てぃだ日記

沖縄の言葉で「てぃだ」は「太陽」
そんな大層な名前をつけられた
超へタレ犬と私の日記

秩父サイクルトレイン

2008-05-20 13:06:20 | 自転車
池袋駅から秩父駅まで
自転車と一緒に乗車できる
サイクルトレイン「CYCLE SPORTS号」
体験してきました!


たぶん抽選の競争率が激しくて当選は無理だろうし
(実際、250名のところ700名の応募があったそうです)
そもそも申し込みの時点で、既に締め切り2時間前だし
ダメもとで「健脚コース奥秩父を走る60km」に応募したところ
予想外の当選…。
貧脚なのに
嬉しいけど…どどどどうしよう

ついていけるのか
サポートカーに回収されないか
ドキドキ緊張しながら
集合場所の秋津駅まで10kmの道のりを自走で向かいます。



ホームに自転車が並ぶ姿は異様な雰囲気…
一般のお客さんたちも驚きながら眺めてました。

「CYCLE SPORTS号」のヘッドマークをつけた電車が
池袋駅・練馬高野台駅からの人たちを乗せてホームへ。



車両の両端のベンチシート部分に自転車を置いて
中央のボックスシートに座ります。
自転車と自転車の間にはパッキングシート(プチプチ?)をはさみ
さらにロープで固定してくれるので安心。

1時間ちょっとで秩父駅に到着
観光協会の人や駅員さんが
「ようこそ秩父へ」と書かれたプレートを持ってお出迎え

駅のロータリーには自転車と人でいっぱい…
「健脚コース」のグループの方に行くと
やっぱり速そうな人が大半です
中には女性もかなり含まれていて、ちょっとだけ安心



共催者さんのご挨拶が済み、ようやくスタートです!



街中を抜け
畑や民家のスキマのような道を通り
徐々に山のほうへ…
が、先導してくれるリーダー役の男性が
容赦なく飛ばします

三峰口駅~休憩~

坂になると
さすがに女性陣はちょっと千切れがち…。
もちろん私も
平地や下りでその分スピードを上げますが
これじゃ休むヒマがない

道の駅大滝温泉~休憩~

そんな感じで、無我夢中でついて行ったので
正直コースをよく覚えていません

ほとんど虫の息…

でも
坂を上っているときに見た
霧につつまれた山々の緑が視界の下に広がる風景や
上ってきた分の長い長い下り坂の気持ちよさ
休憩所でもらったお菓子が特に美味しく感じたこと
なにより、山に対して少しだけ自信がついたこと
とても素晴らしい体験になりました

折返し地点~秩父湖 二瀬ダム近辺~

長い長い坂あり、激坂あり、断崖あり
…とにかくリタイアせずに
坂で足もつかずに完走できたのが最大の収穫です

昼食~秩父米のおむすび~美味

走行距離は、60kmにわずか届かず55kmで
「あと5kmでゴールだ!」と思った瞬間にオシマイという
なんだか物足りない感じにはなりましたが
走りやすくていいコースだったと思います。

ゴール!

閉会式が終わり
来た時と同じように電車に乗り込み
秩父とはお別れ。

ホームではスタッフや駅員さんがずらっと並んで
手を振ってくれていました。
嬉しいなぁ…

秋津駅に到着し
自転車とともに大急ぎで降車して
定刻通りに発車していくサイクルトレイン…。

先の池袋駅・練馬高野台駅まで乗っていく他の参加者や
スタッフの人たちみんなが手を振って走り去っていくのを見て
なんだかウルウルしてしまったのは内緒です

楽しかったな~。
こんな太っ腹な企画をしてくれた
西武鉄道と秩父市に感謝感謝!!です。
また来ようっと。