陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

今朝・・・ある職員の一言・・・

2017-06-30 05:45:47 | 日記

最近4時過ぎに出勤して・・仕事をしております~

七時ごろ・・・1人の勉強会で講師をかってでた職員が・・・

「入居者様のいくつかの心の声を・・・面白おかしく伝えたいんです」と・・・

思わずニヤッとしてしまった

なぜなら・・・僕が・・・これから行う勉強会の題材の一つとして考えていた内容とほぼ同じことだったから

とても嬉しかった

本当いうと感動していた

いままで伝えてきたことが・・・今、どんな内容が必要なのか・・・心の中の真実とは何か・・・

それを・・・自分達で考え導き出した思考・・・

朝の・・・疲れが一瞬に吹き飛んだ出来事でした

職員のみなさん・・・・こんな僕についてきてくれて・・・ありがとう

 

 


新たな出会い

2017-06-29 11:33:27 | 日記

来月に新たな方が入居されてこられる

僕は新入居の時には、ほとんど事前に入居される方に逢いに行く

ただでさえ・・・不安なのに・・・さらに・・・誰も知らない人ばかりの所にきて・・・不安だらけだと思う

だから・・・事前に顔見知りになって・・・馬鹿話でもなんでも話をして・・・

迎えにいって・・・・「そう言えば・・・あんたの顔どっかでみたことあるね・・・」

それだけ感じてもらえただけでいいと・・・

だから・・・逢いにいくときは・・・

だから・・・初めて話をするときは・・・

いきなり施設の話はしません・・・・自己紹介から初めて・・・・表情を観察しながら世間話をして・・・話の中から本人の過去を探求し・・・・・・・引き出せる心の何かを感じ取り・・・その他さまざまな方法を取り入れながら本題へいき・・・場合によっては嘘もなく直球もたまにあり・・・

それで駄目なら入居までの間は、何度でも足を運びます・・・出来れば・・・本人に・・・嘘をつきたくないものだから・・

そうやって・・・真剣に相手のことを考えながら出る言葉・・・・必ず伝わると信じてやってきて・・・今があります・・・

これから、その方にお逢いしてきます・・・・出会えた縁に感謝です・・・・

 


寿命

2017-06-28 16:51:00 | 日記

僕の好きな偉人の言葉です

 

人の寿命というものは決まっていません

その人にふさわしい「春夏秋冬」みたいなものがあるような気がするんです

百歳で死ぬ人には百歳なりの四季が・・・・

三十歳で死ぬ人には三十歳なりの四季があると言うこと・・・

つまり・・三十歳を短すぎるというのなら夏の蝉と比べて・・・

ご神木は寿命が長すぎるというのと似たようなものじゃないかと思います

今日と言う日は二度ときません・・・残りの年月は確実に減っています

「わずかな時間で何ができるか・・・」

もし・・・先駆けをためらい・・・保守もいやだというのなら・・・

その人生は・・・一体・・何を誇りとして・・・幕を引くつもりでしょうか・・・

 

当施設の「終末期ケア」の内部勉強会資料の一部に書かさせていただいております。

現実から・・・眼を背けずに受け入れる大切さ・・

・・・・心を・込めた数だけ・・・

旅立たれた人たちと・・・残されたものたちだけにしかわからない感情のつながりが・・あると思います

 


生きぬいた・・・証

2017-06-26 17:07:52 | 日記

今朝・・・・4時過ぎに・・・入院されていた方が・・お亡くなりになった

数日前にお見舞いに行った際に状態をみてはいたが・・・急な別れでした「

最後の会話が・・・「〇〇です・・・わかりますか」と話しかけてたときに、瞑っていた眼が少し開き「はい・・・」と・・・

亡くなる数日前に戦争での事を話されたりしていたそうです・・・

さまざまな時代や病魔・人生と戦い・・そして疲れた兵士がまた1人・・・仲間のもとへ帰っていったような気がしました・・・

~追伸~

・・・あなたが話してくださった・・あの戦争の過酷な話・・・それを乗り越えて生き抜いた話・・・

僕は・・・絶対に・・・忘れません・・

そして・・いつか・・必ず・・次の世代へと・・・伝えていきます・・・

ありがとう・・・そして・・・いつでも・・施設に遊びに来てください・・仲間と・・ともに・・


たまに・・こんな日曜日があっても・・・

2017-06-25 11:48:13 | 日記

僕は、たまに入居者様の食事を食べる状況や雰囲気を見て「出前」「好きな物」を食べていただくことがある

本日は、1階の入居者様に昨日から「明日、出前とらないかい?」と伝えメニューを渡していた

「何だかいいね~今夜眠れなくなるね~楽しみで」という言葉に・・・少しばかり複雑な思いだった

 

ごくあたりまえのことが「特別」に感じてしまう施設での生活・・・・

不便さが多ければ多いほど・・・小さな幸せが・・・とても大きく感じる・・・

それは・・・「ちょっとした優しさ」であり・・・「ちょっとした言葉」でもあり・・・「ちょっとした環境」でもある・・・・

 

たまに・・・こんな日曜日があっても・・・・・・

 

午後から何をしようかな~?          特別なことじゃなく・・・・     一人ひとりが今、望むこと・・・・・・・・その願い・・・・探求してみよう・・・・・♪

 


昨日の出来事・・・・

2017-06-24 14:40:39 | 日記

会議で「一切唯心造」という言葉と、その意味を会議に参加した職員に砕いて話させて頂きました

意味は・・・・

~どんな美しい風景でも、観る人の心が濁っていれば美しく見えない・・・たとえ道端に生えた雑草でも観る人の心が素直で清らかなら、そこに美しい花を見つけることが出来る~

誰でも・・・良い所と悪い所はあるはずです・・・・

誰でも・・・心に素敵な刀や素晴らしい知識があるはずです・・・

良いものを持っているのに・・・それを使える環境じゃない・・・使い方がわからない・・・その使い方に気づいて教えてくれる存在がいない・・・・・

そしてどんなに美しく素晴らしいものや、自分にとって都合がよいものであったとしても・・・それを手にした人が優しい気持ちがもてない・・・ありがたいとおもわない・・・のであれば・・・どんなに環境が変わったとしても・・

根本的な感情が変わらない限り、同じ繰り返しが訪れてくると思います

相手を自分の思い通りに変えることはできないでしょうが、自分を変えることは今、この瞬間から出来るものだと・・・

今、目の前に支援させていただいている日々変化している人生の先輩達が・・・・必ず・・・教えてくれるはずです・・・

今、目の前にある全ての物ごとが・・・必ず・・教えてくれるはずです・・・・

最後に・・・・「こばやしまお」さんの生き方と・・「市川海老蔵」さんの生き方・・・・・介護に携わる方なら・・・・何か・・・を心で感じたと思います・・・・・・

ご冥福をお祈り申し上げます・・・・

 

 

 

 


いっさいゆいしんぞう

2017-06-23 17:11:10 | 日記

「一切唯心造」

 

今日は18時から施設全体会議です

会議で業務や新たな試み等を皆さんに伝え、最後の15分くらいだけ・・・

職員全員に伝えたい言葉や今の現状や自分自身を見つめなおしてもらいたく

講義までとはいいませんが、何かを感じてもらえるような内容で話をします

今日は「一切唯心造」という言葉・・・・僕は無宗教ですが・・・心に何かを感じた言葉は宗教であろうと・・・小さな子供の発した言葉であろうと・・・自分の学びとして一度受け入れてみます・・・

それから・・・自分で言動を起こし・・直接体験してみて・・・心がどう感じ始めるか・・

自分を変える要素のものは・・・僕の周りに沢山あります・・・・・・・ありがとう・・・日々・・・感謝です


さまざまなものからまなぶくせ・・・・

2017-06-21 15:06:35 | 日記

僕はいつのまにか・・・「さまざまなものからまなぶくせ」がついてしまっていた

眼に映るものや出来事・・・人・・・・偉人・・自然・・・生き物・・・などさまざまなもの・・・

良い事も・・・悪い事も・・・

この瞬間が何かを気づかしてくれているという直感というか・・・

「このためだったのか!!」という気づきというか・・・・・

とにかく・・・何事も新鮮に感じて・・・授業料を払わないでも自然に教えてくれるというありがたみ(笑)

・・・・数年前・・・ある映画のワンシーンの台詞に・・心が喜んだ・・・

「(省略)・・・・歳をとるほど失うものも多い・・・残ったわずかなものまで奪わないで欲しい」

夢を追いかけていた主人公の台詞の一部です。

介護の仕事に関わっていて・・・この言葉は本当に響いてきました・・・

今度は・・・いつ・・・何から・・・学べるのだろうか・・・・一瞬一瞬が・・・僕にとって・・・大切な贈り物・・・です

 


生きていると・・・・生きていく

2017-06-20 06:45:56 | 日記

僕のプライベートで身近な方に・・・2名の癌末期の方がいらっしゃいます

そのご家族の思い・・・どう表現していいのか・・・簡単に言葉や文字だけでは語ることができません・・・

戦おうとしてる方もいれば・・・・・不安な日々を過ごして気づいたら・・ただ時間が過ぎていく方も・・・・

本人にしかわからない思いと願い・・・・

ご家族にしかわからない不安と苦しみ・・・そして・・・希望・・

「死」が特別なものではなく・・・自然なものだと理解していますが・・・やはり・・心が痛みます

自分で何か出来るわけではないのも理解しています・・・

けれど・・・僕は・・・自然な僕でいることで普段と何も変わらない接し方しかできない人間で・・・「優しさ」を作ったり・・・

「共感」しているふりはできない・・・自分の心がそうしたいと叫ぶから・・・自然に言動に変わってしまう・・・

生きている・・・・と・・・・生きていく・・・

その深い意味の答えはこの先もわからないだろうけど・・・・・ただ・・・一瞬でもいい・・・笑顔と安らぎを・・引き出したい

生きているなら・・・生きていって欲しい・・・

 

 

 

 


運動会というイベントが残したもの・・・・

2017-06-19 07:54:53 | 日記

昨日の運動会は無事終了できたのは、関わってくださった全ての方々のお陰だと実感している今・・・・

また取材に来てくださった新聞社の皆様・・・・・本当に感謝しております

笑いあり・・・涙あり・・・と・・・本当に良い一日を過ごさせていただきました。

当施設はご夫婦で入居されている方がいる・・・・また奥様が入居されてご主人が自宅に・・・逆に・・・ご主人が入られ

奥様がご自宅に・・・。今回のイベントで残したもの・・・・それは・・・「夫婦・家族の絆」というものでした。

長い年月・・・ともに過ごした日々・・・喜怒哀楽を素直に表現できるパートナー・・・一番信頼できる存在・・・

さまざまな夫婦・家族の形はありますが・・・・その感情を僕も含め職員も何か感じてくれたと思います。

誰かに愛され・・・そして愛し・・・いくつになっても女性は女性であり・・・男性は男性である・・・

いくつになっても・・・親は親であり・・・子供は・・・子供である・・・

自分にとって大切な存在とは・・・・・この仕事をしてきて、こう思います・・・・

いくら僕らが100回その方に素晴らしい支援をしたとしても・・・・・パートナー・ご家族の一言・・・一瞬の笑顔に勝るものはないと・・・・

言葉と笑顔・・・・誰の心にも・・・・間違いなく何かが伝わるもの・・・・これからも・・・大切にしたい・・・・