10/27(土) 晴れ、19℃。ツレアイと土湯温泉に紅葉狩りハイキングにでかけました。
大宮駅から福島駅までは新幹線で70分。そこから路線バスで土湯温泉まで40分です。
土湯温泉は吾妻連峰から注ぐ荒川渓谷にあり、源泉は150℃の温泉蒸気と熱水。水質は名水100選はもちろん、東北一の水ですって。
温泉観光協会前の終点で下車。荒川に注ぐ支流の東鴉(カラス)川の堰は三段の滝が見事です。
温泉街の月乃湯橋を渡ります。足湯や名物のこけしの提灯が気持ちをわくわくさせてくれます。
またたびの木(枝)ひとつ百円、欲しいと思いましたが、もう猫は飼っていません。
この先から左に折れて、ずっと登っていきます。
クリのイガがいっぱい落ちています。中身はありません。この辺りのクリは甘いシバグリです。動物たちはよく知っています。大好物です。リスやノネズミ、クマたちがすぐに食べつくします。
紅葉は始まっていますが、まだ少し早かったようです。
道端にセンブリの花を見つけました。食べたら、苦いあの胃腸薬のままの味です。イタドリもたくさんの花をつけていました。
ミヤマ(アキノ)キリンソウも咲いていました。
土湯温泉から歩いて不動の湯に向かう途中から男沼に分け入って行きます。1時間くらい歩いて来ました。静謐な沼です。
風が全くないので湖面が鏡のようでした。
ボートを浮かべた釣り人が、ワカサギを釣っています。
男沼を半周ほどくるりとまわります。それから仁田沼に向かいます。
仁田沼は沼より湿地といった方がよいでしょう。ここに水芭蕉が群生するのです。今は秋、まっさきに紅葉するツタウルシが印象的でした。
ここから松林、杉林を抜けて「思いの滝」まで歩きました。途中の道標にクマの爪痕があって、それは180cmの高さで、、こわかったです。
「思いの滝」は木に隠れてほとんど全く見えませんでした。ツレアイは展望台の柵を越えてアブナイ恰好で見ようとしましたが、ダメです。下まで降りると見えるそうですが。登ってかえるのが10代の若者でもきついそうです。
女沼まで降りてきて、おにぎり2個のいつもの昼食です。
山並みの向こうは磐梯吾妻スカイラインを経て猪苗代です。女沼の秋はまだこれからのようです。
土湯温泉に戻ります。ゆるいのぼり坂です。女沼が見渡せます。
14:35のバスに間に合うように歩きました。ひざはまだよくないです。耳は不思議ですが、山にいるあいだはスットしていました。
さてマンホールです。土湯温泉オリジナルみたい。最初に造って、手を加えたのでしょうか。水芭蕉とコケシに模様が加わりました。(笑)