おはようがんす
何か前に公孫樹の大木を切ったが、何にすると言う当てもな一寸二の二部の板に挽き割って措いたと言う話を聞いていた
暫くその話題も出ずにいたが大分年が経たのでもう乾燥したからどうだという話が来た、もうかれこれ十年も前からの話なのだ
板との板の間には細い桟を入れて日陰で、しかも平積みで貯蔵して措いた。
能々乾燥した、闊葉樹はその特性として板に製材すると板が狂いたがるので、正しい保存方法で有った
其れを戴いて麺場板を作ることに成った、昨年の年内にという約束で有ったが、とてもまにあわないので出来る時で良いと伝えた
日頃懇意にしている協力業者の宮大工である
制作過程は一度このぶろぐにものせたので今度はその見事なまでに入っている象嵌の話をし様
新規に取り付けた麺打ち台だ
大きな節には象嵌を入れた、つごうで五個ある
一番大きなふしで 瓢箪を入れた、瓢箪は瓢だけで呼ぶことが多い昔の酒器で、目出度い縁起の良い物だ
此れは小さな死に節で、盃を彫り込んだしかも夫婦和合や、温和屋平和を意味する祝杯だ
此れは蕎麦には必須のもので、蕎麦猪口、である、屋久杉の板を象嵌した、杢目が礒の波を表し、鳥は礒千鳥だ、そして満月が
孝行と照らしていると言う図柄なのだ、、隠しようがない死に節を象嵌した
捏ね鉢も大分使い込んだ、丁度捏ね鉢台の下にはいる様に麺打ち台をセットした
麺打ち板の右端に、花湖の入れ物を取り付けた、いいそばが打てるだろう
要期待だ
そんじゃあ又話すべえ
遊童子
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