YuHiのブログ

2019年5月の中国の記事:狂犬病の予防接種を受けた1歳の女の子が亡くなり、中国全土で大きな衝撃を与えた


和訳

中国東部で、3歳の女の子が狂犬病の予防接種を受けた翌日に亡くなった。
この事件は、最近数年間にわたって発生したワクチンスキャンダルに揺れる国で、神経を逆なでするような事件だった。

先月末に起きたこの子供の死を受け、地元当局が調査を進めている。
この事件については、マイクロブログサイトのWeiboで3000万回以上読まれた。
この女の子は、ペットの犬に指を引っかかれた後、予防接種を受けた。
彼女の父親であるZhang氏は、予防措置として、江蘇省連雲港市の地元病院に娘を連れて行き、約23時間後に接種を受けたとオンラインメディアポータルThe Paperに語った。
Zhang氏には、接種後に娘が発熱する可能性があると告げられたが、
その晩に彼女の体温が上昇し、薬でコントロールできなくなった。
翌日の午後、彼女は亡くなった。

Zhang氏と彼の家族は、4月30日に解剖を受けることに同意し、
残りのワクチンのバッチ、彼の娘の医療記録、病院の監視カメラからの関連映像を調査員に封印するよう要請した。
このバッチは、広州約束生物製品が2017年12月17日に製造し、
中国の国家食品薬品監督管理局によって今年1月14日に承認されたものである。同社は以前のスキャンダルに関与していなかったため、狂犬病の接種が女の子の死にどのような役割を果たしたかは不明である。

公衆の信頼を回復するため、中国はワクチン規制を強化しており、
昨年は中国最大の狂犬病ワクチンメーカーの1つである
長春長生生物技術有限責任公司に対して、過去最高の13億ドルの罰金を科した。
この上場企業は、欠陥のあるワクチンが数十万人の子供たちに接種されたことが発覚し、広く公衆の怒りを引き起こしたため、生産を停止するよう命じられた。

*****

中国が自国でmRNA遺伝子療法を採用しなかった理由は
意外なところにあるのかもしれない。

他国と同様の被害が生じた場合、いやどこを見ても生じているのだから
そうなった際の民衆の怒りが制御できないものになっていただろうことが
想像できる。

国民を大事にするというより、そちらを警戒したのではなかろうか。
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