介護付有料老人ホーム 悠悠通信

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北方領土についての首相の発言

2009-05-31 12:33:05 | 政治・経済
麻生太郎首相は「ロシアによる北方領土の不法占拠が続いている」
とした先の自らの発言にロシア側が反発していることについて、
「日本の公式見解だから、わたしが改めて言ったからといって、
ごちゃごちゃするようなことはない」と述べ、日ロの平和条約締結
交渉などに影響することはないとの認識を示した。

確かに正論なのかもしれないが・・・・
何故この時期なのか?
まして「不法占拠」なる威圧的な言葉を発するのか理解に苦しむ
4島返還の主張は間違っていないかもしれないが
互いの国民感情を逆なでするような首相の発言は、今後の交渉に
おいて難しさを増大させるに過ぎないと思う。


首相は「北方4島への(旧)ソ連邦の不法占拠が続いており・・
(サンフランシスコ講和条約が発効し)日本が独立した昭和27年
からずっと同じことしか言っていない」と強調してはいるが・・・

7月のイタリアでの主要国首脳会議(サミット)の際に行われる予定の
日ロ首脳会談への影響に関しても、「わたしとメドべージェフ大統領と
の間で、話がこじれることはない」と語ったが・・・・

同大統領は29日、クレムリンで行われた日本の駐ロシア大使の信任状奉
呈式で、首相発言を念頭に「クリール(千島)諸島に対するロシアの主
権を疑問視するような日本のパートナーの企ては受け入れられない」と
述べ、日本側を強くけん制した。

一国の首相が発する言葉ひとつで問題がこじれることを国民は望んでい
ないし・・・早期解決するには慎重な発言をお願いしたい。

 


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