遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

待ちきれぬ春

2010年03月22日 | 
お晩でがんす
昨日の「黄砂」には参った
あれほどの砂が舞い上がってしまったら、発生元の中国では標高がさがるのではないかと心配になるほどの黄砂の量でした
大凡300mまでしか見えず、春霞とは違う不気味さが有りました
桜の開花便りが聞こえてきた今日、百樹園では「片栗と一人静」が咲きだしています



「片香子の君」は私の永遠の恋人です
其の色はあくまで高貴な赤紫でその華奢な体形は思わず手を差し伸べたい程の可憐さである
そしてその割に強かな花で、しっかりと冬の寒さにも雪にも耐えて咲く
しかも其の葉はお浸しにして最高のうまさであり花のように優しい味である
又其の球根は、片栗粉の原料となり、高級食材となります



又一人静かが土を破って突き抜けてきました
地上に出るとすぐに花を咲かせる慌て者だが、それなりに寒い時期に咲く花には事情が有るのであろう
源の義経を愛し離れ離れになって舞う静御前をイメージした命名と聞くが大挙して出てくる株からは二十人静や五十人静に見える程賑やかに生える
とても強い花でひとりでにどんどん増える
踏まれても生えてくる丈夫な花だ、一人でも育ち子孫を増やすところが一人静かにもつながっているのかもしれない
義経の忘れ形見が蒙古の王になったとかと言う伝説もあるが、どうであろうか
因みに青森から北海道へ落ち伸びた義経が蒙古にわたってジンギスカンになったとかと言うのもある、青森には本州最後の逗留地となった地に「義経寺」と言う寺が有る
そこでは本当にここにいたと信じられている

花にもそれなりのいわれが有りドラマが有るものだ
自分の一生もドラマ仕立てで見て観るとまあまあだったなと思える人生が送りたい物だ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子




















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