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yuki

消費生活アドバイザーの目

アルゲリッチ音楽祭とOCIO(余韻)

2011-05-19 23:59:00 | 音楽
別府アルゲリッチ音楽祭最終日は、総監督アルゲリッチのショパンピアノ協奏曲第一番、バックが弦楽合奏版なので少し違和感もあったが、穏やかに語りかけるようなピアノは心に沁みこんでくる。
演奏終了後にアルゲリッチの古希をお祝いするサプライズもあり、演奏家だけでなく、ボランティア、聴衆と会場全体が音楽祭を愛し、盛り立てようとしていることが感じられる素敵な時間でした。

終演後、東京からこの日のために来てくれた友人夫妻と音楽会の余韻を楽しもうと、会場限定販売(これに弱い!)の「音楽祭記念スパークリングワイン」を開ける。
記念スパークリングワインは、甘く香るフルーティさで、Argerichのイメージとは少々異なるものの、飲みやすく仕上がっており、会話を盛り上げるには充分な役割をしてくれました。

遠来の友との語らいは時を忘れ、ボトルは空に、もう一本と、その名も「余韻」のコノスル「ocio」2007を開ける。
ピノノアール好きのわたしが大切な日のためにストックしてあるもので、スムーズさのなかに複雑さを漂わせ、音楽会の余韻をより豊かにし、最高のバースディイブの一夜となりました。

アルゲリッチの喜寿を祝う音楽祭の頃には、安心院で植えたブドウから作ったワインがArgerichブランドで登場するものと今から楽しみにしています。



アルゲリッチ・ワインに期待したい!

2011-05-11 09:07:31 | 音楽
マルタ・アルゲリッチが安心院ワイナリーでブドウの苗木を植樹した。

今年で13回目を迎えるマルタ・アルゲリッチ音楽祭、マルタ・アルゲリッチの演奏はもとより、アルゲリッチ音楽祭若手演奏家コンサートで大分県出身の若い演奏家を育てるための場も提供している。
今年も7組の未来のアルゲリッチが登場し、聴衆の温かい目に見守られながら力いっぱいの演奏を繰り広げた。

同音楽祭では、のアルゲリッチ音楽祭スパークリングワインが販売(限定80本)されている。

その関係もあるのか、10日、安心院ワイナリーで「希望の木」と名付けられたブドウの苗木を、日本が東日本大震災から再生し欲しいとの思いを込めて植樹した。

5・6年後にはワインができるそうなので、若手演奏家の成長共々楽しみです。

アルゲリッチは「何かを育てることは希望に満ちていて素晴らしい」と語っており、一流の芸術家は自らの音楽で聴衆の心を豊かにするだけでなく、次代の演奏家を育て、次の時代も素敵な音楽が聴けるように活動していると改めて感動しています。





オンパクでバッハを聴く

2011-04-29 19:25:03 | 音楽
今年も別府八湯オンパクが始まりました。

初日の今日は、鉄輪の冨士屋Gallery一也百川本嘉子のバッハ無伴奏ビオラ組曲を聴きました。

バッハ無伴奏ビオラ組曲?? チェロの間違いでは・・私も最初は印刷ミスと思いました。
バッハ無伴奏組曲と言えばパブロ・カザルスロストロポービッチのチェロの名演が定番となっているが、音楽評論家の奥田佳道氏によると私達が思い浮かべる現代のチェロのために書かれたものではない!
なかでも5弦楽器のための組曲第6番はビオラ・ポンポーザ(小さめなビオラ)用に書かれた!としている。

難しいことは良くわからないけれど、築百年を超える老舗旅館のホールで聴くバッハの伴奏ビオラ組曲は歌うような響きがあり、チェロとは一味違った素敵な演奏会を楽しませてもらいました。

これから参加する予定のオンパクのプログラムはグルメコースばかりなので明日からウォーキングの時間を増やそう!

オペラ:ジャンニ・スキッキ

2007-06-24 22:23:33 | 音楽
第3回杉並区民オペラ「ジャンニ・スキッキ」に藤戸明子さんがラウレッタ役で出演するので雨の中、東高円寺のセシオン杉並に出かけました。

オペラと言えばウィーン国立歌劇場を始めとして超一流の音楽家による大がかりなイメージがあり敷居が高く感じますが、杉並区民オペラは音楽好きな区民とプロが一緒になって気軽にオペラを楽しむ会でした。

オーケストラボックスにはヴァイオリンもフルートもなく、2台のシンセサイザーとパーカッションのみですが雰囲気は充分楽しめますし、歌詞も日本語訳と初めての人でも入りやすく好感が持てました。

趣味で音楽を楽しむ人達を束ねて演奏会まで持って行くのは大変なエネルギーが必要と思いますが、この催しが続いて杉並に行くとオペラが気軽に楽しめるよ・・と言われるようになると良いですね。


フレンドシップコンサート

2007-06-24 08:57:20 | 音楽
第34回のフレンドシップコンサートが王子ホールでピアノのマリノ・フォルメンティを迎えて開催された。

いつもはウィーンフィルのメンバーとのピアノトリオで華麗なテクニックを聴かせてくれるミラノ生まれのフォルメンティ。

今日はソロで、ドビッシーの「映像」、ムソルグスキーの「展覧会の絵」&現在音楽を少々とキラキラと水面を踊る光のような繊細な音からからホールがピアノの共鳴体になったような迫力のある音まで、生で聴くピアノ魅力を聴衆に堪能させてくれた。