まだSHERLOCK:S3の撮影が続いてそうですが、日本ももうすぐSHERLOCK祭り(笑)があるので、何ヶ月間もかけて書いているこの勝手気儘なコメンタリーもそろそろ終わらせないと!;^_^A
ではでは今日もお付き合い下さい♫
◉Coventry!!とマインドパレス(笑)に引きこもっていたシャーロックが突如意識を浮上させて叫ぶ!笑。そしてジョンが居なくてアイリーン嬢がジョンの椅子に座っているし;^_^Aジョンジョン……と煩いシャーロックですがここで、Coventryについて。この直後にシャーロックが更にコヴェントリーの悲劇について揶揄しますが、先に解説(笑)
コヴェントリーはイングランド北部にあります。Lady Godivaの伝説で有名ですよね。伝説のロックバンド、The Queenの歌詞にも彼女の名が出てくるし、世界的に有名なチョコレート店もこの夫人の名前をつけてますものね。
で、町の経済は自動車産業で成り立っているのです。戦争中は、敵は相手の何処を狙うか?工業地帯ですよね。モノを生み出している場所というのは、その国の動力ですから。日本も広島に原爆が投下されてしまったのも、あそこが工業地帯だったからですものね…。そして、コヴェントリーはナチスドイツ軍に攻撃されるのです~_~;
ここで、余談→ナチスの暗号エニグマという暗号(暗号機)を解読した数学者Alan Turingの映画化にあたりBenedictが彼を演じるのに抜擢されているのは、ファンなら既に知ってますよね。何か因果を感じる……(笑)チューリングが空爆の暗号を解読したのにも関わらず、ナチスに解読を知られたくないという理由でコヴェントリーの空爆を黙認。まぁこれは信憑性が定かではないですが、シャーロックはやーっとマイクロフトが電話で言っていたCoventryをなんとなく分かってきて、マインドパレスから帰ってきた、という訳なんですよね。
◉アイリーン姐さん、コヴェントリーについて何か関係があるの?ってシャーロックに聞いておきながらHave you ever had anyone?(今まで誰かいたの?=誰かと付き合ったことあるの?となる。アイリーン姐が言うと、性的関係だけに特化したニュアンスに聞こえる、笑)って、話を変えるんかいっ!ってツッコミ入れてしまいましたけどね。その強引さもDominatrixならではかも。まぁ、シャーロックに分かりやすいように更にAnd when I say had, I'm being indelicate(私が"いた"と使う時は、淫らになるのよ)ハッキリ言うなぁ、姐さん(^^;;シャーロックはほんと、カタブツ(笑)いや、カタブツ演じてるだけで、計算かも?(笑)
◉またLet's have dinnerとアイリーン姐さん。シャーロックに散々そのテキストを何回も送っていましたよね。前にも触れましたがきっとdinner=sexってな事なのでしょうねー。アイリーンがフツーにシャーロックとDinnerに興じるなんて絵面的にも可笑しいし(^_^;)
お腹は空いていない、とシャーロックが返しても彼女はGoodと嬉しそう。えーと、それは食欲低下=性欲増加という通説に基づいての事??笑。よく、食欲が満たされると性欲は薄れるって聞きますけれども。。
◉ここすーんごい好きなシーン!シャーロック:Why would I want to have dinner if I wasn't hungry?(空腹でもないのに何故僕が食事をしたいと思うんだ?)
アイリーン:Mr Holmes, if it was the end of the world, if this was the very last night, would you have dinner with me?(ミスターホームズ、もし世界の終わりだとしたら、これが最後の夜だとしたら、貴方は私とお食事して下さる?)
あーーー、ここは本当にまさに!男女の最後の駆け引きっていうシーンなのですよね。私の大好物、男と女の駆け引きや危うい関係を、上手く体現したなーって思いますね。文にするとその男女の色合いが出ないのが悔しいっっ!あの2人の仕草や声色、口調。が、あの緊迫した男女の雰囲気を出しているから……セリフだけでは伝わらない;^_^A
シャーロックもアイリーンもお互いの色気の出し方を知ってらっしゃる。やっぱりシャーロックは恋の駆け引きが出来るのよね。普段は邪魔なものだし恋愛自体しないから、皆には分からないだけなのね(笑)シャーロックが自分のセリフを吐きながら、アイリーンの手をとり腕を掴むのは……キスしたいから。ではない!!のは皆さんご存知ですよね(笑)この後に続く、クライマックスで分かります。
ハドソン夫人の邪魔(笑)が入り、アイリーン姐さんの問いかけにシャーロックは答えぬまま、このやりとりは終了ーー。いや然し、ココでシャーロックが落ちてたら、この男女のゲームに白旗をあげていたら、ハドソン夫人が来なければ。アイリーン嬢は彼をどうしたんでしょうね?その答はまたこの後に出てくるかも。
◉ Coventry all over again. The wheel turns, nothing is ever new.(コヴェントリー再び。運命の輪は廻るが、新しい事なんてない。)再び、車で強制的に連れさ出されたシャーロック(笑)飛行機で何かするっていうのは分かっているみたいだけれど、詳しくは分からないシャーロックがつぶつぶ言うシーン。政府が攻撃されるのを黙認するのは時としてアリなのか?シャーロックがブツブツ言うのもごもっとも。で、疑問なのがシャーロックを連れにSSらしき人が再び現れたけど、政府関係のSSなのかしら?王室のSSだとここまでしないよね(ー ー;)
◉ついにマイクロフト登場のThe flight of the dead初見はほんと、えーーー………オチがそれ??ってな感じでした。
冒頭の数々の珍事件の中に、これ関係の依頼やケースがあったのには驚かされましたけれどもね。
◉マイクロフトOne lonely, naive man, desperate to show off, and a woman clever enough to make him feel special.(1人の孤独な初心な男、良いところを見せたくてたまらない。そして利口な女は彼を特別に思わせるには充分だった。)こう言われても、シャーロックは自分だと思わない(^^;;シャーロックは常々、自分の賢さを証明したいという顕示欲を持っていますからね。そこをアイリーン嬢に突かれたのだけれど……
◉A Damsel in Distress. In the end, are you really so obvious? Because this was textbook. The promise of love, the pain of loss, the joy of redemption,Then give him a puzzle and watch him dance.とマイクロフトが珍しく、シャーロックに戒めるように言葉を放つココの言葉がすごく好きで(笑)本当に分かっているのか?!と。
Damsel in Distressは嘆きの乙女。西洋絵画ではかつて定番だったこの象徴は、いつしか映画やドラマ、小説でも設定として使われてますよね。絵画で分かりやすいのは、ギリシャ神話のアンドロメダとか。
現代で言えば、007やSTAR WARSね。囚われた乙女(本来の意味はa young unmarried womanです)を英雄的な男性が助けるという構図。
マイクロフトが言いたいのは、お前は結果的に彼女に加担したんだぞ?!って事が言いたいのだけれど、英国だからかはたまたドラマだからか、言い回しに選ぶ言葉がなんとも私のツボにハマりすぎてます!綺麗というか凝った表現。文法的にではなく、表す言葉の選び方が。
愛の約束、喪失の痛み、救済の喜び。しびれますねー、うん、初めて聞いた瞬間、まさにトリハダ!!立ちました。原語かつ、字幕なしで見ていたから余計にすんなり視覚から聴覚から、その言葉が入ってきて……私の思考回路占領(笑)まぁ、以前付き合っていた恋人の事がまだ吹っ切れてなかったから余計に私はこの言葉にとり憑かれたのかもしれませんが;^_^A
シャーロックはまんまとアイリーンに踊らされてた訳ですよね、この半年間。自分の意志とは裏腹に、彼女を手助けしてしまったんですよね。シャーロックが思うより、ゲームが壮大過ぎたんですよ。愛の約束はアイリーン宅でしたのかしら?いや、大量のテキスト??Let's have dinnerかな?笑。どれがあの2人の約束になるかは確定出来ないけれど、喪失の痛みはアイリーンの死亡偽装の時のシャーロックの落ち込み様を考えたらあれだな。救済の喜びは、マイクロフト曰く"ジャンボ機コード解読"になると思うけど、最後の最後でやりますよね、シャーロック。救済をね。
◉Then give him a puzzle and watch him dance.(なぞを与えて、踊る彼を見る)Sっ気たっぷり♫
◉シャーロックにとってはまさかの?!アイリーン登場(笑)第二ラウンドも負けの予感がヒシヒシと……。
アイリーンにまんまと利用され、出し抜かれNot you, Junior. You done now.まで言われちゃってまぁー、ズタボロΣ(゜д゜lll)だけど、そう見えないのがまたなんとも(笑)シャーロックの負けず嫌いさからか、育ちの良さからなのか。とにかく普通は負けたら、落ち込むよね?(・_・;笑。
◉マイクロフトがシャーロックを庇ってアイリーンとの取引に応じてるように見えるけれど、いや、違うな。どこまでもマイクロフト兄は、計算していると思う。シャーロックを売るより、自分が取引に応じる方がリスクが低いと考えたからだと思う。だって、E3ではシャーロックを助けないどころか、売るんだもの。国家のために。人間性としてはシャーロックの方があるのですよね。お兄さんよりも。
◉アイリーンVSマイクロフトという構図へ。シャーロックは蚊帳の外~f^_^;)
離れたソファに座るシャーロックにDEARってねー、お姉様ほんともー♥♥♥勝った気でいるから言いたい放題ね(笑)この時のDearの意味は結構見下した意味ですね。(私の)可愛いシャーロック、坊やぐらいの意味はあります。
◉He's good, isn't he? I should have him on a leash. In fact, I might.(彼って本当に良い子よね?彼を鎖で繋いで飼いたいわ。実際、出来たのに)
いつ?アイリーン宅でBeatした時?さっきBeg for mercy twiceの発言の時?(笑)
◉ここからアイリーンの暴走と自爆。シャーロックより更にハイレベルな相手、マイクロフトとの対決で勝利を確信したのか、モリアーティにアドバイス貰ったとか言ってしまったあたりからかなーんか……え?貴女は聡明な女王様ではないの?!モリアーティの名前なんで出したのか?いや、アイリーンとモリアーティが手を組んでる事なんて後からでも分かるのに、何故此処ですんなり言ってしまったのか?ずっと疑問だったけれど、これは女の性ですね。私もよくやってしまって墓穴掘るのですが相手のライバルの名を出して、嫉妬させる行為だったのではないかなー?と思うのですが。雄の逃走本能を刺激させるというか。自分を見て!気にして!というのと、勝利の確信からベラベラベラネタバレするアイリーン。彼女も女の子なんですねー(笑)
◉The Ice manとThe Virgin上手く例えたなー、モリアーティ*\(^o^)/*
この時点で、モリアーティは国家の為なら弟を犠牲にする兄だとを見越しているって事か。一方弟は聖女や童貞やら……(^^;;でも童貞ではなさそうだけどなー、大学生の時とか遊んでそう。で、恋愛関係自体に面倒になって、今は範疇外って感じ?だって、モリーの片思いをいつも利用してるから、どういう風にしたら女が喜ぶかは分かっているんだと思う。ソシオパスだけど、天才だし(笑)
◉アイリーンがモリアーティの事をThat's my kind of manと言ってから、シャーロックの様子がおかしくなるなる……何か分かったみたいね。
◉マイクロフトがアイリーンの提示した条件を呑んで、このゲームが終わりかけた時にシャーロックの待った!!が(^.^)The game was too elaborate, you were enjoying yourself too much. (ゲームが巧妙過ぎだった、君は自分自身楽しみ過ぎたんだ。)ゲームが巧妙だったものね、それは認めるのか。
◉これはこの回きっての名言だと思う。Sentiment is a chemical defect found in the losing side.(感傷は敗者側に見られる化学的欠陥だ)と、シャーロック。知り合いの方はいかにもイギリス人らしい言い回しだなーって言ってました。いやほんと、貴方の言うとおり!激しく賛同!やっぱ恋愛はなんたるものがっていうのが分かってるんじゃん、シャーロック(笑)でも、確信したのが脈と瞳孔だけで判断する?;^_^A無理矢理すぎない?苦笑。
このシーンは色っぽくて大好きなんですけどねー。
◉Camera phoneのコードが分かったシャーロックはアイリーンに詰め寄る。なんでジョンの名前出すかはナゾ(笑)パスコードはI AM SHERLOCKEDいかに単純な!!視聴者もつっこんだでしょう(笑)それと同時に納得もしたでしょうねー。私もその1人(*^o^*)恋した男の名前やら生年月日にしたくなるのは女の性ね(笑)にしても、シャーロック!最後の大どんでん返し、おめでとー*\(^o^)/*第二ラウンドはギリでシャーロックの勝ちね(笑)
◉Are you expecting me to beg?(私に懇願させるの?)アイリーンの声が震えてる。さっきまで勝ち気だったのに、221Bではシャーロックに二度懇願させると言っていたアイリーンの姿はもう無い。そのあと意を決してplease...と言うアイリーン。鞭を持ったDominatrixが、か弱い女性に成り下がった瞬間。
◉シャーロックSorry about dinnerと。此処であのIf it was the end of the world~の答を返したのね。その直後のアイリーンの表情!!T^Tゲームに負けるわ、懇願させられるわ、振られるわ……散々だ(´・_・`)
あともう少しですが、ここで一旦終わらせておきます。エピローグまで書きたかったのですが、そこまで書くとさすがに長くなるし、個人的な事情もあるのでここまで!と言うことで…
シャーロック祭りにギリ間に合わなかったなー(ーー;)
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