佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

日本共産党市議団として環境保健研究所や加曽利貝塚などの状況を視察






 今日は日本共産党千葉市議団として市内にある千葉市環境保健研究所、重度心身障害児施設・桜木園、加曽利貝塚博物館と新博物館建設予定地についての視察を行いました。環境保健研究所は、千葉市総合保健医療センター(美浜区幸町)内に開設され、今年9月に若葉区大宮町に移転・再整備されました。環境保健研究所は、検査方法の点検や専門知識の取得、研究業務、情報の解析・提供、研修指導・市民への啓発、感染症や食中毒の原因などを調査する緊急検査を実施する役割を持つ機関です。職員は医師や薬剤師、獣医師、化学技術職で構成され、事務職は2名となっています。
 施設としては9月に移転したため新しいです。外部から入ることや職員の中でも各検査に入るためのセキュリティも厳重になっています。ウイルスなどの検査も行っていたり、薬品もあるため内部の構造などをわかるような撮影をしていません。
 新型コロナウイルスの検体の分析でも1週間分の検査を実施するなど、千葉市内の検査、研究などを担う重要な施設です。



 桜木園は千葉市社会福祉協議会の指定管理で管理運営されています。昭和46年に開園され、重度の知的障害と身体障害の重複した障害児に対して、医療の提供や看護、介護、療育を行うという、こちらも重要な施設です。県内にはこうした施設は桜木園を含めて6か所しかなく、県内で入園待ちは100人とのことです。それだけニーズが高い施設であり、求められている施設です。今年は新卒で2名の看護師が入り、来年度も1名の看護師が入るとのことで、充足されているとのことでした。親の高齢化もあり、入園者の高齢化もあと数年で課題になる中で、こうした施設のニーズはさらに高まることになります。





 最後に、特別史跡・加曽利貝塚に伺いました。新博物館の建設に向けて動き出していますが、入札参加申請がなく、建設費用も資材や人件費の高騰による影響で、増額するため、当初の予定通りには進まない状況にあります。新博物館は、千葉都市モノレール沿いにあって現在は使われていない小倉浄化センター付近に建設予定で、加曽利貝塚から坂月川を渡った対岸に位置することになります。
 加曽利貝塚については現在、案内看板の改修や新設、園路の整備、便益施設「かそりえ」の整備が順次実施され、今月11日には、北貝塚部分にある調査区の再発掘調査の現地説明会が実施されるとのことです。現地説明会は事前申し込みが必要ですが、博物館のホームページを確認したら、申し込みは終了していました。休館日となる月曜日以外は、現地にはボランティアのみなさんもいらっしゃるそうなので、来ていただければと思います。

▶︎加曽利貝塚博物館のホームページはこちらをクリック→千葉市立加曽利貝塚博物館

 施設関係者や担当課のみなさまには大変お世話になりました。ありがとうございました。

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