ぶるlog

公認を目指す職業的専門家ぶるの日々の記録

交通事故がもたらしたもの

2005-10-20 22:00:26 | weblog
横浜の車暴走:血流し、生徒倒れ 車大破、靴や傘散乱、関係者「悔しい」 /神奈川

うちの母校です。
人ごととは思えず昨日献花しに行ってきました。


尊い命を奪い、重傷を負わせた犯人は許せない
一番許せないのは60キロという供述。
昨日になって80キロに変わっている。
素人が考えてもありえないと思える供述。

事故を起こしてしまったのは変わらない事実であり、
今になっては何キロ出していたかは関係ないが、
嘘の供述をしたことが許せない。
できることなら罪を軽くしたい、重罰からは逃れたい
と思ってしまうのが人間の性であるけれど、
素直に反省することが犯人が被害者にできる
せめてもの償いだと自分は思う。

亡くなられた生徒さんの親御さんからすれば、
反省したところで許すことなど到底できないだろうけど。


高校時代悪いことばかりしていた自分を
ここまで導いてくれた恩師である
河合校長が何を思われているのか、
テレビの会見を見たかったけど見れなかったので、
ついさっき電話を掛けて話をした。

「事故を起こした加害者は憎いけど、
 被害者やその遺族が辛いように、加害者、
 特にその親御さんも同じくらい辛い思いをしていること、
 誰もが状況でどっちの立場になる可能性があることを
 忘れてはいけない。今は落ち込んでいても、これを
 辛いことから立ち直る試練としなくてはいけないんだよ。」
とおっしゃっていた。

先生の声がものすごく落ち込まれていて辛かった。
会見で泣いてしまったよと言っていた。


事故を起こした車がGT-Rであったように
自分もスピードを出せる車に乗り、
他人に比べるとスピードを出す運転をしている
と自覚している。もちろん場所は考えているつもりだが。
色々と考えてしまう出来事であった。

亡くなられた方のご冥福と
怪我をされた生徒さんの回復をお祈りします。