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yuki

消費生活アドバイザーの目

東京からのお客様は鯛茶漬けでスタート

2011-05-18 11:22:28 | グルメ
東京から友人が来ると杵築に案内することが多い。

大分空港から別府に向う途中にあることも理由の一つだが、杵築の「若栄屋」の鯛茶漬けがお気に入り。

老舗料理店が300年にわたり受継いできたゴマベースのタレに漬け込んだ鯛茶漬けには、松平の殿様が鯛茶漬けを召し上がったときに「うれしい~の」と言われたことから「うれしの」の名前がついています。

公民館のような外観とは裏腹に内側には本格的な能舞台を持つ広間があり、運がよければ所蔵の美術品を見せてもらうことができます。

昼食の後には、杵築のサンドイッチ城下町を散策、タイムスリップしたような町並みを堪能。

家老屋敷や一松邸ではボランティアガイドさんから熱の入った解説が聞かれ、資料館のわかりやすくなった展示説明と合わせて江戸時代の侍の暮らし向きや杵築の歴史などを知ることができます。

武家屋敷を活用した「着物の着付けサービス」も始まり、町並みを活かした観光誘致に情熱を注ぐ杵築の人達の思い入れが伝わってきます。

福島第一原発事故の影響か、訪れる人の数は少なかったのが気になりますが、地道な活動は杵築の持つ変わらないものの良さがを認知させ、和服の似合う町として全国の人達が訪れてくるものと期待します。

別府 日本酒の会

2011-05-12 00:00:01 | グルメ
第41回「日本酒を楽しむ会」に参加

今回で二度目であるが、豊後高田の酒販店「田染荘」店主津田紀芳さんセレクションのお酒と楽しい語らいは至福の時となります。

本日のテーマは「純米吟醸 米違い」 原料米によるお酒の個性を楽しむ。

1)美丈夫「舞」   高知 しずく媛50%精米
2)米鶴 「うきたむ」山形 雄町50%精米
3)阿部勘「於茂多加」宮城 亀の尾50%精米
4)群馬泉「淡緑」  群馬 若水50%精米
5)鷹勇 「強力」  鳥取 強力50%精米
     いずれも純米吟醸

そのまま飲んでも美味しいのですが、注ぎたてと暫くおいたモノ、
割烹「小菊」の料理で味わいが違うのもワインと同じですね。
 【料理とお酒の写真】

アナゴの稚魚「のれそれ」は初めて食べましたが、生シラスのような”ねっとり感”もなく初夏の恵みと感激しました。

お酒と料理も良いのですが、幹事のマリアさん(ドイツ人)の人柄に引かれて集うメンバーとの交流は更に素敵で、別府の懐の深さを感じます。


別府 イタリアン「ボーノ・ボーノ」

2011-05-10 16:41:26 | グルメ
別府市の幸通りに面するイタリア料理の店「bouno bouno」(イタリア語で「素晴らしい、美味しい」)でランチ。

南欧風の外観とは異なり、パン屋さんと併設された店内は、明るくシンプルなつくりで清潔感がある。

ランチセットは、パスタとピザの料金のままで、パン、サラダ、コーヒーが付いてくる。

サラダはレタスにバルサミコベースのドレッシングで、まさに「おまけ」の感じだが、オリーブオイルと一緒に出されるパンは売っているだけあって美味しい。

薄めの生地を程よく焼いたピザ、最初は少し固めのパスタ、どちらもチーズとガーリックが利いて食欲をそそります。
カップルや若い人だけでなく、買い物帰りの主婦も立ち寄る、街角イタリアンとして好感が持てます。

別府 シェ・ヤマ

2011-05-04 09:04:33 | グルメ
久し振りにシェ・ヤマにランチに行った。

別府市の高台にある閑静な住宅街、「シェ・ヤマ」は隠れ家的なレストランです。

最近流行りの懐石風のフレンチとは一線を画し、味にこだわった昔気質のオーナーシェフの本格フレンチには好感が持てます。

今日のランチメニューは「仔羊のロースト」と「真鯛のポアレ」

子羊のやわらかい肉にソースがマッチ、食欲をそそります。
サラダはオイル控えめでほのかな甘みが野菜の美味しさをひき立たせる。
すし酢にオリーブオイルを混ぜたような感じだけど、この甘さはハチミツかな・・・

この味とアットホームなサービスがリピーターが多い理由でしょう。

惜しむらくはお客様のペースに合わせたサービスが出来ていないこと。
ゴールデンウィークで家族連れや友人同士と満席だったせいもあり、家族経営では仕方ない面もあるが、順番に料理を出しているので、間が持たない。

カップルでワインを楽しみながらゆっくり食事をする人もあれば、孫とランチをして次の予定がある人も、小生のように早食いもいる・・

同じ”シェ”と言うことで比較するのも酷であるが、フレンチの名店「シェ・松尾/松濤」ならそれぞれのお客様の状態を見ながら料理のペースを合わせるべくフロアサービスは厨房は格闘しながらも、お客様には何事もなかったように笑顔で接し、料理プラスアルファの満足感も一緒にお持ち帰っていただくように務めることだろう。

同じく別府の「別邸ZEN」でも感じたことであるが、料理人が決めた趣向や段取りで料理を出しそれをお客がペースを合わせて有り難くいただく。
別府のお店は料理人主体の店舗運営になっているように感じる。

東京や関西からお客様に何度も着ていただくためには、大分県の恵まれた素材を活かす料理人の腕は勿論だが、期待以上の満足感を持って帰ってもらうための顧客視点のサービスが必要を感じたランチタイムでした。

別府 手打ち蕎麦 にはち

2011-05-02 12:38:00 | グルメ
関西で育ったので麺類といえば”うどん”、大好きな落語も「時そば」ではなく「時うどん」が正調と思っていました。

高校時代に東京に転校して”そば”の美味しさを知り両刀使いになりましたが、基本的には関東では”そば”、関西では”うどん”と決めていました。

昨日の温泉ツアーで大分にも美味しい”そば”があると別府「手打ち蕎麦にはち」を紹介されました。

開店の11時半に入ったら、既にバックパックの旅行者の方が一人カウンターで蕎麦で日本酒をやっていました。

ランチの「にはち蕎麦+桜海老のかき揚げ丼」と「十割そば」を頼んで家内とシェア、
「十割そば」はぼそぼそするからイヤと言っていた家内もここのは美味しいとご満悦。

桜海老のかき揚げはサクットして、口に入れるとほろりと溶けるような感触で丼のタレとの相性も良く、丼だけ食べに来ても良いと思うくらいでした。(蕎麦職人からは怒られそうですが・・)

このお店では「蕎麦で日本酒を楽しむ会」をやっており、ご主人が厳選したお酒と入魂の蕎麦料理のコラボレーションを楽しめるそうです。 
 5月15日(日)17時から5,000円 早速申し込みました。

こう言った美味しいお店を教えてもらえるのも温泉ツアーの良いところです。