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2024-09-30 | 日記

三田文學 新人賞に応募する予定で、小説の原稿を書いています。

締切 2024年10月31日 

枚数 400字詰原稿用紙100枚以内

小説のタイトルは、『ハート・デザイナー』

 

  視線恐怖症で、恋愛ができなくなった20代の女性が、滝川玲メンタルクリニックサロンを訪れた。「ジロジロ見られるのがイヤなんです。」男性恐怖症で、恋愛も不可能な精神状態にある。

 

 脳の視床下部の視索前野は、性欲の中枢で、女性の恋愛を不可能にします。お喋りは出来ても、自分から男性に向かって直進的な方向意識で行動する能力はないのです。

 女性は、男性の脳の働き方とは全く違っていて、恋愛の行動のためのどんな言葉も記憶できません。そこで、呪いの言葉を恋愛の行動として言い表してしまうのです。

 男性が女性に近付いてきて、名前を問いかけると、女性が、名乗る。これが、恋愛の順番でした。男性が遠くから女性の名前を好き勝手に呼んでおいてから、そのあとで、女性に近付いてきて、黙り込む。言葉のない関係を求めるのが、恋愛できない男性です。母系制をつくる女性が生み出してきました。しかし、何も言葉を記憶していないので恋愛は出来ても離婚に至るし、子供が生まれても虐待するリスクを抱えています。

 せっかく結婚できても、母系制の女性は、心的に抱えている呪いの心情が、家という共同体の形式の規範にぶつかり、絶えず家の内部、あるいは、家そのものを壊してしまうのです。

 すなわち、結婚なんて元々かろうじて成り立っているもので、いつでも崩壊にさらされているのです。

 

 視線恐怖症で、恋愛ができなくなった20代の女性が、突然、狂気に陥りました。家の中で暴れます。父親の部屋に暴れ込みました。父親にパソコンを返せ!返せ!と怒鳴り、泣き叫び、つかみかかったり足で蹴ったりします。父親の部屋にある家具、書類、本などを床に叩きつけます。父親は、負けずに娘の身体を掴んで暴れるのを抑え込もうとしました。娘は、目は吊り上がり、葉をむき出しにして、獣のような奇声をあげて、父親の腕に嚙みつこうとしました。父親は体力にまかせて、ベッドに抑えつけて落ち着かせようとしました。マンションの最上階に住んでいましたが、娘は、父親の抑制を振り切って、窓から外に飛び降りそうになりました。

 狂気の錯乱や衝動的な自殺未遂の行動は、病的な度合いがかなり重いものです。

視線恐怖症で、恋愛ができなくなった20代の女性は、なぜ、こうまで症状が深くなったのでしょうか。それは、脳で言葉をつくる土台は交感神経による視覚です。心的な視覚をなくして目が見えなくなってしまったという問題です。

 

 


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sbs/business/sbs-1458491



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