エヌのブログ - 永田町激動記 & 東日本大震災記録

2011.8.30新首相誕生に伴い、≪エヌのブログ - 東日本大震災記録≫を、( ↑上記↑ )に改題

大手メディアは、個人(小沢)のカネには厳しいのに、なぜ血税の使途には甘いのか

2011-10-13 17:52:31 | 暴かれる真実
ついに検察審送り 官房機密費2.5億円 「詐欺」疑惑
日刊ゲンダイ 2011年10月14日(13日発行)


   なぜか静観している大マスコミの不思議

“市民感覚”なら、「官房機密費2.5億円食い逃げ」は確実にアウトだ。麻生内閣で官房長官を務めた河村建夫衆院議員が、機密費を流用した疑いで「背任」と「詐欺」容疑で告発され、結局、東京地検が先月30日、不起訴処分にした問題。告発した大阪の市民団体が今月下旬にも、東京検察審査会に申し立てを行う方針であることが分かった。

代理人の辻公雄弁護士がこう言う。

「検察審には口頭で(告発の概要などを)説明させてもらうよう要請する方針です。市民感覚で言えば、当然、(裁判で)明らかにせよ、となると思います」

河村元長官は自民党が総選挙で大敗した後の09年9月、わずか16日間で2.5億円もの官房機密費を使ったことが分かっている。政権交代は確実なのだから、明らかな目的外流用だ。それなのに、使途については「答える立場にない」とスットボケてきたのである。

不思議なのは、この不起訴処分について、大新聞テレビが大騒きしないことだ。機密費の原資は「国民の血税」だ。メディアが狂ったように叫んでいる小沢の「自分のカネ」とは違うのだ。個人のカネには厳しいのに、なぜ血税の使途には甘いのか。ワケが分からない。

「どうせ東京地検がマトモな捜査は何もしていないのは明らかです。検察審では、検察がどう捜査したのかも判断材料になる。明らかな手抜き捜査だから、フツーの感覚なら『捜査不十分。起訴相当』となるでしょう」(司法ジャーナリスト)

検察審の名誉挽回のチャンスではないか。





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