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陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

午後からの出会い

2017-10-13 15:51:08 | 日記

久しぶりに一日2度目です~

しばらく入院されていた入居者様の退院支援をしてまいりまして・・・車内で驚きの話を聞かせていただき心が喜んだ状態で施設に戻ってきたんです~驚きの話は機会があればなんですが・・・

到着後に「やっと戻れた」という独り言のような小さな声に安堵感というか僕も心の中で再度「おかえりなさい」と。

しばらくしてからなんですが・・・ご高齢の御夫婦が訪問されてきたんです。面会かな・・・と思ったんですが・・なんとなく見たことがあるような・・・・

話しかけよく聞くと実は・・・前に悠悠に入居されていた御夫婦のご家族様だったんです・・その時は僕自身現場で支援させていただいていたのでお名前を聞いてすぐわかりました。

お2人は「昔御世話になっていた〇〇です 今高齢者住宅に2人で入っていて病気とかしたらここにくると決めてるので、安心と懐かしさもあり再度見させていただきたいんです」と・・・。

僕自身もあの時のことが蘇り、色々と話をさせて頂きました。

実は確か・・・10日前くらいに悠悠通信の写真を選ぼうとデーターを見ていたときに、その入居されていた御夫婦の写真があり、みていて懐かしいな~なんて思ってたものですから・・・ちょっとびっくりでしたけど・・・

退去された入居者様のご家族が、こうしてまた施設に来て下さりお会いできるのって凄くうれしいことです。

来月は「悠悠レストラン~バイキング」があります。以前も来訪してくださった退去された奥様のご主人がきてくれるそうです。8月のお祭のときもお手伝いをしてくださったりと、とても感謝です。

退去されても立ち寄りやすい施設・・遊びにきやすい施設・・・そういうのって凄くいいんじゃないでしょうか。

そういう雰囲気をもっともっと作り出せるよう今後もがんばらさせて頂きます。

退去されたご家族のみなさま・・・この場をかりましていつでも職員一同おまちしております~

 


初秋

2017-10-13 08:37:31 | 日記

今朝・・・ある入居者様とお話をさせて頂きました。亡くなったお父さんが自分のベットの横に一緒に眠っていることがある、早く迎えに来てくださいと願ってたようです。

今朝・・・ある入居者様とお話しをせて頂きました。寝て起きたけど髪がぼさぼさで恥ずかしくて部屋から出られない・・お父さんの一周忌にいけるか不安と・・くしがどこにあるかわからなかったそうです。

今朝・・・僕自身・・ブラインドの隙間から差し込んだ朝陽の赤さに・・・寝起きだったせいか火事だと思い込み焦って転倒してしまいました(笑) よくよく見たら素敵な朝陽・・・・

これを読んでくださっている皆さんの今朝は、どんな想いで・・・どんな場面が映し出されたのでしょうね。

 

いきなりですが僕の昔から好きな曲の中で「初秋」という曲があります。

 

朝から重いこんな話もどうかなと思いながらも・・・・実は、僕はこの曲の歌詞に心打たれた1人です。実際・・・僕自身の人生の最後には・・・大切な人へ・・・最後で最高の贈り物として考えています。その時がいつくるかはまだわからないでしょうけど、この曲と出逢った瞬間からそう感じてたんです。

人生にはさまざまな「喜怒哀楽」が刻まれます。最後にどの感情が残るのかは人それぞれだと思います。施設に住まわれている方々の残りの人生を・・・どう考えるか・・・どう感じるか・・・最後に何が残るのか・・・残された人の心には何が残されるのか・・・・

いまは「エンディングノート」という言葉があります・・・昔の「遺書」なんでしょうね・・・

僕はお金持ちでも財産があるわけでもないし・・・胸をはって残せるものはありません・・・けれど・・・この施設で頂いた人生の先輩達からの言葉は、僕の財産の一つです・・・人生の先輩達から頂いた笑顔が僕の財産です・・・職員一人ひとりとの関わりや縁や共に苦しんだ出来事や喜んだ出来事や・・・色々な記憶が財産です。

 言葉と心が結ぶ見えない絆・・・・・想いと願いが結ぶ見えない糸・・・・

機会があれば皆さん是非探してみたらどうでしょうか・・・意外と近くにあるかもしれませんよ(笑)

 

「初秋」の歌詞の一部です。

「いつか・・・君を・・・見送る時がきたなら・・笑顔で・・別れを告げよう・・・君が・・・僕を・・見送る時は・・この歌を・・思い出して・・・どんなに2人で過ごした人生が幸せに満ちてたか」