さて、お謡いも終わり、酒宴へと突入。
実は、私と私の両親、そして彼の両親と彼の兄は同じ職業でして(親たちはもう退職していますが)旧知の仲。共通の話題もたくさん。
そう、彼だけが仲間はずれなんです。
でも、そんな酒宴にも不思議な繋がり発見♪
私の従兄弟と彼が同じバスケット部(高校は違いますが)だったことが判明。
さらに、義理の弟が同い年ということも判明。
で、結構、盛り上がることができました。
いやぁ。世間てせまいものですね。
お酒が入るとみんな陽気になって、どんどん話が弾んでいきます。
彼のお父さんもいろんな人と話し込み笑顔満面。
「こんなに笑っていいのやろうか。」
としきりに口にしてらっしゃいました。
かなり盛り上がってはいたのですが、実はこのあと、「お茶開き」というもう一つのイベントがあるため、ある程度で切り上げなければいけない羽目に。
非常に心苦しくも、お開きを告げて、次の宴会の準備が始まりました。
本客の時もそうだったのですが、お祝い膳を据えているので、それを片づけてまた新しいのを並べるのが大変。
そこは私の妹や従兄弟たちがフル回転ではたらいとりました。
私も手伝いたいけども、振り袖を着ているので、何もできない・・・
やっぱり、じっとしてるより仕事があった方が気が紛れていいよ。
そして、お茶開き
これは、多分家の近くの昔からの風習で、隣組の女性の方を家に呼んで、結納でもらったものをお披露目するという儀式なのです。
結納をどのくらいもらっているだとか、どんなだったとかが近所の話題になっていた時代の名残でしょうね。
膳の用意ができて、いよいよお茶開き。
ここで、父があいさつをする。
うちの父は話し好きで、あいさつなんかをさせると、いろいろと長くなってしまう。今回も話し出したら少々長くなってしまった。
しかも、話が2月に他界した祖母(母方の祖母で私はずっと同居していました。つまり父は婿養子に入っています)のことに及ぶと思わず目頭が・・まさかこんなところで父が泣き出すとは思わず、母が慌てていました。
私もちょっとびっくりしちゃった。
そのあと、またお謡い三番がありました。
そして、酒宴。
接待する側は、私、彼、父、母、弟、義理の弟、従兄弟、叔父とたくさんで注いで回っておりました。
私は、小さい頃ぐらいしか、近所の人との接点がないので、どの方がどこに住んであるのかなんてあまりわかりません。だから話をしようもないのですが、義理の弟や彼は一生懸命おばちゃんと話をしてくれていました。えらいえらい。
お茶開きがお開きになったのは3時頃でした。
そのあと、片づけが合っている間に男の人たちは別室で再び飲み始め(私もだけど)片づけが終わったところで写真撮影。
結納品がでかくて入りきれなかったのですが、なんとかできました。
最後に3次会では、頂いた大きな鯛をすべて刺身にしてもらって食べました。
大皿3枚に一杯のっていたのですが、とってもおいしかったのでみんな食べてしまいました。
さて、お客できて頂いた方にはお土産がありました。
中身はかまぼことお菓子(洋菓子の詰め合わせ)でした。
昔は、紅白のかまぼこと紅白まんじゅうだったようですが、今はまんじゅうよりお菓子が喜ばれると言うことで、お菓子にしたようです。
あ、それから、書き忘れていましたが。
お客さんがお見えになったらちゃんと「桜湯」を召し上がって頂きましたよ。
これは、お茶屋さんで扱っているよう。
普通の和菓子屋さんにはなかったです。
私は飲みませんでしたが、香りと色を楽しむことができるいい飲み物ですよね。
そんなこんなで、無事結納も終了。
撮影した写真を翌朝見た父がひとこと
「お前、あと5キロやせろ。」
言われなくてもわかってるよ~~