カネボウ上場廃止へ 粉飾決算で、東証調整
上場廃止基準である
『上場会社が財務諸表等に「虚偽記載」を行い、
かつ、その影響が重大であると当取引所が認めた場合』
『上場会社の財務諸表等に添付される監査報告書において
「意見の表明をしない」旨が記載され、かつ、
その影響が重大であると当取引所が認めた場合』
に該当すると認められたためである。
粉飾の額
2150億円
ここでふつふつ沸き起こるのが
「会計士は何やってたんだー!!<`ヘ´>」
「会計士はなぜ不正を見抜けなかったのか?」
という株主など利害関係者の不満。
いやいや待ってくださいよ(´д `)
公認会計士には警察官・検察官・国税査察官みたいに
ドア蹴破って入って(注:警察官等もこんなことはしない)
強制的に調査する権利なんかないの知ってますか?
あくまで経営者との協力関係のもと監査してんですよ?
そりゃ粉飾するようなわるーい経営者は
会計士に見つからんように粉飾やりますって。
そんな悪い経営者が監査に協力してくれるわけないじゃないですか。
例えば、金庫の中みたくてもダメって言われたら見れないんですよ。
限られた証拠、時間、人手、報酬のなかで意見表明しなきゃいけないんですよ。
会計士の正しい役割が理解される日が来ることを期待します。