真の動物福祉牧場を目指して

聖なる歌

 このタイトルは以前から温めておりましたが、日本の歌で「聖なる」とまで冠せる歌はなかなか思い浮かびませんでした。

 強いて挙げるならば五輪真弓の「愛の約束」や「愛燦燦」、新井英一の「彷徨ホテル」や「愛しい人」といった処ですが、これらはアクが強くて私の物語にはマッチしませんでした。

 物語の挿入歌としてはちょっと前の「Say Ⅱ」でシセルの「I will be with you」をフィーチャーしましたので、これについて補足させて貰います。 そこではシバとセイのデゥエットとしてシバの最期まで語りましたが、結局ここで死ぬのは熊のテディだけとします。 やはり転生者であるシバには戦いなどで死んで欲しくなく、彼にはメソポタミアの再興という大業を成して貰おうかと思います。

 

 次にシセルとのカップリング(MDカセット320分で)が定番に成っているケルティック-ウーマンから「聖なる歌」を一曲挙げますと、それはやはり名盤「Believe」からとなり、ここでは敢えてお祭り向きな「空と夜明けと太陽」とします。 これはトゥルクの収穫祭でのクライマックス的な歌としてフィーチャーでき、人類の夜明けを歌ったモノです。

 

 もう一曲、こうしたフォークロア(民謡)調のアーティストとしては世界一であるエンヤから挙ようと思い、彼女はとても多くの「聖なる歌」を発表しているのでチョイスに迷いますが、前にも紹介した「On my way home (家路)」とします。

 これは私が22才でユーラシア横断の旅をし(シャングリラ地方を3ヶ月旅したのもこの時)、何度かの死線をのり越えて「家路」についた時の心境を歌ってくれています。 

 そんな昔の記憶はもちろん曖昧で美化されていますが、「home」を愛する心がこの時ほど高まったコトはありませんでした。

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