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地理にがてが旅したい

散歩していて、たまに迷子になります。
ほんのちょっと方向ダメなんです。

碓氷から霧積(6)

2010年08月02日 19時48分24秒 | 碓氷から霧積

                             写真は碓氷から霧積への道



さて、碓氷峠のほぼふもと、霧積までの道がある。

この道が映画で、ストローハットを落としたという道なのだろうか。

母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?

手入のない細い道が続く。
霧積湖を過ぎると、更に道は狭くなる。

かなり走ったところで、きりづみ館があらわれた。霧積温泉の宿である。
今日は、宿泊予約をしていないので、ただ見に来ただけである。

この霧積温泉には、もうひとつ宿がある。金湯館という宿である。
この先にあるはずなのだが、道がない。

きりづみ館の人らしき人に尋ねた。
私「ここで行止まりですか、この先の道はないのですか。たしか、金湯館という宿があるはずですが。」
館の人らしき人「行止まりですよ。ああ金湯館ね、そこは通行止めですよ、そこに行くには、ここで待ち合せをして、迎えが来ますから。」

ふ~ん、そうなんだ。まーいいか、ここで引き返そう。

母さん、ぼくのあの帽子どうしたでせうね?

どのあたりかな、麦わら帽子を落としたのは。この辺かな、それとも、もう少し先かな。

ベンテク「ちょっと、あなたオカシイんじゃない。あれは、映画のことであって、実際に落としていないでしょう。」
私「ええっ! そうなの? でも、西条八十はどうなの?」
ベンテク「そうきたか、八十か、どうなんだろうね。」

どうなんだろうね、八十は、ただの空想で書いたのか、それとも、自分の小さいころのことを書いたのか。

そのような思いを残し、霧積をあとにする。



金湯館ときりづみ館

http://marufuku.at.webry.info/200904/article_12.html

麦藁帽子

http://blogs.yahoo.co.jp/kasaburanka335577/8901732.html

コメント
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