グッドネーバーズコリアのホームページの記事です。
多分しばらくするとグッドネーバーズジャパンの方にも日本語で紹介されると思います。
初の卒業式、初の卒業生。。。ヨンハさんもきっと空の上から見て喜んでいますよね。
※本文中明らかな誤字は直しました。卒業生の数が17人とも18人ともなっていますが、そのまま訳します。
http://www.goodneighbors.kr/story/spot/spot.asp?bMode=view&bidx=HQ_story_hope&bUID=498977
卒業は心ときめくスタート、チャド・ヨナスクールの最初の卒業式
※写真の中の文※
1st Graduation YONA School
アフリカ・チャド第一号の希望学校ヨナスクールの最初の卒業式のお話
アフリカ、チャド パシャ アテレ(Farcha Attere)。
首都ヌジャメナから約60km離れたこちらには特別な学校があります。
故パク・ヨンハ広報大使の名前を取った最初の希望学校であるヨナスクール(Yona School)です。
2009年故パク・ヨンハ広報大使はSBSの希望TV と共にこちらを訪問した席で、
子供たちが未来を開けるように希望学校の建設を約束しました。
それから1年後グッドネイバーズ チャド支部では第1号の希望学校でありパシャ アテレに最初の学校となるヨナスクールを建てました。
2010年9月18日の開校当時2つの教室、定員300人の施設に近隣の村の子供たちまで集まって小さい教室がぎっしり埋まりました。
5年が過ぎた今年3月、最初の希望学校であるチャドのヨナスクールは初めての卒業生17人を輩出しました。
そのときめく現場の話をお聞かせいたします。
※写真の中の文※
去る2010年5月、ヨナスクール建立現場の故パク・ヨンハ広報大使とパシャアデレの子供たち
2014年のヨナスクール全景、現在は教室6個と幼稚園、飲料水ポンプと保健所を備えました。
卒業 終わりではないときめくスタート
皆さんにとって卒業はどんな意味のあるものでしょうか?
私たちは幼稚園から大学に至るまで数回の卒業を経験します。
“点”であり新しいスタートを知らせる‘卒業’。
こちらパシャ アテレではなじまない単語だったのですが。
学習の機会が人生のかたちを変化させることができるという確信を伝えたかった
故パク・ヨンハ広報大使の風がしっかり育っていることを確認する単語ではないだろうかと思います。
ヨナスクールの学生たちと地域住民が共にしたヨナスクール第1回卒業式はすべての人の心に忘れられない記憶として残りました。
※写真の中の文※
ヨナスクール第一回卒業式に参加した学生たちと家族および周辺住民たち
久しぶりに訪ねたヨナスクールの子供たちは喜んで私たちを迎えました。
大多数の子供たちはヨナ(故パク・ヨンハ)との思い出を記憶していました。
一緒に学校を建てる時レンガを運んだ記憶も、サッカーして汗を流した話もしました。
これから卒業を前にした子供たちの目じりはしっとりと濡れ、それとともに淡々とした意志がこもっていました。
特に今回のヨナスクール卒業式には希望学校プロジェクトにも参加している歌手イ・スンチョルさんがご一緒にしました。
彼と共に私たちは準備して行った卒業服を卒業生に着せて卒業帽をかぶらせ学校を離れて新しい出発を準備する子供たちを激励しました。
イ・スンチョルさんは特にヨナスクール最初の卒業生を祝うためにカバンと学用品のプレゼントを準備して子供たちに伝達もしました。
ヨナスクールの子供たちをはじめとする地域住民も一緒に参加したヨナスクールの一番目の卒業式はたちまち村祭りになりました。
※写真の中の文※
再会したヨナスクールの子供たち。
今回の訪問はSBS希望TVと歌手イ・スンチョルさんがご一緒しました。
ヨナスクールから夢を育んでいく子供たち ‘3人の卒業生代表を紹介します。’
※写真横の文※
アドゥム(12歳、男)はヨナスクールができる前、歩いて1時間ほどかかる近隣の村の学校に通っていました。
アドゥムには、障害があって学校に行けない妹がいます。
放課後には灯の下で妹に勉強を教えてあげたりもしました。
アドゥムの7兄弟の中で、足に障害のある子が3人もいます。
アドゥムは貧しさのために病院へ行けない兄弟たちのため、必ずや医者になり
痛む足を治してあげたいと思っています。
ヨナスクールからアドゥムの夢は少しずつ現実となって行っています。
アルバチル(12歳、男)は2010年からヨナスクールで勉強しています。
早くに両親を二人とも亡くし、7人兄弟がお互い寄り添って生きています。
グッドネーバーズの※縁結び後援を通し、ヨナスクールで学業を持続してきましたが、
卒業後は上級の学校に入学し、さらに多くの勉強をしたいと思っています。
アルバチルの夢は、貧しい村の面倒を見る長官になることです。
7人兄弟の家長の役目をしなければならないので、放課後も仕事を休むことはできませんが、
叶えようと思う夢があり、学校生活が楽しいです。
ハッサナ(12歳、男)は8年前水因性の病気でお母さんを亡くし、おじいさんと共に生きています。
仕事のできないおじいさんに替わって、叔父さん3人がハッサナの面倒を見ています。
ハッサナはおじいさんの配慮で日夜勉強し、上級の学校への進学を準備しています。
公務員になってちゃんとした病院を地域に建てること。
そしてお母さんのような残念なことが起こらぬよう村を発展させていくのに力になりたいと思っています。
ハッサナの夢は、遠いものではないと思います。
アドゥムをはじめとする18人の子供たちの手にはヨナスクールの卒業証書と卒業アルバムが渡されました。
初めてだった学校、初めての卒業式。
これから新しい出発を夢見る子供たちはどんな考えをしているのでしょうか?
ヨナスクールでの思い出の中で子供たちは各々の夢を少しずつ整えていきつつありました。
子供たちがヨナスクールと共に成長する姿を見守ってきた両親らと地域住民の心にも
希望が花開いているのではないかと思います。
ヨナ、グッドネーバーズ。夢を見守ってくれてありがとう
※写真の横の文※
“ヨナは私たちに勉強できるチャンスをくれ、
良い先生と友達に会うことのできるチャンスをくれました。
ヨナは私たちの人生を変えてくれました。
私たち卒業生はみなヨナに感謝を捧げ、
彼の人生を学び 実践したいです”
-ヨナスクール第一回卒業生 アチェクの感謝の手紙から
卒業式で卒業生代表のACHECK DJIDDA MOUSSA(アチェック12才、男)が
故パク・ヨンハ広報大使に贈る感謝の手紙を朗読しました。
まだ生き生きとしたヨナの記憶と共に、アチェックの手紙は席を共にした人々の心を泣かせました。
地球の反対側からやってきた暖かい心が学校となり、
人々に夢を話すことのできる時間をプレゼントしたことを反芻しました。
グッドネイバーズが夢見る教育が子供たちの未来と貧困の問題を変えることができるという確信は
近い未来にこの子供たちを通して証明されることができそうです。
※写真の中の文※
この子供たちにチャドの未来を見ます。
2010年ヨナスクールを基点として希望学校プロジェクトは本格的にスタートしました。
グッドネーバーズは現在8ヶ国28個の希望学校を建てつつあります。
現在アフリカ・チャドには故パク・ヨンハ広報大使とファンたちの後援で建てられたヨナスクール(パーシャアテレ地域)に続き
歌手イ・スンチョルさんの後援で建てられたイアンドチャドスクールが2ヶ所(トゴレ、アリガルガ地域)があり、
今年3番目のイアンドチャドスクールがアンナバク地域に建てられる予定です。
希望学校がアフリカをはじめとして全世界の子供たちの希望の象徴となるようみなさんの愛を結集してください。