4/26(土)晴れ、25℃の夏日。写真家の故・秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と賞賛して幾度も撮影に訪れた花の名所「花見山」にツレアイとでかけました。
福島駅では「福のしま」キャンペーンキャラクタがお出迎えです。個人的には市の観光PRキャラクタの「ももりん」の方がずっと好きですが、、。(笑)
駅から花見山の往復ハイキングは10Kmです。初めての花見山を体力を残して午前中に楽しみたいので、往きは臨時バスを使いました。15分で到着です。
周辺は観光客マイカー進入禁止区域です。観光案内所本部のあるシャトルバスの駐車場からも花見山公園入り口まで10分くらい歩きます。
濃い黄色のレンギョウ、菜の花、赤いボケとハナミズキ、白いサクラとハナモモ、ユキヤナギなど、私の住む町で2月~4月に見られる花が一斉に咲いています。
公園入り口に着きました。
山頂までの1周60分コースを行くことにします。あちこちに花のボランティアの方がいて解説してくれます。まづは春モミジといわれる出猩々(デショウジョウ)やノムラカエデの真っ赤な葉の道を登ります。
葉が7、8枚なのでイロハモミジ系とわかります。夏に緑になって秋に再び紅葉します。(少し紫がかって濃い赤)
この時期美しかったのは清楚なリキュウバイ(利休梅)です。ヤナギザクラ属です。
ボケも少しオレンジっぽい厚みのある赤い花を咲かせていました。
ところどころ展望の良ところがあり、福島市街と吾妻連峰がのぞめます。
ムラサキケマンやタチツボスミレが登る道を楽しませてくれます。
イロハモミジの花が小さくこっそり咲いています。
オオバベニガシワはご存知でしょうか?春には赤く、夏には緑になる葉です。
オバナは茎から固まって咲き、メバナは葉と沿うように咲きます。
山頂はもうすぐのようです。
遅咲きのサクラが2つありました。「カンザン」と「天の川」です。
山頂から福島市街をのぞみます。おにぎり2つの昼食は少し先にしました。
下る先に「御衣黄」というサクラがありました。けれどもツレアイは緑色が足りないからウコンザクラだと云っていました。(開花から色は変わりますけどね)
参考にツレアイが4月に大宮第3公園で撮った「御衣黄」 はこんなでした。
下る道にはシモクレンも美しく咲いていました。
それぞれの花が美しいのと、花の種類が多いのは、ここが花木生産農業の集落だからなのでしょう。活花用の花木が多いのかなと思いました。カンヒザクラがあって、郵便局とチューリップ畑のある花見山公園入り口まで降りて来ました。
花見山から福島駅まで歩いて帰ります。25℃の夏日が少しこたえます。
阿武隈川沿いを歩いて大仏橋の手前を渡ります。
紅葉山公園から福島稲荷神社に寄って駅に戻りました。
ちょうどお宮参りの方がいて、「そうね、私の娘も来月あたりかしら」と、思わずにっこり。
福島駅からは予定より早く14時過ぎの新幹線で帰りました。
花見山は、お年寄りでも子供でも楽しめるプチ桃源郷です。