エヌのブログ - 永田町激動記 & 東日本大震災記録

2011.8.30新首相誕生に伴い、≪エヌのブログ - 東日本大震災記録≫を、( ↑上記↑ )に改題

岡田氏 ・・・ 失敗は他人のせい。自分の判断は普遍的に正しい

2011-08-23 11:51:14 | 暴かれる真実
岡田幹事長にとっては、「自分は正しい」、「自分を批判するものは間違っている」、のである。

それは、岡田氏の頭の中でのみ成立する「真偽」であっても、普遍性がほとんどないことなのだが、そのことに気がつかないし、認めようとしない。

そのことから派生する一つは、著しいKY言動だ。

選挙応援で候補者選対に出かけ激励するのだが、しかし、その場における彼の振る舞いが、どれ程候補者や選対関係者のやる気を削いでいるか認めようとしない。わざわざ激励に来てあげたのに、批判するとはけしからんということだ。

このような事例は、至るところで起こっている。有名な話だ。

責任の取り方も異常だ。今年4月の統一地方選挙で民主党は惨敗した。しかし、岡田氏は幹事長として責任をまったく取らなかった。

「地方選挙は国政と直接関係ない」というのが建前の言い訳だが、本音は、「地方選挙の敗北の責任は自分にあるのではなく、執行部に協力しなかった議員らある」、「執行部に反旗を翻す小沢グループが敗北の原因だ」と考えているのである。

小沢氏に対する処分「党員資格停止」に関しても、岡田氏は除名処分を求める強硬派を抑えて、中立的普遍的な判断を下した、と自負している。

しかし、経緯をよく調べれば、どうも別の事実が浮かび上がる。

昨年、野党は小沢元代表の参考人招致、証人喚問を要求したが、これを実現できなかったのは小沢氏が拒んだからではなくて、岡田幹事長がその段取りを詰め切れなかったからだ。小沢氏は岡田氏に、「自分はいつでも応じるよ」と伝えていたと言う。

マスコミは、「小沢元代表が証人喚問を拒否」「説明責任から逃げる小沢元代表」「疑惑がますます深まる」などの報道を繰り返した。

そのような世論を背景に、岡田幹事長は、自分の失敗を棚に上げ、「小沢元代表処分有りき」で、党執行部を強引に引っ張ったのだ。

     □    □    □

<イザ> 日々雑感 km2295さん
岡田氏に民主主義の根幹に触れる人権の問題だという認識はないのか。 2011/08/2112:07

党の所属政治家を処分しておいて、それを覆すのなら説明が必要だ、とテレビで岡田氏がのたまったという。何とも「説明」の好きな人物だと呆れ果てる。党執行部が決めた処分が小沢氏の「罪状」に相応しくないから決定を停止するだけだ。「党員資格停止」の停止以外にどんな説明が必要だろうか。

そもそも政治家の「党員資格停止処分」とは何かを考えたことがあるのだろうか。岡田氏を幹事長に任命した菅氏は小沢氏に向かって「当分静かにしていろ」と非礼な発言をした人物だ。その配下にある党執行部が何をやったか、詮索するまでもない。彼らは大手マスコミによる小沢氏の「罪状」認定と「懲罰」容認を行ったに過ぎない。彼らは政治家ではなく、純情(権謀術数渦巻く政界の住人とは思えないほど)な正義面した大きな子供に過ぎない。

当の岡田氏は春の統一地方選挙で地方が民主党の惨敗に終わろうと一切痛痒を感ずることもなく党の幹事長に居座ったままだ。地方のことは国会議員は関わりないという態度に終始した。これほど自分に甘く、小沢氏に対しては「推定無罪原則」すら無視して恥じない卑劣漢だ。この延長国会で2009マニフェストを反故にした岡田氏こそ自分の幹事長としての責任を民主党員と国民に説明しなければならない





最新の画像もっと見る