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yuki

消費生活アドバイザーの目

知らざあ言って聞かせやしょう。

2005-06-23 00:37:42 | Book
日本人なら一度は聞いたことのある「知らざあ言って聞かせやしょう。浜の真砂と五右衛門が、歌に残せし盗人の・・・」は、河竹黙阿弥の「青砥橋花紅彩画の浜松屋」で弁天小僧が言うせりふです。

日本の文化の中には、歌舞伎のせりふが底辺に流れているように思いますが、私も含めてどの様な場面で使われていたのかを知っている人は少ないように思います。

赤坂治績さんの「知らざあ言って聞かせやしょう-心に響く歌舞伎の名せりふ」は、そのせりふが生まれた背景や歌舞伎が発展してきた経緯などが大変興味深く書かれています。

耳で聞く日本語の美しさを認識できと思います。

声に出して読む日本語の斉藤孝さんも同タイトルの本を出しています。
知らざあ言って聞かせやしょう- 声にだすことばえほん」

Yappa17歳 新しい時代が若い力で切り開かれている!

2005-06-20 16:48:38 | Book
現在21歳、3Dで世界のビジネスを変えようとしている、Yappa社長の伊藤正雅の著書「Yappa17歳 ITビジネスに学歴も年齢も関係ない!」(講談社)を読んで感じたことです。

立教大学のH教授にビジネスコンテスト「Trigger2005」の件でご相談に伺った時に伊藤社長のお話を若いベンチャーを目指す人に聞かせてはと言われて読んだ本です。

会社設立から3Dとの出会い、日本でベンチャーを立ち上げることの大変さ、お金になると思うと群がる詐欺集団・・等々、17歳から4年間で良くこれだけ経験したものだと感心します。

事業を起こしたいと言う情熱や良い着眼点を持ったべンチャーを目指す若者にはよく会いますが、同じ年代でこれほどまでに自分を冷静に見つめ、周囲の知恵や資源を使いこなしている人がいるとは・・時代はスゴイ若者を生み出しています。