法要座布団 完成

昨日の青空はどこへやら？



本日は朝から雨です。



雨の日の表参道は寂しい限りです。

そんな中、先日ご注文をいただいた袈裟を利用した法要座布団が完成しました。



残り生地で木魚の台座布団もというご依頼でしたのでそちらも同時に仕立てさせていただきました。



約２８センチ四方の小さな台座布団です。

『木魚の台座布団は丸型でしょ？』

おっしゃる通り木魚の台座布団というと、まず丸い形を思い浮かべますよね。
しかし、厳密には丸型でなければ駄目という決まりなど全くないそうです。
もちろん宗教上の問題もないそうです。

これは仏具を専門に扱っているお店の方に聞いた話ですので間違いないと思います。
そちらのお店でも丸型と四角（既製品）を販売しているそうですが、形・色はお客様の好みだそうです。

今回の台座布団もお客様の了解の下、四角で仕立てさせていただきました。
そもそも、大切なご先祖様を供養する気持ちさえあれば、丸型だ四角だとこだわる事自体おかしなものですものね。

今回のように思い出の詰まった生地で仕立てたお座布団なら、きっとご先祖様にも喜んでいただけることと思います。

雨が上り次第お届けさせて頂きます。
ありがとうございました。

そして、こちらのお客様は使わなくなったお客用座布団を、気軽に使える普段用に仕立て直して欲しいというご依頼です。



生地はお客様の持ち込みです。



おばあちゃんの代からのお座布団だということですが、中綿も上質の物が入っている為、素敵なお座布団が仕立てあがると思います。

ご注文ありがとうございました。