今度の天外はアメリカが舞台でB級ホラー?と発売前に騒がれていた【天外魔境 第四の黙示録】をプレイ中です。セガサターン版ではなくPSP版。これをプレイする為に押し入れからPSPを引っ張り出した。
レトロフリークでクリアした【天外魔境ZERO】と同じくこの第四の黙示録も未クリアの天外魔境シリーズ。
諸々な理由があるんだろうけど本当は第五の黙示録、第六の黙示録とシリーズ化する筈だったんですよね…ただ発売当時はPSで3D化を果たしたFF7に話題を持って行かれて厳しい状況だったと思われます。ドラクエ7もPSで発売決定というセガサターンには致命打な発表。かく言う自分も当時は第四の黙示録を華麗にスルーしてFF7に嵌まってたから何も言えない立場だけど。スタートダッシュはバーチャファイターで引率出来たから良かったんだけどねセガサターン。今となっては当時プレイしなかったのが悔やまれる。
オリジナルが発売したのが1997年でPSP版が発売されたのが2006年。セガサターン版が発売されてから25年も経ったんだ…ついこの間天外魔境IIの30周年だったけど第四の黙示録の30周年まであと5年しかないんですね。
そんな天外魔境第四の黙示録をプレイ中ですが、アニメ絵をバンバン使って天外魔境シリーズの正統な進化系のRPGに仕上がってます。つい天外魔境IIと比べてしまいがちですが、普通に面白いけどもう少し戦闘のテンポが良かったらもっと面白いRPGになっただろうなと思うと惜しいですね…戦闘のタイミング合わせるルーレットも個人的にはいらない。
今は夢見を仲間にしてロン・テリーを倒した所。相変わらずの皆勤賞キャラ・マントーは巨大化したり何でもありになってきたな(笑
芸者ロボVSマントーとか入れる必要性があったのか疑問だけど。要所要所で入るカットインは辻野さんの描くキャラの魅力を損なわず表現されてるからお気に入り。
今作の主人公【雷神】は天外シリーズにしてはよく喋る主人公。卍丸はあんなに寡黙な主人公だったのにナンバリングじゃないせいか雷神はしっかり喋る主人公。師匠であるレッド・ベアが行方不明になってしまった為、単身アラスカへと旅立つ雷神。純銀のブリザード戦でレッド・ベアから教わったハンターの鉄則を言いながら戦う演出はベタだけど良かった。
【ハンターの鉄則その1:まず己の力を知ること!】
【ハンターの鉄則その2:剣に使われるな!剣を使いこなせ!】
【ハンターの鉄則その3:感情を捨てろ!不動の心を持て!】
【ハンターの鉄則その4:決して諦めるな!】
雷神がハンターの鉄則を掲げる前に「俺の中に眠るふたつの力…ひとつは星夜から教わった。そしてもうひとつはレッド・ベア…あなたから教わった。人は孤独ではない!永遠に生き続ける!」
ここの演出は序盤の見せ場で雷神が格好よかったな。
まだクリアしてないから総評は出来ないけど天外ファンならプレイして損はしない出来。ただ戦闘バランスがちょっと緩いかな?天外シリーズの中では簡単な部類に入る難易度だから誰でもクリア出来るレベルだと思う。
もう古いゲームになるけど高水準なアニメ演出は今の時代だと逆に新鮮に感じる。未クリアの天外シリーズだからじっくり楽しんでクリア目指します。
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