代表のゆうこです。
毎度毎度の韓国映画ブログです。
これまでわりと多くの映画を見てきましたが、今回見た『ラブストーリー』は私の中での大ヒットになった作品ですのでご紹介したいと思います。映画を見て泣くということもほとんど経験がなかったのですが、これは思わず涙。初恋のストーリーの映画で泣くなんて、自分もそんな年頃になったのかなぁ・・・としみじみ考えさせれました。でも見終わった後、素直に感動できる作品なんですよ。
時を越えて、親子2世代それぞれの甘く切ない純愛を綴った恋物語です。母の日記と恋文を偶然見つけた娘がそこに書かれた母の美しくも切ない初恋を辿り、やがてその運命が自らの恋の行方にも重なっていくさまをノスタルジックにして抒情溢れるタッチで描いています。監督は私のお気に入り映画「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨンです。クァク・ジェヨンの最新作「僕の彼女を紹介します」も期待しています。
この『ラブストーリー』、韓国での原題は『クラシック』といいます。この映画の中では印象に残るシーンにクラシックの名曲が使われています。主人公ジヘが母のラブレターを発見する場面ではパッヘルベルのカノンが流れています。この曲は心地よい旋律が有名で、クラシック音楽の中では超メジャー級です。母のジュヒが講堂で演奏したピアノ曲は、ベートーベンのピアノソナタ悲愴の2楽章です。ピアノを優雅に奏でるジュヒに心を奪われるジュナの姿がなんともかわいかった場面ですね。冬休みにジュヒがジュナに電報を送り、お互いが会う約束を心待ちにする場面では、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲が流れていました。短調で少し物悲しい感じのこの曲が、二人の恋の行方を暗示させるようにも思えます。
また映画の主題歌「愛すればあいするほど」を弦楽四重奏バージョンやフルート&クラリネットバージョンなどに編曲されています。様々なシーンで流れていて、音楽とともに心に残る素敵なシーンが思いおこされてきます。この映画のサウンドトラックも手に入れ、印象に残るメロディーに酔いしれる毎日です。
あまりにも心を奪われてしまった作品だったので、いまだに何度も何度も見直しては同じところでググッと涙をこらえています。何度も見ると、細部に渡っての伏線描写がたくさんあり、とてもキメ細やかな作品であると実感します。ジヘがフッと前髪を吹き上げるところやテスがしょっちゅう倒れるところなど、「ああ、そうだったのね」という感じです。
まだしばらくはこの『ラブストーリー』に汚染されそうです。
音楽事務所オレンジノート
ラブストーリーレントラックジャパンこのアイテムの詳細を見る |
毎度毎度の韓国映画ブログです。
これまでわりと多くの映画を見てきましたが、今回見た『ラブストーリー』は私の中での大ヒットになった作品ですのでご紹介したいと思います。映画を見て泣くということもほとんど経験がなかったのですが、これは思わず涙。初恋のストーリーの映画で泣くなんて、自分もそんな年頃になったのかなぁ・・・としみじみ考えさせれました。でも見終わった後、素直に感動できる作品なんですよ。
時を越えて、親子2世代それぞれの甘く切ない純愛を綴った恋物語です。母の日記と恋文を偶然見つけた娘がそこに書かれた母の美しくも切ない初恋を辿り、やがてその運命が自らの恋の行方にも重なっていくさまをノスタルジックにして抒情溢れるタッチで描いています。監督は私のお気に入り映画「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨンです。クァク・ジェヨンの最新作「僕の彼女を紹介します」も期待しています。
この『ラブストーリー』、韓国での原題は『クラシック』といいます。この映画の中では印象に残るシーンにクラシックの名曲が使われています。主人公ジヘが母のラブレターを発見する場面ではパッヘルベルのカノンが流れています。この曲は心地よい旋律が有名で、クラシック音楽の中では超メジャー級です。母のジュヒが講堂で演奏したピアノ曲は、ベートーベンのピアノソナタ悲愴の2楽章です。ピアノを優雅に奏でるジュヒに心を奪われるジュナの姿がなんともかわいかった場面ですね。冬休みにジュヒがジュナに電報を送り、お互いが会う約束を心待ちにする場面では、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲が流れていました。短調で少し物悲しい感じのこの曲が、二人の恋の行方を暗示させるようにも思えます。
また映画の主題歌「愛すればあいするほど」を弦楽四重奏バージョンやフルート&クラリネットバージョンなどに編曲されています。様々なシーンで流れていて、音楽とともに心に残る素敵なシーンが思いおこされてきます。この映画のサウンドトラックも手に入れ、印象に残るメロディーに酔いしれる毎日です。
あまりにも心を奪われてしまった作品だったので、いまだに何度も何度も見直しては同じところでググッと涙をこらえています。何度も見ると、細部に渡っての伏線描写がたくさんあり、とてもキメ細やかな作品であると実感します。ジヘがフッと前髪を吹き上げるところやテスがしょっちゅう倒れるところなど、「ああ、そうだったのね」という感じです。
まだしばらくはこの『ラブストーリー』に汚染されそうです。
音楽事務所オレンジノート