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yuki

消費生活アドバイザーの目

多賀ひとみピアノリサイタル

2005-09-18 22:34:46 | 音楽
前回は2000年9月でしたから、5年振りに多賀さんのピアノを聴きました。
上手になった!と言うとプロの方に大変失礼なのですが、音に深みが出て聴かせる音楽家に成長したと感じました。

音楽大学や美術大学を卒業しても、10年後にプロとして活躍している人は100人に1人、その中でも演奏会活動だけで生活しているひとはごく僅か。大変厳しい世界です。

その中で次の世代を育てながら日々研鑽を重ねる。大変だけれど力一杯演奏したあとの拍手がエネルギーになって頑張れるのでしょうね。
次の演奏会では聴く人にどのような感動を与えてくれるのか楽しみです。

【曲目】
ラフマニノフ:10の前奏曲作品23より
       第4番ニ長調
       第5番ト短調
       第6番変ホ長調
ラフマニノフ:ピアノソナタ 第2番変ロ短調 作品36(1931年改訂版)
ショパン  :24の前奏曲 作品28

【場所】津田ホール

【演奏】多賀ひとみ(たが ひとみ)
       東海大学教養学部芸術学科音楽学課程 講師
       桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業
       東海大学大学院芸術学研究科修了

スペインの音楽

2005-09-10 12:13:51 | 音楽
久しぶりにシティフィルの演奏会を聴きました。
今回は、スペインのジュゼブ・ポンスを指揮者に迎えファリャのバレエ音楽とロドリーゴのアランフェス協奏曲でした。

ギターのペペ・ロメロはギター界のロイヤルファミリーと称される名門ギターファミリー、ロメロ家の次男だそうで、父親のセレドニオと一緒にクラシックとフラメンコのテクニックを融合したスパニッシュギターを世界的に広めた立役者とのことです。(ギターのことは何も知らないモノで・・)

アランフェス協奏曲はあまりにも有名ですが、オーケストラとの共演を生で聴くのは初めて、大ホールでギターがチャント響くのかな・・なんて要らぬ心配をしていましたが、ペペ・ロメロの技量もあるのでしょうが聴衆を釘付けにする演奏で大満足でした。

マヌエル・デ・ファリャ バレエ音楽「恋は魔術師」
ホアキン・リドリーゴ  アランフェス協奏曲
マヌエル・デ・ファリャ バレエ音楽「三角帽子」

日時:2005.05.09 19:00~
会場:東京文化会館大ホール
演奏:東京シティフィルハーモニック管弦楽団
指揮:ジュゼプ・ボンズ
カンタオータ:カルメン・リナーレス
ギター:ペペ・ロメロ