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春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

和太鼓に惹かれ

2006-09-11 21:13:00 | 舞台・ライブ

「トコトコ」「ドンドンドン」静かな空気を打ち破る様に太鼓の音が響きわたる。そのリズミカルでダイナミックな音に魅せられ、磁石に吸い付けられたように太鼓の鳴る場所に自然と足が進む。
そうだ今日は若宮神社のお祭だ。普段ひっそりした社殿も今日は提灯が飾られ、社殿の出入り口にはびっしりと出店が出て、近所の子供達や世話役の連中が集まり賑わいを見せる。
その境内で祭に相応しい和太鼓が、力強く、リズミカルに響きながら、打ち鳴らされている。
打ち手はン年前かっては妙齢のお嬢様軍団が黒地色に紫のユニフォーム姿、捩り鉢巻もその紫で統一した恰好良い姿出で立ちで、ダイナミック踊りを交え、打ち鳴らしている。
9月とは言え、今日は日中33°で蒸し暑く、ただでさえ額から汗が流れてくる、くそ暑い最中、西日を浴びながら、顔を紅潮させ、そのリズムの中に陶酔しきっている姿、音に釘付けになる。脇の方から太鼓の音に併せ「チャンチキ・チン」と鐘打ちが、リズミカルに音をリードする、太鼓の低い音と甲高い金の打ちならし音が、ハーモニーとなって、益々臨場感が高まっていく。
日本の古来から伝わる伝統芸術、和太鼓の響きに打ち手も聞き手も、一体になって入って行ける世界、その繊細なリズム感が心地よく響きわたり、とても良かった。
暫くして神社から出て行った、神輿が戻ってきた。神輿を迎える様に打ち鳴らす太鼓も担ぎ手の「セイヤセイヤ」に合わせ、打ち鳴らされる。
境内で高々と持ち上げられ乱舞する神輿に、最高潮に盛り上がり、宮入りした。
この時期、あちこちにある神社で、似た様な祭礼が行われてる。
日本の心のふるさと、日本の伝統文化に触れ合い、改めて祭の楽しさを味わい、祭好きの虫が久しぶりに騒いだ。

チャングムに惹かれ

2006-08-18 11:11:00 | 舞台・ライブ
◇チャングムに魅せられる
ニュース、スポーツ以外に余り、見る事も少なくなったTV番組にあって、今貼り付いているのが、国営放送の毎土曜23:10からの韓国大河ドラマ「チャングム」である。
その魅力の原点はその主役であるチャングムを演じるイ・ヨンエに惹かれる所が大きい。

清楚なイメージを背景に、「韓国の吉永小百合」と言われる位にかってのサユリストフアンにときめいた、オジサン、オバサン達を含め広い層に共感を得るのではなかろうか。
外見に加え、誰に対しても優しく振舞う性格ゆえに、韓国では「お嫁さんにしたい女優NO1」と言われる位に、役柄を越えて彼女の魅力が伝わってくる。
古今東西、国と国では今や竹島問題や 靖国参拝めぐりを端緒に冷めきっており、角を立てあっている一方では、こうした文化が深く流れ、浸透しているのも現実の姿である。
そんな背景の中、庶民レベルでは国を越えて、素敵な女優さんの一人であることは間違いない。

◇宮廷料理人から宮廷医女へのストーリ
ストーリは李氏朝鮮王朝における、長今(チャングム)の宮廷料理人から著名な宮廷医女に成長する物語である。
官邸の中の厳しい縦社会にあって、その王朝とそれを支える取り巻き連中の激しい権力抗争の中でチャングムもその抗争に巻き込まれていく。
チャングムをねたみ、陥れる一団から、次から次へと生れる陰謀に翻弄されつつも、立ち向かっていく、ヒロインたるチャングムの姿が見事に引き出されてていく。
陰謀に図られチエジュへの島流し、料理人から宮廷医女へ再出発として、医女教育の中で才気を発揮し、医女として蘇り再び官邸に戻る、サクセスストーリであったり。
そんな中で当時の日本海を根城に荒し回った日本からの水軍の一団の来襲劇など、波瀾に満ちた事件が物語を繋いでゆく。
痛ましく討たれても討たれても、「悲しんではだめ、泣いてもだめ、簡単に諦めてもいけません」との母の教えを忠実に守り、フェニクッスのように克服していく姿が何とも、惹かれていく。
◇チエジュウ旅行まで追っかけ
たまたま今年の4月、ロケの一部となったチエジュウ旅行へ行った。
その時の民族村の姿や民族村で案内のオバサンが歌った「うなら う~ならあ~ あじゅおな~」「かなら かなら~あちゅがあな~」♪♪・・♪
哀愁に満ちた旋律と歌詞が心に響き、思い起こされる。
韓国chejuの旅


◇生活の一部がチャングム
チエー族一派のネット攻撃かサーバーが落ちてしまい、昨夜来からお迷惑いたしました。m(__)m
毎度、韓国大河ドラマの広報になってしまったが、ご容赦下さい。
日々変化のない毎日に、チャングムの誓いががこのところ、日めくりカレンダー役を演じているが、その早さに、追われているようである。
先週見たストーリが昨日見た感覚で生々しく記憶の中に鮮明に残っており、1週間がショートカットされ、もう次への繋ぎが切れ目なくやってくる様で、正に月日の経つのが目まぐるしく早い。
この平々凡々たる毎日がこの終末のドラマで、日々の時を刻んで居る様である。
つい最近のことであったか、ある世界レベルのスポーツ番組の中継で、急遽チャングムが潰されてしまったのは自分に取っては生活のリズムをも踏みつぶされる様で、残念でしかたなかった。
その入れ込み具合、深い関わり振りが、物語の進行に抜き差しならない状態に嵌まってしまっているのである。
物語は全54話であるが、既に40話を越え、いよいよ、終末前の佳境に入っている。
そのあらましは既に前回、ここでアップしたが、王朝を支える縦割り世界の激しい権力抗争で、うごめいている姿は、現実でも身近にあるようなテーマで抵抗なく中に入って行ける。
自分達の地位保全の為、チエ女官長を柱にチエ・グミョンらチエー族一派は物語の中ではチャングムを陥れる、ドラマの中でその憎く々々しげな態度、表情などダーテイな悪役振りに磨きがかかっている。

◇医女として輝くドラマ
そんな抗争の中でチャングムは医女として、実力が評価され、縦割り世界の中で難関な王の主治医役を極めることになる。

所で遠い、遠い15、6世紀の時代(日本では室町時代)に、物語とは言いながら、こうした医女の教育制度の仕組みを持ち、王朝始め市民の中に医学として既に活躍する姿を見ると、文化水準の高さを見る様な感じがする。
当時の日本はどうであったんだろう?
一方、現実の医学の姿を見ると、近代医学は高度な検査機械の発展を背景に益々、病理の早期発見が可能になった。
しかし、一方では、人間の体もパーツ化され、お医者さんも専門化され、その医術は磨かれたが、そのパーツを埋め合わせ全体を見てくれるお医者さんが果たして何処にと言う事が判らなくなってきた。レントゲンやCT検査の放射線被爆も問題視されている。
こんな時、近くにチャングムのような、明晰な掛かりつけ医者が傍に居てくれれば、大局的に診断してくれれば最高だなんて思ったりしてしまう。
先日、人間ドックで診断の合間、看護婦に冗談にそんな話をしたが、笑ってしまい「・・・・・」であった。

プロ顔負けのステージ

2005-04-27 00:09:00 | 舞台・ライブ

村瀬さんの「人間 土方歳三」出版記念パーテイが八王子京王プラザホテルで行われた。関係者約130名出席のもと、賑やかに晴れの舞台を飾った。ガイドの支援仲間からのお誘いもあって、その末席に参加させて貰った。
型通りの来賓の挨拶、乾杯の音頭で祝宴は繰り広げられたが、宴もたけなわに盛り上がった頃、余興として当人の、プロ顔負けのサックス演奏があった。学生時代からの演奏は日頃の鍛練のたまもの、ソロの演奏に惹き付けられた。
左の女性は普段はカメラを下げ、市内を駆けめぐる新聞記者であるが、こともあろうに素敵なステージ衣装に身を固め、素敵なシャンソンに皆驚き、聞き入った。「う~んただ者ではないぞ」と思ったが、やはり新宿で場数をこなしている、プロである事が判った。演奏といい歌といい、普段予想もしえない、隠れた才気の持ち主の、ご披露にただただ驚き、盛り上がったパーテーであった。



冬 ソナのヒロイン

2004-09-15 05:54:00 | 舞台・ライブ

透けるような色白の肌に黒髪、日本人が置き忘れた大切なものが残されているようなご存知『チェ・ジウ』さん。日本のおばさま達を夢中にさせている冬ソナのヒロインの一人である。近くて遠い国と言われた隣国が『韓流』と言われるようにメロドラマを通じて大ブームを引き起している。何故此れ程まで夢中にさせるかやぼな説明より、日本人が見失ったものをキチント残しているからではなかろうか・・・。小生が今からン十年前、見知らぬ土地に足を踏み入れ、それこそTVなどのない草深いかの地でプラント建設に青春を燃やした物語は、厳しい寒さと反日感情の中であった。でも『チェ・ジウ』さん似たヒロインは遥か遠い夢の中に居たような気もするが、『韓流』の言葉に懐かしさが伝わってくる。
韓国プラント建設回想記

ようこそ松崎家の世界へ

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