イングリット・フジコ・ヘミング特別な会
名古屋栄
愛知県芸術文化センターの大ホールで開かれた演奏会に友人と、でかけてきました。
第一部はタマーシュ・ヴァシャリのピアノでした。
20分の休憩のあと第２部は、フジコ・ヘミングのピアノ演奏です。ショパンのノクターンからはじまり、ラ・カンパネッラまで６曲を続けて弾くスタミナには、驚きました。
一生懸命聴いているこちらも疲れるくらいです。
かなりのお年のはずですが、やはりキャリアでしょうか。
ラ・カンパネッラの演奏のときは、聴いていて目頭が熱くなるような感動をおぼえました。これは、私だけかもしれませんが、この曲を聴くと鐘の音が本当に響いてくるような気がしてなりません。
彼女のふっくりとした指先からこんな素敵な音色が出るのが不思議にも思えます。
今回は、ヘンリエット・トゥンヨギのバレエも随所に入り、いままでにない演奏会でした。
命の洗濯ができた午後でした。