おばんでがんす
蕎麦を打ち始めて29年が経った,省みると永い蕎麦打ち道楽である、最初は胃がんの手術をして食べられる量が極
めて少なく成って仕舞い極度の便秘になってしまった
此れを解消し尚且つ胃の復活と健康維持を目指し、繊維質の多い蕎麦をたべる事を医師から勧められた事が
切っ掛けだ
お勝手中を粉だらけにして蕎麦打ちが始まった、習字の始まりと同じで、滅多矢鱈と汚すのである
そうして三、四年が過ぎた、大分きれいにできるようになった頃、今の蕎麦小屋を作った
もうお勝手を粉だらけにする事もなくなってこの時ばかりは女房に喜ばれた
蕎麦小屋の管理はすべて私で食器の手入れもあと片付けも全てだ、つまり家族も客としてくる、むろん只だが
今迄の大窯を出してガス配管や水道配管も撤去して、従来のコンパクトの鉄窯で茹でるようにした
それでも湯は7.2リットルくらい入る
シンクの隣に窯を持ってきてうでた面がすぐ水で晒せるようにした
この際だから保健所の検査を受けて正式に食品が扱える場所にしたいと考えそれなりに整えて検査に合格した
然し食べさせる商売としては使用できない、そこは飽く迄も従来通りだ、半月の壁張りは防腐防埃塗装をした
麺場板も少し大きくして打ちやすい合板に変えた試し打ちをして見たが快調だ
麺切り板も新調して合わせた
捏ね鉢の位置も変えたがこれはもう少し改良が必要らしい
そして新たに給排水工事をし必須の手洗いを付けた
こうして概ね整ったので、検査を受けられた
道楽なのにここまでは如何のこうのと言う声も聞こえるがそれはそれとしておいて、、、、、、
何と無く一段底上げできたような気がしてうれしい
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
趣味と言うより、道楽の部類ですが、その上に輪を掛けましたね
麺棒もまるで名刀の刀掛けの様
美味しい蕎麦が打てることでしょう
こめんとありがとうございます
なんだかすっきりしたように感じます
其の内に新蕎麦が来ます粉を挽いたら美味しいそばができると思いますので是非是非おいでください
今回の事で何時死が訪れるかわからないと言う事が実感できました
自分の能力の範囲であまり周囲に迷惑をかけない範囲で楽しむことにしてリニュルアルしました
麺場板を合板にした事でとても使いやすくなりました
傍道楽ももう少し続けたいと思っております
では又