音楽劇『リタルダンド』を見て来ました!!
最愛の夫がアルツハイマーになる…という重そうなテーマを
面白おかしく、そして人間的に作られていてとても感動しました!
アルツハイマーで段々時間が経つに連れ、症状が悪化していく様を
せめてゆっくり(リタルダンド)で…という思いのこもった作品。
楽器はピアノ、1曲だけアコギを使用する、シンプルな音楽構成で、
静かなシーンで一路真輝さんがしみじみと歌う場面で
何度も涙しました。もちろん劇場内で皆がすすり泣く声が響き渡っていました。
主役の吉田鋼太郎さんも熱演で、いつの間にか引き込まれていました。
久しぶりに心にしみいる芝居を見ました。
アルツハイマー病の人が身近にいらっしゃる方は
ぜひ見ておくと良いと思います。原点に立ち返り「頑張ろう!」という気になれる前向きな作品です。
実はパルコ劇場に思い入れがありました。
昔、僕の一番好きな芝居、唐沢敏明さんの『出口なし!』がここで公演。
その後、大好きな『オケピ!』もここで上演されました。
他にもテレビやビデオ等で見た、パルコプロデュースの特に三谷幸喜作品を
多々見ていたので、パルコプロデュース作品は外さない!!…と思っていました。
劇場は全席指定で、僕らは下手の後ろの方でしたが、
一番後ろでもストレスなくストーリーを楽しむ事が出来ると思いました。
子供達もレベルの高い役者がそろったドラマの様な舞台を
初めて体験したと思います。皆さん歌がうまく、芝居も歌も安定していて
安心して最後まで見る事が出来ました。2時間半もやっていた事に
後から気づきビックリしました。友人の小学校成り立ての子も
文句も言わず釘付け状態だった事が、完成度の高さを物語っていると思います。
お芝居はいいですね、大好きです!
また機会があれば、命の洗濯をしに舞台に足を運びたいと思います(^_-)!!