続つれづれがるパリ

パリ滞在日記、不滞在日記。日々の思いをつづってみます。

あじ

2007-03-27 02:31:26 | ノンジャンル
鯵を焼いて食べる。魚焼き網はないし、電気調理器だから、ポワレ。フライパンで蒸し焼きに。パセリと一緒に蒸して、あとで焼き目をつける。檸檬を絞っていただきました。写真の黒い棒は大根なり。おろしにしたが、辛かった。ま、わさびと思えばまたそれもよし。まぐろの缶詰。「ツナ缶」と書くと、とたんに私は胃がもたれる。大学生のころ、時間とお金の節約のため、ほぼ毎日食べていて、もはや今たべられないものとなった。シー○キンと聴くともっと胃がもたれる。五個セットでみかんのネットみたいのに入っていたよね。ついなんとなく、写真のまぐろ缶詰しかも油漬けでなくナチュール、を買ってみた。春ネギと一緒に混ぜてお醤油でいただく。なんだぁ、もたれないじゃん。わたしの胃をあんなに重くしていたのは、油だったのね、と納得。でも、この先一年はたくさんだわ、まぐろ缶。


giboulée de mars

2007-03-21 01:34:47 | ノンジャンル

 ジブレ・ドゥ・マルスというらしい。3月に降るみぞれまじりのにわか雨。昨夜は冷たかった。21日は春分?の日でしょ。日本でも寒のもどりだそうだけど。しまおうかなと思っていた皮の手袋をまた引っ張り出した。しぐれとジブレ、なんとなく音色が似ているなぁ。


最後のテープ

2007-03-19 00:18:16 | ノンジャンル
 ネット接続のため日参している(本も読んでるけど)ポンピドゥで、今日は芝居を観ようと決めていた。入場するには結構な時間並ばなければならない図書館にいたから、カフェテリアで自販機のカフェとショコラのバーをかじって、ぎりぎりに切符売り場へ行く。演目はベケットのLa dernière bande /邦題は「クラップ最後のテープ」だったかな。
1975年ベケット本人の演出。1階の切符売り場でたずねたら「今日の?」「切符は予約してあるの?」「そんなのとっくの昔に売り切れですけど」だって。地階グランド・サルの受付では「は?まったくございません。プログラムさえありません」わたくしが甘かったです。認識不足です。流石です。難解な最後のテープ、日本で上演して満席になんかなると誰か思いますか。一人の俳優のモノローグ。Centre Georges Pompidouのグランド・サルは400席でございます。


Michel Polnareff en concert

2007-03-17 02:20:02 | ノンジャンル
 メトロ14番線ベルシー駅、地上に上がればもう目の前にオムニ・スポーツのでっかい建物が。この辺りはここ10年で随分様変わりした地域らしい。古い建物がたくさん壊されて新建築が目立つ。その日の昼、お芝居の小道具をさがしに寄った友人につきあって行った店で偶然、白フレームのサングラスを見つけて、購入。だってポルナレフモデルなんだもん。(既に気持ちが浮ついていた私)
 全体、フランスの地で彼の生のステージを、見る、聴けるなんていつどんな根拠で予想しただろうか。否。想像だにしなかった。生きていてよかった。。34年ぶりの母国でのコンサート、20曲余を歌ってくれて、感涙!そして、あの変わらぬ声に1万7千人が魅了されました。私は、下手側バルコンでしたが、下段では、向かい側バルコンに「わ。ジャン・ポール・ベルモントがいる」と双眼鏡をのぞくご婦人。しかし、演奏中はみなさん、けっこう静か。なぜ?と思いきや、だってポルナレフ自身60を過ぎているのに、彼の美しい青年当時からのファンだとしたら、その方々の御年も推して知るべし。ほんとうに、Il est extraordinaire!!!天才です。愛してます。東京の私の本棚に、父の遺品のハワイヤンのLPと、大学生の時アパートのお隣のお姉さんから譲ってもらった2枚組のポルナレフのLPが並んでいる。数年前引越しの折、最後まで考えあぐねて大好きなフレディ・マーキュリー様のやはりLPは、さよならしました。早死にしすぎです。