遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

芽生え

2010年03月17日 | 
お晩でがんす
資材置き場にしている農地はもう草原の体で有る
色色な草が生えている、もう手入れもでき無いから草刈りをしておくだけだ
この時期他の草もさることながら土筆が顔を出してきた、少し摘んで酒の肴にしたのが昔の夢の中だが、、、、、
荒れ放題の土地にも春は来る物だ



スギナは一度繁茂したら最後中中退治できない害草だ
こちらでは「地獄の鉤竹」と言って嫌われているが、つくしは違う
其のお稚児様の様な、あるいは小坊主の様な頭が、初めそりたての青頭で居る



段段花が咲いて其の頭が老婆のぼうぼう頭のように成りやがて斃れて終える
ほんの短いドラマの様で、哀れさを誘う



然しその林立した景色は中中見事な生え振りである、春の爽やかな山菜としても良い
明日あたりはお浸しか油いためが出てくるのでは、、、と期待している



そんな土筆の群生地に雉君が来ていた、またどこかこの近くで巣造りをし子育てをするつもりであろう、
それはそれでよい事なのだが、やはり食料を作物に求めるところが困る
葉菜類を始め、カボチャ、スイカ、キュウリ、ナス、など手当たり次第に啄む
桃太郎さんの家来として良いイメージが有るだけに憎めないところだが、農作物荒しはいけない、ついつい「此の雉の野郎」がと怒りの口調になってしまう



自然の中に生かされている人間ではあるが利害関係は複雑でお付き合いは難しい
色色考えて夜眠れなくなってしまわないうちにこの辺で

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子















コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪割草満開 | トップ | テスト »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
土筆 (遊童子)
2010-03-22 20:22:30
紅子様
コメントありがとうございます
もうな種になったとは随分気候が違いますね
鹿児島も唯の旅行ではなく一度はゆっくりと旅したいところの一つです
あの桜島の噴煙の中にまみれてみたい気もするし黒潮の海岸の地鳴りの様な波音も海辺できいてみたいと思うし
開聞岳の頂上で特攻隊の無念さもかみしめてみたい、、、、
夢では直ぐ見られるのだが

ではまた



返信する
翠の桜草 (遊童子)
2010-03-22 20:17:01
翠の桜草様
コメントありがとうございます
青い桜草様ではと記憶していましたが、今度はみどりにしましたか?????
青も翠も同じような物なので、若し同一の方なら、それでも結構ですが
別人なら失礼します
今日は暖かく更に「土筆ん棒」が生えてきました、摘み取って昼にあえ物にしてみました
春は色色なあえ物ができるのでとても楽しみです、最近はあえ物の食べ過ぎ気味です
いましか食べられないあえ物もあり大切に思いながら食べています

其のうちに信州でもあえ物の原料が山ほど取れると思うと楽しみですね

遊童子









返信する
土筆 (紅子)
2010-03-22 08:31:58
遊童子様御無沙汰です
中中暖かい便りがないと思っていたら漸く春の便りが有りました
肝付ではもう摘み菜も種ができてしまいました
春はもう本番状態です
昔家庭科の授業で、つくしの胡麻和えを作って失敗し誰も食べてもらえなかった悲しい思い出がよみがえりました

どんなものにも想い出が有るものですね
体調を崩していましたが復調してきたのでお頼りしています

そんじゃあな



返信する
つくしんぼ (翠の桜草)
2010-03-22 08:26:15
遊童子様御無沙汰しております
土筆がもうでたのですね、こちらではまだまだです、漸く日当たりのよいところに土が見え始めたのに又雪で隠れてしまいました
少し黄色味のかかった、黄砂混じりの雪です
今年は何時もより雪が多い様に感じています
春まだ遠い信州です
春よ来い------早く来い、hayakukoi ,花春来早

またね
返信する
里山 (遊童子)
2010-03-20 19:24:14
橙さん、コメントありがとうございます
お説のように昔は里山と言う大和待ちの緩衝地区が有りました
だから動物と人間が比較的に共存できたのだと考えております
勿論昔も動物との軋轢は沢山あったようですがそれでもほぼ解決できていたようです

人も里山の中で遊び自然に親しみ且つ又その恩恵にも浴していたと思います
そして自然のなかで上手に生きる事を学んできた事が対、人との付き合いにも生かされてきたとかんがえています

もっと不いとも自然の中の一員だと言う事を啓蒙しなくてはならないのではないでしょうか?

ではまた




返信する
自然とは ()
2010-03-19 12:59:48
ツクシがたくさん かわいいですね
昔は東京でも見られたように思いますが 最近では道路も舗装され空き地も少なく ツクシが生えるような場所も極めて少なくなりました

ツクシを見ると「春だなぁ」と私の頭では関連付けがありますが 東京ではなかなかツクシを見る機会も少なくなってしまっています

鳥の種類も多く見かけるのですが キジなどはさすがに見ることも鳴き声さえも聞けません

ヒヨドリが木の実や花芽を食い荒らすのは都会でもおなじみですが 相手も生きるためですからそう考えると仕方ないのですね

ただ放置すれば自然なのではなく「人工的な自然」も必要なのだと思います 昔の里山は人の手が加わって生物全体にいい影響を残していましたが 現代では人間の都合の良いように向かっていますからトラブルが発生すのでしょう

人間も生物の個体ですから乱獲や排除などは自然界を考えて配慮が必要だと思います 過ぎたるは何とかですので 生物多様性をもっとみんなで考える必要があると思います
<橙>
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事