ジョン-レノンは「幸福の科学」ではキリストの再誕とまで持ち上げられており、これはこのヘンテコな宗教団体の数少ない「功」の一つだと思います。
中国ではレノンと言えばこの2曲で、他には全く知らない若者ばかりです。
これはCDを聴かなくなった日本の若者にも共通するかも知れませんが、それではやはりもったいないのでアルバムを紹介します。
レノンを知る上で外せないのは、ソロデビュー作「ジョンの魂」と、「スタンド バイミー」の入っている「ロックンロール」です。
あとはアルバムの「イマジン」と「マインド ゲーム」を聴けばほぼ完璧と言え、これほど楽に「制覇」できるアーティストは稀です。(東京の図書館に沢山ある)
レノンの歌が多くの人にウケる理由は、その解りやすさにあると思います。
彼の歌ほど真っ直ぐ心に届くモノは滅多になく、「純化」の美学が感じられます。
もちろん、ビートルズの頃のジョンの歌も素晴らしく、特に初期の方はほとんどがジョンのボーカルなので、メジャーデビュー前の曲を集めた「BBCセッション」が特にお勧めです。
あとは「Let it be : naked」も善く、この歌は中国でもよくカバーされています。
私はジョーン-バエズのカバーが一番好きで、これは一曲だけでも大きな価値を持つと思うので、ぜひダウンロードして聴いてみて下さい。