岡村幸保 人間讃歌・ビバサイエンス・自由闊達オカピーLOG              

8月6日 広島原爆の日に思う

原爆症訴訟原告全員救済へ首相と被団協が確認書をかわした。
遅すぎた感はあるが歴史がまたひとつ動いた。
今朝のニュースは久しぶりすがすがしかった。
ここにいたるまでに、どれだけたくさんの人々が動き、祈ったことだろうか。 
オバマ氏がアメリカ大統領としては初めて、アメリカには原爆投下の道義的責任があり、核兵器廃絶を国家目標とすると話したプラハ演説。
以来、世界の核兵器廃絶の動きが加速している。
世界が動いている。
人々が動かしている。 
人間が作ったものだから人間の力でなくせるはず。
天災ではないのだから。
科学を学ぶ者は科学を人類の不幸に使用しないことを心に命じるときだ。

ネアンテルダール人は心優しく、好戦的でなかった。
死者の埋葬に花を供えることをはじめた人類だった。
われわれの先祖であるクロマニヨン人に追われりるようにして、今はもう絶滅して姿はない。
現存する核兵器は人類を何回も絶滅できる量に膨れ上がっている。
われわれ21世紀ホモサピエンスが核で絶滅しないよう、心優しき多数者が動けば非核の世界はつくれる。
オバマ大統領も若きハワイ時代に日系の方から被爆の実相を知らされたことがプラハ演説につながっている。
動くことは結実する。
 
宇宙飛行士たちは、争いのない世界をつくることと緑豊かな地球を守ることを深く心に刻んで帰還するという。
我々は宇宙に行けないが、人間には想像力というすばらしい能力がある。
映像技術も進歩しその気持ちの一部くらいは理解できる。
みんなが宇宙飛行士になったつもりで世界と地球の見方を変えよう。 
 
核兵器が世界からなくなる日を見てみたい。
そのために、一人ひとりがどうすればよいのだろうか。
深く考えたい。 
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