自然悠々

自然のこころ、自然の全てのものを素直に表せたら・・・

人間だもの・・

2005-10-31 | 日記
くるしいことだってあるさ人間だもの・・
 迷うときだってあるさ凡夫だもの・・
  あやまちだってあるよ おれだもの・・・
(相田みつを書より)

気楽に遊んでいても一日が・・
一生懸命仕事していても一日がたって行く・・
明日はいい日になれば良いね!!

“河北潟越しの内灘大橋方面プラス夕日”です

下宿時代

2005-10-30 | 日記
学生時代の下宿生活は貧乏だった。

夜中に腹が減って・・・
小麦粉に牛乳いれて、砂糖と塩少々で焼いて食べた^^
おいしかった~~~世は満足なり!!

でもむね焼けはするし、何か物足りなくて・・
日中見つけていた大家さんの庭のニラの葉・・
夜中に2~3まい摘んできてはまぶして食べた。
ニラは太めで栄養があって、ますますおいしかった~~~

しかし・・次の春にはニラの株に小さな黄色い花が咲いたよ!
みんなはこの花を「水仙」と呼んだ。

青空の下“ミナロバータ”の花です。

風の便り

2005-10-29 | 思い出
初恋の彼女の写真は、
今でも写真アルバムにも悠のこころのアルバムにもしっかり貼り付けてある。
お互い21歳の夏にハッピーエンド・・彼女は翌年の早春に結婚・・・

友が言うほど失恋の痛みは感じなかった。
なぜなら、悠のこころ内には彼女はアイドルを超えてた。
夢想に出てくるエンゼルか誰もが崇高する女神的ぞんざい・・・
こころの中にも彼女を傷めることは許せなかった。
いつかは悠より白馬に乗った王子様に迎えられる・・と願ってた。

ところが世の中、偶然ということが起こるもので・・
結婚してから一年半・・真夏を越した街角でばったり出会った。
乳飲み子を背負った彼女はひまわりではなかった。

旦那さんの女性問題で里帰りしてることを知った。
こんこんとうす涙を浮かべながら話す彼女の近況・・
悠は聞いてあげれることしか出来ない学生の立場を悔やんだ。
そして今までにない彼女へのいとおしさを・・・

と、同時に相手にとめどもない憤慨、嫉妬を覚えた。
この怒りと反省、悔やみは3ヶ月も続いたろうか・・
おそらく青春時代最大級の後悔だったかも・・・

時は過ぎ、やがて悠も生涯の相手が見つかった頃・・
彼女はすぐにもとのさやにおさまったことを知った。

数年に何回か風の便りに聞こえる彼女の近況は
近所でも評判の明るく美しい奥様・・
しあわせな家庭で暮らしてるそうだ・・
それだけで悠のこころはなごんでくる・・・

ちなみに聞こえてくる風の便りは
彼女の近くから嫁いでくれた妻からである。

少年から青春まで・・

2005-10-28 | 日記
初恋のかわいい彼女とは中学卒業するまで会うことはなかった。
その後は月に一回は会ってもらえた。
師弟二人だけの和裁という孤独になりがちな仕事なのに、
彼女は会うといつもヒマワリみたいに明るかった。
海に行ったり公園にいったり・・ショッピングに付き合ってくれたり・・・

いつか映画に行ったとき、
お金は・・と学生服の方々のポケットさぐってたら・・・
ハンドバック開いて「今日はわたし払っときます」
そのころはこずかい稼げるようになってたらしい・・・

悠が大学に入ってからは遠く離れた下宿生活なので、
年に4~5回しか会えなくなった。

夏休みの市主催の夏祭り・・最後を締めくくる花火は彼女の家の近くだった。
図々しくも何回か彼女の家に上がりこみ、
夕食までいただいて・・ふたりで花火見てから家に帰った。

悠がいない家にも何回か遊びにきて、
今は亡き老いた祖母と話したり・・散らばった悠の部屋を掃除したり・・・

悠の青春は、
どんな女性とのグループ活動してても絶えず心のどこかに彼女があった。
ふり返るとそこに・・微笑んだ写真・・それほど彼女は素晴らしき女性・・・

でも、彼女のこころ内は、
中卒という控えめと・・
高校・・大学へと青春を謳歌してる悠の姿が映ってたらしい・・
彼女は21歳という若さで婚約・・
ということで悠の少年からの青春まで9年間の恋に終止符が・・・

しかし・・・

現実とは小説よりも奇なもの、いきなもの、おつなもの・・
なんて・気を持たせながらの・・
つづく・・・

着物姿

2005-10-27 | 日記
遠いとおい昔・・(紀元前ほどまでいかないけど
成人したお正月に着物姿の女性と一回ワクワクデートしたことがあった。
しかも初恋の人・・・

彼女とは13歳、中2の修学旅行で知り合った。
他校でだったけど廻るコースは同じで、泊まるホテルもおなじ・・
同級生の女性軍と一緒に数人で悠達の部屋にあそびに来た。

ひと目ふため惚れした悠は女性軍から住所聞き出してもらい文通から・・
中学卒業と同時に彼女は和裁を習いはじめた。
師範ひとり、弟子ひとりのところで・・・

その後も3回も4かいも惚れなおして9年間もきれいな交際を続けた。
二十歳で着物姿の彼女は仰ぎたくなるくらい立派な女性・・いや、お嫁さん・・
それに比べて悠は身も心もしがない学生・・・

当日は久しのデートなのに・・
嬉しさとまぶしさと照れくささが手伝って・・
と、いうよりアンバランスを感じて早々に引き上げてきた。
まだまだ青かった悠の青春一ページより・・
つづく・・・

単身赴任

2005-10-26 | 日記
悠は単身赴任してるんですよ。
お互いの仕事を尊重して・・・

<その人>
その人の前にでると 絶対にうそが言えない そういう人を持つといい
その人の顔を見ていると 絶対にごまかしが言えない そういう人を持ついい 

人間にはあまりにも うそやごまかしが多いから 
一生に一人はごまかしのきかぬ人を持つがいい
一生に一人でいい そういう人を持つといい
   (相田みつを書の一部)

“カンナの花弁の露”を写しました。

“待つ”

2005-10-25 | 日記
“待つ”と言えば
近所に高校まで一緒の何でも話せる女友達がいた。
高校の帰り二人で歩いてて、なぜだか忘れたがケンカしてた。
別れぎわ「家に着いたら電話するからネッ!」

着替えた悠は・・電話の前で待つこと一時間・・・
オシッコも早々に待ってるのに電話ダンマリ!!
で、とうとう我慢できずにかけてみた。
出なきゃいいのに・・よびりんひとつで出る@@!
何を話していいのか分からず・・またケンカした・・・

お月様

2005-10-25 | 日記
お月様はひと月で、ちょうどまた満月になると思ってた悠でして・・
月つうの人、あるいは月をこよなく愛でる人には申し訳ない話である。

そんな月を昔から愛でる人・・
満月になぜかこころ騒ぎを覚え、涙する人・・
に「注意」・満月の晩はこころ静かに家に閉じこもりがいい・・
五色の雲のお迎えが・・
はたまた「ふぉぉぉ~~~」牙が出て剛毛が体から・・・

先日の、あと半分の“月”が出てました。

小さな秘密

2005-10-24 | 日記
先日2ヶ月ぶりに妻のところに立ち寄ったとき、
妻が受けた「市民のためのガン検診」の報告がきてた。
裏をはがすと「異常なし」の簡素つき並みな印刷はがき・・・
その余白に
「おめでとうございます。これからの人生お幸せにお暮らし下さい」
ボールペンで落書きしてきた・・・

後日妻からの電話で
気のきいた役所の人に賛美おくってた。
悠の言うチャンス失って、これからも小さな秘密・・・^^

日が落ちるのが早くなって、まさにつるべおとし・・・
“宵の明星 金星”