これまで「超ミネラル」のガン治療への用法として、鉱物薬(シラージャトー)を強酸で溶かして投与する手法を挙げましたが、これではなかなか万人に行き渡らせるのは困難でしょう。
ナヴァホの地では大半の人が、ウラン鉱山の粉塵による肺ガンのリスクを抱えていたので、全ての人に持続的に「超ミネラル」を摂って貰う必要性がありました。
そこで秀祥は、土壌のミネラルを最大限に作物が取り込める農法を普及します。
これは何度も紹介して来た有効微生物群(EM)農法ですが、今回はその日本での現場を紹介します。
この農場は常に見学者を受け入れており、そこでは慣行栽培の大根とEM栽培の大根とが、同じ条件下でどれだけ鮮度の保持に違いを見せるかが示されています。
慣行栽培の大根は半年で真っ黒に溶けてしまう所、EM栽培では真っ白で全く変化せず、その味わいもフレッシュなままでとても美味しいです。(ビックリドンキ等のレストランと契約栽培)
こうした「腐らない作物」は、今では抗酸化物質(ファイトケミカル)の多さで評価されていますが、近い将来「酵素的な抗酸化力」も評価される様になるでしょう。
それは酵素によって遺伝子の複製と修復、発現が行われ、ファイトケミカルを多く作るのも酵素による遺伝子の活性化に依るからです。
その他にも「腐らない作物」は無数の酵素反応によって「生命力」を維持しており、その「神秘の力」の根源は「超ミネラル」に在ります。
こうした「腐らない大根」は障害者施設でも生産されており、10kg近い巨大大根が収穫されています。
巨大大根では30kgの「限界突破」も記録されており、それは遺伝子が完全に発現しきったコトを示しています。
これらの農場や施設の手法を参考にして、次回は秀祥がナヴァホの地で有効微生物群農法を広めるエピソードを描きます。