることを今一度感謝してくださいませ。

ここの店員もカタールでは有得ないくらい気が利く。
商品を持って歩いていれば、笑顔で近づいてきてカゴを手渡してくれる。
商品を探していると「お困りですか？」と話しかけてくる。
きっと日本人がサービストレーニングしたのであろう。

なんとこのカタール支店？の店長は日本人女性だ。
日本人たった一人でよくぞ１年頑張った。エライ！！褒めちゃる！！！
このカタールでだ。日本で働くより数倍、いや、数十倍大変であったろう。
あまりの大変さに嫌気が差したのかどうかはわからないが、年内で彼女は退職するという。実に惜しい。
カタール在中の奥様の希望なども取り入れ商品を入れてくれていたようなので、彼女が居なくなって本当に困る奥様はたくさんいると思う。
後任はどうやらアラビア圏の人間らしいので、その後このダイソーがどう変わるか見ものである。
コーランがガンガン流れてたらどうしよう。



店内結構広いです。近々日本食も入ってくるかも？という噂だったのだが、店長交代でそれもどうなるか不安である。
カレーの匂いが漂ってきたらどうしよう。

商品はすべて、１８０円。
つい買いすぎると、あっという間に３０００円くらい超えちゃうので危険なのである。
日本だったら１００円なのに・・・と思いつつ止まらないのだ。