遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

薫風

2011年04月28日 | 
お晩でがんす
初夏の風が爽やかだ,鯉が本当に楽しそうに泳いでいる
今の子供たちは幸せである、私には鯉幟の記憶がないからぼ恐らく買ってもらえなかったのだろう
小さな50センチほどの幟旗セットだけが鮮明にある
しかもそれは兄のもで、猫の尻尾の私にはない、その事が非常に差別に感じていた
まあ、孫の鯉が十年も揚げられたので我慢が出来る
我が家の通用口の脇におおきな山法師の樹が有る、毎年毎年花を見せてくれる大切な樹だ
其の裾に此の木のお供に山から付いてきた「山木瓜」が満開だ
お付きの御中老さまで、沢山の棘で鎧山帽子を守っている



体格の割には大きな花が咲く
こちらでは「しどめ」と呼ぶ、秋に黄色く熟した実を、焼酎に漬けて[しどめ酒]にする
自然に完熟した物が良いが、ノウサギや、ネズミ、リス、イノシシ、などと競争で見つける
完熟の美味しいものはすぐ無くなってしまう、仕方ないから多少青さが残る物を使うが、渋みが出る
でも屋敷内では完熟が収穫できる



秋が楽しみだ、
花そのものも綺麗だ、改良種ほど華やかさはないそれでも自然の中では艶やかな赤だ



ニ十歩ほど離れたところに、苧環が咲いている
4年でこんなに大きな株に成った、大きくて派手な形をしているのに俯いて咲くせいか何処か寂しそうだ
亡き母の好きな花であった、もう58年も逢っていない



夕刻には積んできて仏前に挿してやろう、十日ほど速いが、母の日に成るから
少し風が強いが、我慢して揺れに耐えている
可愛い奴だ

そんじゃあまた話すべえ
遊童子





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