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誰にも言えなかったこと。2016-04-16

2016-04-16 23:17:24 | 日々の写真


わたしは結構ひとりで悩んで溜め込むタイプらしく。
昔から親には何度も言われてきたことだったのですが、
いまいちピンときてなくて、
大学の頃、悩みが大きすぎて抱えきれないことがあり、
それこそ清水の舞台から飛び降りる気持ちで、友人や恩師に打ち明けたところ、全員に
「ひとりで抱え込みすぎ。」
と言われ、そこではじめてハッとした、という記憶がずっと心に残ってます。
それから意識して「それは駄目なんだ」とちょっとは改善されたのかな?と思うのですが、
考え方のクセはなかなか直らず、今に至ります。

で、なぜそんなことをいま書いているのかというと。
あまり知り合いが見てないことを想定して書いているのですが、現在妊娠中でして。
なぜコソコソ書くかというと、まだ安定期では無いのと、つわりがまだもやもや残っているからです。
4週目で妊娠発覚、5週目でつわりが始まり、いきなりの寝込み生活に突入。
それから2ヶ月が経とうとしています。
こんなに自分の体のことを考えていた2ヶ月があったか。
思うように動けないことが情けないことがあったか。
ということを考えていると、なんとなくふと思い出した、
あまり人には言ってこなかったことを書いてみようと思います。

当時のわたしは中学1年生。
入学して2.3カ月のころだったでしょうか。
学内の健康診断1年生全員がツベルクリン検査を受けました。
覚えておられますでしょうか。
陰性がでるとハンコのようなあとの残る注射をされる、あれです。
確か検査自体も腕に注射をし、後日注射跡の発疹の大きさが規定よりも小さければ陰性、大きければ陽性、という判定でした。
みんなハンコ注射に怯えていた記憶があります。
当然判定前は友だち同士で見せ合いっこ、みたいな流れになっていました。
やっぱりなかには明らかに小さい発疹の子もいて、「やばい、わたし注射や!」という感じで、
かといって深刻さもなくギャーギャー騒いでいた記憶があります。
わたしの仲良い子はだいたい十円玉程度、異常無しで、多少の大小はあったものの、最もそのサイズの人が多かったように感じます。
で、わたしはというと…小さめの鶏卵くらいのサイズ。
でっぱりは無いですよ。例えが思いつかなかったんです。
明らかに大きさが違うことに友人の腕を見て気付き、ただ、見せてくれるひとは大体「見てみてー」と自分から見せてくれる子だったので、わたしは見せてくれと頼まれる事もなく、コソッと腕を隠していました。
子ども心に「これはなんかおかしい」となんとなく気づいてました。
で、結果は陽性。ただ、まぬけなことにわたしは陽性とがなにを意味しているのか理解していませんでした。
それはみんな同じだったらしく、陽性?でもハンコしないで済んだならいーじゃん、という感じでした。
しばらくしてHRで陽性だった生徒だけに、病院に検査に行くようにプリントが配布されました。
わたし以外にも数人いて、ちょっとほっとしていました。
帰宅後親にそのプリントを渡し、親も「ふーんそうなんだ、病院いかなきゃね」という反応。
その程度の反応だったので、こどもだったわたし、大した内容では無いのだと思い、特に気にせず過ごしていました。
そもそも、今だになんの検査かわかっていませんでした。それからすぐにプリントのことは忘れ、病院にも行かず、腫れもすっかり無くなっていたので思い出すこともなく、ただ普通に過ごしていました。

それから少しして、最初にあれ、と思ったことがありました。
いつもの量のおべんとうがある日突然食べれなくなったのです。
ただ、食欲が落ちたというわけでは無く、普通に食べているつもりなのですが、
食べても食べても減らない。なんとなくそんな感覚でした。
当然食べきるのにいつもより倍の時間がかかっていました。
昼休みにクラスに遊びにきた姉に「食べんの遅すぎ!」と軽く言われました。
わたしは痛いところを突かれた気分になり、なぜか少し落ち込みました。
その日の夜、母に「いまのお弁当箱じゃ量が多すぎて時間無いに食べきれない。小さいお弁当にして」と頼みました。
母は不思議そうな顔をしていましたが、次の日にはお弁当箱を変えてくれました。
次の日は量が少なくなったので、みんなと同じくらいのスピードでお昼を食べられるようになりました。
なんだ、やっぱりお弁当がでかいから食べれなかったんだ、わたしが食べるのが遅いからじゃ無いんだ、と納得しました。
今から考えればその後夕食も少食になっていたのですが、当時は自分で気づいていませんでした。
次におかしいと思ったのは風邪をひき熱を出したか何かで1日学校を休み、学校に通っていたのですが、風邪気味なのがずっと治らない日が続きました。
なんとなく頭が重い、軽く微熱っぽい、毎日そんな感じで、授業中は座ってノートを取るだけだったので、ただじっと我慢していました。
熱が出てフラフラ、いうわけではなかったので、自分ではただやる気が出なくなってるのかな?頑張らなきゃ、と思っていました。誰にも相談することはありませんでした。
さすがに下校時間になると疲れ果てている自分がいました。週に1回の家庭科クラブに入ったばかりで、とても楽しみにしていたのに、体のだるさがつらくてクラブに出ずに帰る日が続きました。
仲良い子は帰宅部がほとんどだったので一緒に帰るか、遊びに誘われても断っていました。
最近付き合い悪い、と言われたこともあったように思います。そんな自分をまた少し心の中で責めていましたが、どうにもなりませんでした。

…思ったより長くなったので、つづきます^_^;

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