ロングドライブ

「VW PASSAT VARIANT」と「PEUGEOT 3008」でのロングドライブ記録です。(2019/09/11)

黒豆買出し関西行 2

2021年10月12日 | ドライブ

2021年10月9日

丹波(兵庫県)の「黒豆」を買出しに行くことにしたこの日、朝7:30に息子宅を出発すると大山崎ICから京都縦貫道に入った。既に予約してあった黒豆農家の予約時間はam10:00頃だったので、先に丹波篠山(たんばささやま)の街に行き、観光・買い物をすることにした。

京都縦貫道を千代川ICで降りると後は下道を40~50分で丹波篠山に着いた。篠山城跡の駐車場に車を置くと街の中心街に出た。

篠山城の北側にある二階町通りは、篠山のメイン商店街と言えるのかも知れない。古い建物がそのまま保存されている一方で新しい鉄筋のビルなども混在している。この街に初めて来た20年ほど前と今とでは、全体的にはそれ程大きく変わった感じはしないものの、メインストリートからチョット裏に入った住宅街の家々は○○ホームなどと言った現代的な住宅が立ち並んでいたりして、東京や大阪などの都市部ほどではないにしろ、徐々に近代化が進んでいるのを感じさせられた。
公共施設や道路の整備などの状況を見ても、この街は「観光」に重点を置きながら街の発展を目指しているのではないかと思われたが、そこには若い世代の頑張りが見えるようだった。

今回は「まつり」としては中止だったが、名産の「黒豆」は街の各所で大々的に売られていた。

篠山の街には歴史的な碑や建物などがそこかしこに残されている。写真の「伊能忠敬(いのうただたか)」が測量を行った碑などもその一つと言える。

しかし、この街で歴史的遺産の最たるものと言えばやはり篠山城跡だろう。

という訳で、折角なので城跡に行って見ることにした。

この篠山と言う土地は徳川家康が西国(特に山陰道)及び大阪の豊臣(とよとみ)氏をけん制するために譜代(ふだい)の松平氏を置いたのが始まりとされ、寛延(かんえん) 元年(1748年)~明治は同じく譜代の青山氏が藩主となっている。
余談だが、最近はまっている時代小説の酔いどれ小藤次佐伯泰英)シリーズでは、この篠山城下や藩主 青山忠裕(あおやまただひろ/ただやす;老中)が頻繁に登場する。更に蛇足だが、主人公赤目小藤次(あかめことうじ)の息子駿太郎(しゅんたろう;養子)の生まれ故郷も篠山である。

篠山城跡には天守閣などはないが城壁などはほぼ当時の物のようである。大書院が復元されていて若干の展示もされている。
写真は篠山市内在住のマニアによる個人製作のレプリカとのこと。非常によくできていたが、織田信長や伊達政宗と言った篠山とは関係なさそうな人物の物もあった。

篠山城跡を後にすると、いよいよ黒豆を買いに栽培農家に向かうことにした。

丹波の黒豆」は道沿いにテントを張って販売している所が多くみられる。勿論、篠山の街中などでは店頭販売もしている。

黒豆を購入し帰路に就いた。帰路も京都縦貫道を使って息子宅に戻ったので、14:00頃には着くことができた。

走行距離: 159km
給油量: 12.5L
燃費: 12.7km/L



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