yugumo

日々、写真など

1日1枚、撮りためた写真を載せていければ。

きつねとうさぎ。2012-03-08

2012-03-08 22:13:08 | 日々の写真
きのう予告したとおりに、今日はわたしの持っている絵本について書こうと思います。
きのうの棚の写真でもひときわ目立っていたと思いますが…。

きつねとうさぎ。
ロシアの昔話の絵本です。
大学の図書館で何かめぼしい絵本が無いかなあと探していて、
この一冊を見つけた時、なんというか「これだ!」という衝撃をうけたのを
覚えています。
ちょっと調べたところによると、
ロシアアニメの巨匠ユーリー・ノルシュテインの構成、
絵はご夫人のフランチェスカ・ヤールブソワという方が担当されているそうです。
(大学を出たのに知識にうといです…なにをしてきたんだって怒られそう)
youtubeなんかにも作品がアップされているのでぜひ。
この絵本もアニメーション作品があると今日知りました。
英語の字幕付きです。

youtube「きつねとうさぎ」


見てほしい。ほんとに。



話の内容としては、
木の皮の家に住んでいるうさぎと、
氷の家に住んでいるきつねがいて、
きつねは冬のあいだは綺麗な家を自慢して鼻高々にすごしていたものの、
春になって家が溶けてしまい(氷だからね…)、
無理矢理うさぎを木の家から追い出して横取りしちゃうというひどい話。
おおかみやくまがかわいそうなうさぎのために
きつねを追い出そうとするものの、きつねの気が強すぎて(?)
口だけで負けてしまう…といった感じ。

なんと言っても、絵がすてきですよね。
こわいはずのくまが花輪とかつけてておしゃれ。
色使いが素晴らしいです。


きつねもこんなんだし。女の子です。


好きな絵はこれ。


この困って無さそうな顔がいい。

ちなみにアニメはめっちゃかわいそうです。
さすが哀愁漂う国ロシア。

2年前には神奈川県の近代美術館でこのご夫妻の展覧会があったそうですね。
知らなかった。
もっとそういう情報にどん欲にならなければ…と思う今日このごろです。

ちなみにこの本は図書館で見つけてから忘れられず、
なんとなく近くのブック○フで児童書コーナーで売られているのを購入。
掘り出しものってあるんだなあと思いました。