
現職村長に40歳の新人が勝つという、村にとっては始まりの日になった。
家柄とか、資産とか、学歴とか関係ない、人としての資質に軍配が上がった。変えるのは、選挙の一票しかないと言う、ツレの口癖が初めて現実として見えた。現職に対する違和感を共有し、当初は乱立かと思われたけど、反現職で一本化された事が勝因で、人としては、人気のあった元村長の後押しが、票を左右したように思う。まあ、前村長にも言いたい事はあるけれど、小山手氏と同様、溜飲が下がる。
小山手氏の奥様は県外に在住していると聞きます。玉置氏の奥様は、村内育ちで選挙も前面に出て、二人で戦っていた。まだ頭の柔らかい、60代の村会議員や元役場職員が、一丸となって動いていた、その光景は私利私欲など感じない、十津川村を思う人達の思いが厚い熱量として伝わった。
小山手氏は、言っていることや、文面に違和感を感じる。弱者に優しくないし、自然を守る真意も伝わってこない。ドカンと打ち上げた花火や民間事業に億単位の補助金な度、選挙前の打ち上げ花火が、裏目に出たように感じます。
小山手氏は自民推薦で、玉置氏にも激励が自民から来ていた。こう言う手段が自民党らしいし、過疎をエサで操ろうとしていると感じる。小山手氏になれば、過疎化が悪化し、借金も膨らみ、自主自立も夢物語だったかもと思うが、時の采配は、未来の可能性を示し、近隣の過疎地域にも影響が出るだろう。
ツレと同じ頃に亡くなった、村会議員さんも、二人で風を吹かせたように感じ、4年間の溜飲が下がり、告訴しよううという思いからも解放されたので、集落再生の独自案を構築させ、お金をかけずに時間と知恵で具体化させたいと願う。