goo blog サービス終了のお知らせ 

yuzuの記

優しい風に誘われて

久しぶりの京都女子会 ( 満月寺浮御堂にて )

2018-11-06 07:00:24 | 景色

 

 

 

「 久しぶりね、そろそろどおぉ ?」

2年ぶりの京都女子会やろうよと Y子さんからの電話。

それぞれの事情で

延び延びになっていた京都女子会のお誘いです。

「京都組が滋賀まで出向くから そちらに近い所にしよっ」

「いやあ もうなんともないよ。信州まで行ったりしてるもの」

「私たちも琵琶湖湖畔でお食事したいのよ」

Y子さんたちの気遣いで 浮御堂近くでのランチに決まりました。

 

 

 浮御堂は堅田の琵琶湖畔にある観光名所です。

大きな琵琶湖の一番くびれた湖西側に位置して

入ってすぐ目を引くのは たくさんの立派な松。

手入れが行き届いて素晴らしい形です。 

 

 

 近江八景 「堅田の落雁」 で知られる浮御堂は

 海門山満月寺にあり 建立は平安時代なんですね。

湖上安全と衆生済度を願って建てられ

以来1000年もの間琵琶湖の湖上安全を守ってきた仏堂です。

 

 

 

 境内には5つの句碑があり

                 鎖あけて月さし入れよ浮御堂  松尾芭蕉

                 湖もこの辺にして鳥渡る 高浜虚子

                 五月雨の雨だればかり浮御堂 阿波野青畝

 

などの句碑に接することも出来ます。

また、安藤広重、葛飾北斎、歌川広重らも訪れており

多くの俳人、画家、歌人に愛されてきたのでしょうね。。

 

 

 すぐ裏手に接した公園に行くと

何体かのかかしの展示が行われていて

中でも この後ろ姿はなんともリアルですね。

 

 

 どれも かかし作りを教えている講師の方の作品だそうです。

どこかまったりしてしまいますね。^-^

 

 

この湖上に突き出た浮御堂を見ながら

近くのレストランで2時間ばかり過ごしたのですが

相変わらずの楽しいおしゃべりでした。

内容はまた別の機会に ^-^

 

 


もう一度会いたい紅葉

2018-11-05 07:00:11 | 景色

 

 

 もう15年も前になりますか

木曽御岳から開田高原、そして乗鞍高原へと

10月10日頃に回ったことがありました。

当時は持っていたのは パナソニックのデジカメで

今のような一眼レフは手にすることも無かったのですね。

四季折々山に通ううちに

その瞬間を記録に残したいと思うようになり

撮り始めたのですが、パチパチ撮るだけで

所詮素人のメモみたいなものでした。

ただシャッターを押せばある程度は切り取れて

私の中でも この開田高原の紅葉は

忘れられない出来たらもう一度会いたい景色です。

今なら一眼レフで もう少し詳細に切り取れるのでははないかと

何度か挑戦はしてみましたが

この時のような光景には 時期もあるけれど出会えていないのです。

 

 

 あの時に も少し勉強していたら・・・

も少し性能が良ければ・・・と

残念に思う場所は何か所かありますが

でも 自然も長い間には少しずつ変わっていく中で

やはり この瞬間に立ち会えた事は

とても嬉しいことで

デジカメ写真が残っていることに

懐かしく有り難く振り返っています。

 


10月の寒い朝  ( 小入峠の帰り道 )

2018-11-01 08:00:50 | 景色

 

 

 寒くなりましたね。

この日は体の芯が冷え込む凛とした寒さ・・・

小入( おにゅう )峠からの帰り道

山里に遅い朝があちこちで息づいていましたよ。

 

 

 

 

 峠を高島側に下りるとすぐに杉林群が現れます。

朝の光が木立に分散されて、蔦がキラキラと綺麗~ ☆。

 

 

 道中はたくさんのススキに縁どられて

秋の深まりを感じます・・・

静かなひっそりとした朝が光を浴びて

こんな何でもないような景色が

砂に水がしみこむように届いてきます。

 

 

霧の濃い朝でしたね。

これでもAM8.00頃なんですよ。

このあたりは 霧が出ると明るくなるのが遅いですね。

 

 

 不意にやってきて急ぎ足に行こうとする秋に

忘れ物は無かったろうか・・・と

思いはあちらやこちらに飛んで行きます。

 

 

以前はかやぶきの屋根だった小さな集落も

濃い霧に包まれながら

降り注ぐ光のシャワーの中で 次の季節に向かっているようでした。

もうすぐ吐く息も白くなり

ここらあたりは 深い雪に閉ざされてしまうのですね。

  


湖畔の平穏

2018-10-25 07:00:43 | 景色

 

 

 夜、対岸に向かってお月さまの位置を確認します。

月は、左手の方から徐々に右側に上がっていきます。

これがぐるりと回って ここからは見えなってしまいますね。

今日も1日 無事に過ごせましたよ ^-^

おやすみなさい・・・

 

 

決まったように朝、今だと6時前になると

ベランダに出て 日の出を見ています。

そこには いろんな朝の誕生が息づいてドラマを見るようです。

「 おはよう~ ^-^ 今日もよろしくね~ ♪ 」

この日は 何が起こるのだろうと思うような光芒でしたが・・・

 

 

次第にお日様が出てしまうと

何事もなかったかのように

いつものすっきりとした対岸風景です。

晴天が少なかったから こんな日は気持ちがいいね~ ^-^

 

なんでもない平穏な日常って

実はほんとにありがたいものなんですね。^-^

 


冬衣 ( 衣替えにて )

2018-10-23 10:50:36 | 景色

 

 

衣替えをしましたよ。

あれほどの残暑が嘘のように

秋めいてきたかと思ったら

もうすっかり肌寒くなりましたね。

タンスの奥にしまってあった

あなたの好きだったアルパカのカーディガンが

ところどころ虫に食われて

残念なことになりましたよ。

処分できずに置いた冬物・・・

どうしましょうねぇ。

ずっと待っているのに夢でも逢えませんね・・・

 

今年も予告なしに冬はやってくるのでしょうか。

 


国営アルプス安曇野公園 雨に歩けば~ ♪

2018-10-22 12:30:22 | 景色

 

 

 信州に来て雨はやむなしとは思っても 登山でない時は

さて どう過ごすかと悩ましい所です。

予定していたルートは諦めて

安曇野に着いたときに

そうだ アルプス公園があった・・・

あそこなら適当に時間を過ごすことが出来るだろう と。

国営アルプス安曇野公園に立ち寄りましたよ。

 

 

 こんな天候なので人も少ないだろうと思っていたら

ん???

駐車場は意外に多くの車が停まっています。

なんだろう・・・・

訳は入口ゲートですぐにわかりました。

この日は入場無料の日だったのですね。

無料かあ・・・なんていい響き(笑)

 

 

 

 ちょうどコスモスが綺麗な時期で

園内あちこちにコスモスが見ごろです。

わあ たくさんの赤とんぼが ^-^

わたしのふるさとも赤とんぼの里です。

朝夕に高台の国民宿舎から 

市内に向けて 赤とんぼの曲が流れたものでしたね。

 

 

 降ったり止んだりする雨をかいくぐるように

園内を散策していると

コスモスの道が何とも優しいです。

いつもならアルプスを背景に雄大な公園ですが

ちょっとズームした感覚で見るのもいいものです。

 

 

 安曇野の地を象徴するようなこの景色は

春にも訪れた時に 郷愁帯びて届いたことでした。

ここでは クリスマスキャンドルの準備が

図面に従って もうすでに始まっていることに驚きましたよ。

それだけ無数のキャンドルを使うのでしょうね。

 

 

テントも多く張られて

様々な種類がありましたが

私が気になったのは やはり登山グッツです。

靴もウェアーもかっこよくて悩んだけれど

いかんせん 6万、7万と 高ぁ~ ~ 。

見るだけ見るだけ (笑)

 

 

 そうこうしているうちに

雨も小降りになって 傘もいらないほどになりました。

冬のアルプス公園のキャンドル・・・

ありかも知れませんね ^-^

チャンスがあればまた来たいと思いましたよ。

  


ゆらり戸隠

2018-10-19 12:50:57 | 景色

 

中野に下りてきて戸隠に行く前にちょっと寄り道。

いつも来ると必ず立ち寄るリンゴ園です。

中野インターからすぐの所にある「小野リンゴ園」は

もう通い始めて25年以上になるでしょうか。

その間には品種改良もなされて

買うりんごも「ふじ」「陽光」から「シナノスィート」に変わってきましたね。

馴染みになった2代目も若者からすっかりおじさんへと・・・^-^

「お互い年をとったね~ 」と言われ あはは。

さてと用事も済んだし いざ戸隠へ!!

 

 

                                              戸隠 鏡池より

実は 私はいまだかつて戸隠の鏡池で

ガスやら時期やらで 紅葉に立ち会えた事がない のです。

まずは戸隠神社の杉並木へと 妹を案内します。

 

 

                                                入口の鳥居

「ここへは秋にお母さんと来たのよ、時期もよかったけれど歩けなかった」

「どうして??」

「あのころ お母さん黙っていたけど調子が今一つ良くなかったのね」

「でも 一緒に来たいから無理してついてきて ここに来た時にはふらふらだった」

「そーなんだ で引き返したの?」

「お店でしばらく休ませてもらってね、私に行っておいでと言うんだけど

そんな事出来ないしね 、落ち着いてからゆっくり宿に向かったよ」

「そっかあ 杉並木を歩きたかったんだろうね」

「やっぱりもっと元気な時に 早く連れてきてあげればよかったと思ったよ」

いつも信州に来ると 楽しそうにはしゃいでいたけれど

あの時が一番しんどそうだったな・・・

 

                                                   参道

曇りがちで少し薄暗いけど歩いてみる??

うん 歩く~ ♪  

 

 

                                                  髄神門

長い参道を歩くと どこまで続くのかと思っていると

やっと随神門です。

この先から杉並木が現れますね。 

 

 

                                                  杉並木

 この重厚感ある杉並木は戸隠のシンボルですね。

歩いても歩いても大きな杉が続きます。

どこか昔 山伏が修行したといういにしえに戻るようです。

持ってきた写真を胸に

「お母さん 戸隠の杉並木ですよ。一緒に歩こうね」

しばらくすると空模様が怪しくなったので

鏡池が見られるうちにと取って返しました。残念

 

  

                                                  鏡池 

メイン道路から細い脇道に入りしばらく行くと

10台ほど入る駐車スペースに滑り込んで

ああ まだ鏡池の紅葉は見られました。^-^

ただ風か冷たく吹いてさざ波が立っています。

映り込んだ景色は今回もダメでしたが

いえいえ これでもありがたいですね。 

 

 

 ここから諏訪湖へと向かったところ とんでもないことに。

長野市に向かうルートを取ったのですが

つづら折れのカーブに やたらアップダウンの激しいコースです。

わあ~ ~ なんだこの道は!!

まるでジェットコースターみたいね と妹。

緊張の連続でアドレナリンが放出しているみたい。

長野市にたどり着いた時には もうぐったり (笑)

放心したように諏訪湖に向かいましたよ。

 


かやぶきの里美山 秋の色

2018-10-14 18:11:39 | 景色

 

 

 蕎麦の花が咲いてるかな・・・

去年、美山は蕎麦の花が満開でしたね。

晴天は望めないけれど行ってみましたよ。 

 

 

早朝に出ると静かなたたづまいに

なんだか落ち着きますね。

束の間だけど青空も顔出しです。 

蕎麦は・・・・

あはは 終わっていました。

台風もたくさん来たものね~

 

 

 30分もすれば 早出の人たちがやってきます。

 

 

 秋を色濃く感じるのは

やはり色づいた柿とコスモスでしょうか。

そうそう ムラサキシキブもいましたね。

 

 

 

 今年はあちこちで 台風の爪痕がしっかりと残って

道中でも倒木が多くみられました。

前回、ネズミ捕りをしていた場所に差しかかり

ここは注意しよっ と思っていたら

案の定おまわりさんが隠れていましたよ (;^ω^)

 

 

 割合に静かな秋だなあと 帰ろうとする後ろから

掛け声とともに元気な神輿が現れて

わあ お祭りだったんだ。

 

 

ちびっ子たちの 可愛い神輿も続きます。

もう少しよ 頑張って~ ♪

あちこちで秋祭りに出会うと

今年の収穫の多い事をと願うことですね。

 


安曇野 常念道祖神は今・・・

2018-10-08 08:30:30 | 景色

 

                                   1枚目と3枚目は今年9月29日撮影

台風24号が明日はやってくるという日

もう栂池自然園は諦めて 安曇野に立ち寄ってみましたよ。

気になっていたのは 今年の春桜を見に行った時

あの 常念岳道祖神の周りの田んぼが

広い範囲で掘り起こされていたことです。

それは大々的な取り組みに見え

区画整理でしょうか それはショックな有様でした。

二本の桜の木に守られるように2対の道祖神が

常念岳を 背景にとても好きなアングルでした。( ↓ の写真 )

初めてそこを知ったのは ひとりで安曇野を旅していた時

たまたま立ち寄った蕎麦屋さんのメニューの裏に

その写真があって近くだと言うので

教えてもらったのですが 分かりにくくて探し回りました。

最初見た時には 晴れた空に常念岳がそびえ 

その手前に満開の桜と道祖神・・感動しました。

あの桜の木と道祖神はどうなっただろう・・・

すると

ありました~ 元の位置です。

まわりの区画は変わっていましたが

桜の木も道祖神も残してもらったようです。

 

                                            一昨年4月に撮影

 なんだか嬉しいですね。

よかったあ~ 残してもらったんだ。

胸がほんわかあったかくなって

誰にか分からないけど感謝です ^-^

また春になったら見られるのですね。

 

 

道祖神の左横に 以前にはなかった広い道が通って

雨交じりのこの日 親子さんが散歩していました。

その様子が どこか長閑で嬉しいシーンのように思えることでしたよ。

 


高ボッチ 夢は繋いで・・・

2018-10-06 11:00:53 | 景色

 

 

 ゆっくりと時間をかけて高ボッチに着きました。

夜中から走りづめだったのと

千畳敷カール、白駒池と

晴れ間は今日しかないと回っていたので

ここでしばらく仮眠を取ることにします。

  

 

 

 

夕方5時を回ると、無駐車場周りのススキが

キラキラと映えてきました。

何台かいた車からも 一人二人と展望台へ歩いて行きます。

驚いたことに こんな辺鄙な所へも

カメラを手に 女性が一人でやってきているのですね 。

展望台に行くと なんとか富士山が確認出来ました。 ↑ の写真。

  

 

 これで諏訪湖と市街地の夜景が 富士山と一緒に撮れれば・・・

夜景を待ちながら富士山を見つめていると

ああ 無情にも富士はどんどん雲に隠れて行きました。

三脚を立てスタンバイしていた人も

ひとりふたりと帰っていきます。

またもや惜敗・・・これが山ですね。

あはは 今度上手く恵まれた時には

どれだけ感動するでしょうね~ 。

かつみさん 今回もダメでしたよ。

夢は繋いで 撮れるまで頑張ってみますね~ 。

 

 

今回は諏訪湖と夜景で我慢するとしましょう。

明日からは もう台風がらみの雨予報です。

予定していた栂池は諦めて

安曇野あたりで あの道祖神がどうなったか

ぶらぶらと走ってみることにしますね。^-^