2月6日(土)、立川市内の土方学園かしの木幼稚園の「かしの木展」という展示発表会に
カシの木幼稚園の先生であり、立川市科学センターの指導員でもある青谷典子先生の案内で行ってきました。
園の保護者対象のサイエンスカフェをやりたいという園のお話もあり、興味深々で出かけました。
門を入ると園庭に銅の造形家の赤川政由さん作のロケットがそびえました。
この芸術感覚に、直観的にすてきな幼稚園を感じました。
園庭には、井戸ポンプと水遊びの川がありました。
また、園庭に泥んこコーナーもありました。
「毎日、冬でも、水遊び。泥んこになって遊んでます。」とのことでした。
インフルエンザは、ほとんど罹ってないとのことです。
私は、因果関係はあると思いました。
また、子ども向けの、キッチンとダイニングルームが離れにあり、
料理を作って食べるそうです。
子どもたちの主体的な食育だなと思いました。
「かしの木展」は、クラス毎の工作の展示です。
子どもたちが、計画から話し合い、作り上げるとのことでした。
自主性を育てています。
ハサミも、年少さんからきちんと指導して使わせています。
園庭の隅に、ドングリでバランスをとるシーソーのような玩具や
ドングリコマを手作りするための穴あけ器があり、
理科教育の私は、感激しました。
一通り、見学して、副園長先生から、保護者向けのサイエンスカフェをやりたいというお話をお聞きしました。
親が、科学(学び)に興味をもたなければ、科学が好きな(学びが好きな)子どもは育たない。
と、いうようなお考えをお聞きし、その通りと思いました。
「遊び」を通して学び成長するという、こんなにきちんとした子ども中心主義の幼稚園で、
サイエンスカフェがやれたら素晴らしいと思いました。
カンボジアの子どもたちの支援活動のも取り組んでいる姿勢に、関心しました。
お金や物の支援でなく、カンボジアのママさんたちを指導して、幼稚園で使う小物類を制作してもらい買い取るという
自立を支援する形態に感激しました。
一通り見学と訪問が終わると、「おやじの会」が作った温かい豚汁をいただきました。
お父さんたちも、大勢参加していました。
帰りに、土方園長先生が、園庭に「宝石」を埋めたり、キラキラのカラーの粒をまいて、
子どもたちに発見させるという夢のある遊びをしていることを見せてもらい、
とても清々しい気持ちで園を後にしました。
園長先生、副園長先生はじめ園の皆様ありがとうございました。
セッティングしてくれた青谷典子先生にも感謝します。
以下に、写真を掲載します。
すてきな入り口と赤川政由さん作のロケット像
井戸と川のある園庭。土の中に「宝石」が埋められている。
美味しそうにできたお寿司
お料理も美味しそうに、よくできてます
色合い、風合いがきれいな時計
ハンバーガーやさん、よく調べて作ってあります。
ふわふわのケーキ、綿あめみたいでおいしそう。
色とりどり、形もよくできたお菓子
どんぐりでバランスをとる手作り玩具。これ、プレ科学教育!感動!
どんぐりコマづくりの道具。手作りすることは大切
世界の目を向ける。 保護者教育。 すばらしい!!!!感激。
私も、カンボジアで「楽しい科学実験、科学遊び」やりに行こうと思っているので、共感。