先週の東京マラソンに続き、一般ランナー不参加のレース。
有森裕子さんが、昔はどのレースもこんな感じでしたねと。
まあ、それだけマラソンがビジネスになったと言うコトですね。
一山麻緒さんが、大阪女子マラソンの松田瑞生さんのタイムを超え、
オリンピックの代表に決まりました。
私が走ったのは、2016年で野口みずきさんの引退レースでした。
名古屋は慣れ親しんでいたので、無料の庁舎の駐車場で、
車中泊してのエントリー、元気でしたね。
背筋も伸びて、今はもっと元気とおもいます。
あの頃は、名古屋アースデイもあり、商品販売も不安なかったな。
あれから4年で、状況は変わりました。
世の中も自身も、大きな軌道修正をするとは思いませんでした。
息子の体調も心配だけど、ツレは弱い者は死んで良いと言う。
非常と思われるが、この言葉の意味は深い。
私とツレと息子の家族関係は、とても稀だと思う。
仲は良くも悪くもなく、絆が深い。
それぞれの趣味嗜好が異なるので、一緒に暮らせないけど、
お互い尊重しあっていると思う。
失う覚悟がなければ、子供は持てないと言われ、
巣立った年月の方が長く、心配は自分のエゴかとも思う。
優勝した一山さんや男子の大迫さんも、
負けた経験があるから、最後のレースで勝てた。
思えば、40歳で半身痺れたから、マラソンに出会えた。
50歳で姪に先立たれ、自分の人生を見直せた。
そして60歳、実家との縁が亡くなり、土地も手放し、
コロナ感染で改めて、生きる糧と向き合い、縁も多い。
人生はマラソンのようなレースと同じようです。
ゴールは最期、どこかでスパートし、疲れたら休み、
身体の声を聞きながら、まだ見ぬ世界へ進む。
励まされ、癒されながら、自己との闘い。
懐かしい名古屋のレースを見ながら、
今の状況と向き合い、チャレンジしながら進もうと思う。