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9年間の酢玉ねぎの軌跡・・・栄養と美味しさと手軽さを求めて

2024年09月17日 11時00分51秒 | 生活

体力の衰えを感じ、酢玉ねぎを2015年3月に初めて作りました。
それから、9年間ほぼ毎日欠かさず食べ続けています。

9年の歳月の間、酢玉ねぎを一層食べる美味しさと作る手軽さとバリエーションが増えました。

9年間の中で、3年前に6年半までの酢玉ねぎの進化をまとめてブログに上げ、
その後も僅かな変更を加えてきました。

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酢玉ねぎの9年の軌跡


当初(2015年)
ネットの記事を調べて栄養を重点的に次のものから作っていました。

リンゴ酢に  生玉ねぎ はちみつの3種類を漬け込んで食べていましたが、
正直、このまま続けるには味や食感など美味しくなくて続けるには無理があると思いました。

6年半後(2021年)
漬け込む材料としてしいたけ、昆布を追加し栄養と美味しさをUPさせました。

9年後(2024年)の現在
しいたけと玉ねぎをリンゴ酢とはちみつに薄めずに漬け込んでいたので、
玉ねぎとしいたけがとても酸っぱくて苦労しました。
作り方を変え、玉ねぎもしいたけもそれぞれ独自に水を加え、漬け込量を調整することで
美味しくなり、妻と自分用(にんにく有り)に別々の酢玉ねぎを作ることができるようになりました。


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美味しさと栄養を求めた材料の追加と変更

材料の効果の説明は、酢玉ねぎを食べる動機になったので改めてまとめています。
酢玉ねぎを食べる大きな目的は、人体の基本に当たる血の流れをスムーズにし血管を強くすることです。

1.リンゴ酢
血糖値を下げ、血圧を下げる効果があります。
酢については全く同じリンゴ酢を使い変更はありません。

2.はちみつ
効能として、疲労回復、血圧低下が挙げられます。
スーパで売っているはちみつを用い特にこだわりはありません。

3.玉ねぎ
玉ねぎに含まれるアリシンは血液サラサラ、高血圧・糖尿病に効果があり、
ケルセチンは ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。

最初はスーパーで買ってきた玉ねぎをスライスして漬け込んでいました。
そのまま漬け込んでは水っぽくなるのでスライスした玉ねぎを天日干ししました。
結果は、水っぽさがなくなり、甘みも増えて味は満足できるものになりました。
この状態で美味しさに満足し4年間くらい食しました。

しかしながら、玉ねぎの天日干しは手間もかかり天気に左右され、乾燥時の匂いがかなり厳しかったです。
現在は、4年前に通販でドライ玉ねぎを売っていたので変え、現在に至っています。
天日干しが大変だったのと匂いがきつかったのでとても良かったです。

4.唐辛子

ピリピリした味が合わず、中止しました。
唐辛子に含まれているカプサイシンは体内のコレステロールや老廃物の排出を促進し、
βカロテンやビタミンEという成分は動脈硬化や心筋梗塞などの予防になるといわれます。


5.しいたけ 

しいたけは効能と味を大幅にUPさせました。

しいたけに含まれる健康に影響を与える成分には、エリタデニン、ビタミンD、βグルカン、食物繊維があります。
エリタデニンには血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げ、血流をスムーズにし、血圧を低下させ、
ビタミンDは骨や歯が元気にし「骨粗しょう症」の予防をします。
また、しいたけに含まれるβグルカンは、免疫の活性力を高めウイルスに対する抵抗力を上げる効果や、
がんの増殖を抑えたり、弱らせたりする効果が期待できるものもあります。
食物繊維は豊富に含まれ、便秘の予防に効果があります。

最初は、スーパーなどで乾燥しないまま、酢につけていたのですが、
リンゴ酢がうまく染み込まず、風味も良くありませんでした。

そこで、天日干しを追加するとしいたけの水分が抜けそこにリンゴ酢が染み込んで
旨味もUPし美味しくなりました。
しかしながら、北九州は晴れの日が少ない時が多いため、市販の乾燥シイタケを買って試しました。
高価で美味しさと染み込み具合は使えないと判断しました。

7年間くらい、生椎茸をそのまま生あるいは天日干しで問題なく食していたのですが、
どうも、しいたけ皮膚炎を引き起こす可能性があるため,加熱殺菌をしたほうが良いとネットに出ていました。
今後は天日干し後、加熱殺菌(目安70℃以上、10分以上)をして、冷凍保存することにしました。


6.にんにく

にんにくは風味もUPし健康に良いのですが、好き嫌いが多いものです。
ニンニクにはアリシンという成分が含まれていて、疲労回復、免疫力アップ、抗酸化作用、
風邪予防、がん予防、冷え性改善などに効果があるそうです。

当初にんにくをスライスしてリンゴ酢に漬け込んでいたのですが、
リンゴ酢がにんにくに染み込まず水っぽくなっていました。
それで、天日に干して酢漬けするとリンゴ酢がうまく染み込み美味しくいただけるようになりました。
残念ながら、匂いのキツさと天日干しの時間と天気に左右されることから長くは続けられませんでした。
通販でドライにんにくを売っていることがわかり通販購入品と切り替え、匂いと時間から開放されました。

妻も5年前から酢玉ねぎを食するようになり、にんにくの臭いが嫌ということで
それぞれ専用の器に漬け込むようにしました。

茶こし袋を購入し、自分用にだけにんにくを入れ漬け込んでいます。


7.昆布

栄養価も申し分なく、風味のUPに大変効果的です。
昆布に含まれるアルギン酸は、塩分(ナトリウム)を体外に排出し
、高血圧や動脈硬化の予防効果があります。

昆布はつまみ用の乾燥昆布を更に細かく切って、茶こし袋に入れて漬け込んでいます。
以前はその昆布を食べていたのですが、硬いので出汁としてだけを使用するようにしました。
当初天日干しをしていたのですが、しなくても十分美味しいのでやめました。
昆布は市販のつまみ昆布を買って、そのまま漬け込み食していました。
昆布の旨味が酢玉ねぎをとても美味しくしました。

8.玉ねぎ皮液

玉ねぎの皮にはケルセチンという成分が含まれ、血圧、血糖値、コレステロール値を正常に保ちます。 
さらに血液をサラサラにし、抗酸化効果もあります。

玉ねぎの実より豊富に含まれています。

当初は、市販の玉ねぎの皮を洗浄玉ねぎの皮付きを探し購入し、溜めて洗浄し煮詰めて作っていました。
手間がかかり、新玉ねぎが出る時期は入手が難しく作るのに難儀をしました。

現在は、通販に玉ねぎ皮茶用の商品があり、これに切り替え煮沸して玉葱皮茶を酢玉ねぎと。混ぜて飲んでいます。
酢のキツさが薄まりとても酢玉ねぎが食べやすくなりました。

酢玉ねぎと合わせて飲むようにします。





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作り方

1.準備

1.1 材料
・酢玉ねぎ 細かく切って乾燥したもの 通販にて購入
・リンゴ酢
・はちみつ
・昆布 市販のおつまみ昆布を細かく切って茶こし袋に入れて置く
・にんにく 薄く刻んだで乾燥したも 通販で購入
都度、茶こし袋に入れて使用する。
・玉ねぎの皮 細かく切って乾燥したものを通販にて購入
・しいたけ スーパーで大きめの生椎茸を購入し、天日で数時間乾燥し、
石鎚を取り除き、茎と頭を分けて冷凍庫に保管する。
冷凍庫に保管する前に加熱殺菌(目安70℃以上、10分以上)を追加する。

1.2 作るための道具など
・茶こし袋
・容器 中型 3個、小型 2個 、ペットボトル 3本
茶こし袋、コーヒーフィルター
スプーン、箸
キッチンバサミ


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2.具体的な作り方

2.1 酢玉ねぎ
・中サイズの容器を用意
・容器の1/4ほど干し玉ねぎをいれる。
・茶こし袋に入れた昆布を2袋いれる。
・リンゴ酢を容器の2/3くらい入れる。
・はちみつを大さじ2~3杯入れる。
よくかき混ぜ、コンプの色が出るくらい。
このままでは酸っぱすぎるので、1/3くらい水を加える。
水は、フィルターで塩素を除去した水道水を使用。
水の量は、加えた後、味見をしながら好み(少し濃いかなと思うくらい)で調整する。







同じものを2個作る。

2.2 しいたけ酢

中型容器を準備する。
・ 冷凍した干し椎茸を冷凍庫から出し、ハサミでカットできるまでもどす。
・一口サイズ(大きめのしいたけ1/4くらい)に切り、容器の1/3くらいに埋める。
・茶袋に保管していた昆布を2袋いれる。
・リンゴ酢を半分くらい入れる。
・はちみつを大さじ2~3杯入れる。
・水を1/3位入れ、よく混ぜて味見して濃さ(少し濃い位)を調整する。

1容器のみ作り、1W事にしいたけを購入し追加していく。
前のしいたけと新しいしいたけは仕切りで分けておく。
※ しいたけ液に染み込むのに時間がいる。



以上は、中型容器で作るものです。


2.3 玉ねぎ皮液

・1Lペットボトルを3本用意する。
・鍋に水を入れ、市販の干した玉ねぎ皮を干した袋を2個入れる。
ポイント:鍋底にスプーンを入れると煮溢れない。
中蓋で抑える。
20~30分沸騰させ十分色が出てから冷ます。

コーヒー用フィルターで玉ねぎ茶を越し、1Lペットボトルに入れて冷蔵庫に保管しておく。

3本作り、冷蔵庫に入れている。2W毎に1本半分作り、入れ替えていく。




3.個別玉ねぎ酢の作り方

3.1自分用酢玉ねぎの作り方

・小型容器を準備する。
・酢玉ねぎ容器から酢玉ねぎ1/4、酢玉ねぎ液1/4、昆布袋1袋、にんにく1袋、
しいたけ容器から6片、しいたけ液大さじ3を加える。
・味見をして、玉ねぎ酢、椎茸酢、水で仕上げる。

3日毎に、中型容器からしいたけ、酢玉ねぎを追加していく。



3.2.妻用酢玉ねぎ
にんにくを除いて、他は自分用と同じ作り方です。


4.飲用玉ねぎ酢の作り方
4.1 自分用玉ねぎ酢
・酢玉ねぎ1さじ、玉ねぎ液2さじ、しいたけ酢2さじ、しいたけ1片、にんにく3~4切れ、水3さじ、氷をいれる。



4.2 妻用酢玉ねぎ酢
・酢玉ねぎ1さじ、玉ねぎ液2さじ、しいたけ酢2さじ、しいたけ酢2さじ、しいたけ1片、水3さじ、氷をいれる。
※ にんにくのみ入れない。


普通の生活を普通にできるように全身を巡る血液の状態を健全にするために、
酢玉ねぎを作り食するようになり、9年間が過ぎました。

9年の間、栄養価を高め、時間短縮、美味しさに磨きをかけてきた
おかげで、
作る手間暇はかかるものの健康に良い美味しいものができました。


健康への効果は、はっきりとわかりませんが9年間加齢による目立った弱ったところ出ていないことや、
家族がインフルエンザに罹った時も、ワクチンを打っていないのも関わらず
自分だけインフルエンザに感染しなかったことは酢玉ねぎを飲んでいた効果ではないかと思いました。



コメント
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