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管理人とdollの戯言が聞こえてくる引き出しです

キャプテンハーロック

2013年09月16日 | DVD・映画
限りなく3次元に近い2.5次元の世界でした
私はゲームをしないので、CGアニメというのに慣れていないのだけれど
皮膚の毛穴やシワといった部分の細かさ、動きの美しさと立体感には圧倒
上映時間の関係で、3Dを観たのですが…兎に角圧巻でした

原作ファンも居れば30年前のアニメファンも居て
30年前にアニメ化する時だって散々文句言って、今ではハーロック代名詞とも言われる
井上真樹夫氏にも「イメージと違う」と大ブーイングだったという歴史があり
何でも新しい形にしようとすると批判は付き物
今回も声優ではなく俳優起用という事で、ネット上では予告編も出ないうちから文句を言ってる輩も居たけど
スクリーンに最初から集中していたので、ハーロックの声が小栗旬氏という事をすっかり忘れていました
それくらい違和感無かったという事です。声優さんじゃないのに頑張ったって事じゃないのかな?

ストーリーは全くのオリジナルです
原作もアニメも辻褄の合わない部分があったり、それぞれの連載毎に設定が違っていたりするので
知っている登場人物で新たなストーリーという捉え方かと。
それに対して文句は全然無いです。今回のハーロックに関しては寧ろ歓迎
(アニメオリジナルキャラのまゆとかいらないし…そういう余計なのが無かった)

兎に角ハーロックが格好イイ。男の中の男。何が何でも格好イイ。何しても何言っても格好イイのよよよよっっ!!
黒マスクに重力マントで落下してヤマを助けるシーン何でもおぉおおぉおおぉぉっっっっ!!!!
台詞はイチイチ正論何だけど、長い事生きてきて孤独の中に居たからこそ出てくるもので
何より「船長」としての絶対的責任というものが何より優先

後で解き明かされるハーロックの設定には驚いたけど、ニクイ設定だとニヤリとしてしまいました
だからこそラストシーンが・・・う~ん、、これは映画観た人と語り合いたいわ

ヤマのビジュアルは、まんまスーパードルフィー
いや。これ発売されたら買うわwww
ハーロックに対してとても人間らしい迷い、思想、立場。
過去の罪の意識はわかるけど、やっぱり其処はハーロックだろっっ!!ってところもあったけど
ハーロックに対して「間違っている!」と正面からきっぱり言っちゃう辺りがハーロックの好みだったのでしょう
ヤマのポジションて原作で言うところの台羽正みたいなもんなのかなぁ

トチローとハーロックの関係性は詳しく描かれていなかったので
原作を知らないと???となるだろうけど、イソラやナミの説明が必要だったので
此処は割愛されてしまった様子。原作でもハッキリと説明されている訳ではないので
映画を観て疑問に思ったら、自分で調べてね♪って感じでしょうか(笑)

ナミだけが絵が「あれ・・・?」って感じだった謎が後半に描かれていて納得
凄いなぁ…この演出。イソラは好きになれないキャラだけど、ナミの気持ちがわからないでもない
で、ナミが意識だけになってからイソラは結婚したのかな?
その辺りの説明は無かったけど、イソラの愛情の深さが此処で描かれていて目から鱗が落ちました
だからこそ時間の関係か?イソラという人物の描き方がちょっと中途半端だったけど
彼のエピソードがメインではないので、こんなもんでいいのかな。

ヤッタランの絵の凄さとケイのサービスカット(笑)男性はどちらにも喜んだのでは?

ミーメは原作と全く違うビジュアルだけど、逆に今回の方が異性人としてかなりリアル
原作は松本氏得意のスターシアとかメーテル系。
確か目玉と口が無かった筈・・・それより今回の方が存在に説得力があります
ハーロックのミーメに対する絶対的な信頼。。嗚呼。。ミーメになりたい(笑)

公開されて1週間も経たないうちに観に行ったにも関わらず、グッズの殆どが売り切れ(通販も同様)
パンフレットはあったけれど、ポスター欲しかったのでかなり残念
dollは好きですが、フィギャアというものに興味を持った事はありませんでした
しかし今回の コレ は別
かかかかかかっっっコイイっっっ!!! ・・・ ポチッ(笑)
サイズがH285×W254×D115 mmという事なので邪魔にはならない。。眺めているだけでいい。。
トリさんの再現率も激高。思いっきり撮影しまくりたい

時間があればもう一度観に行きたいと思う映画でした


下記は予告編です。3分は結構長いです
DVD買おうか迷っていますが、あの凄さは大画面のブルーレイじゃないと再現されない。。
けど、やはり活字で読むのと耳で聴くのとでは、台詞の印象が全く違う点を上げれば買っても無駄じゃないかな。。




はぁ。。暫く現実に戻れないわぁ
コメント
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